ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

エリザベート

2006年05月20日 | ミュージカル・演劇
木曜に観て来ました。とりあえず禅さんのフランツ目当てですが、どうせなら武田トート見てみたいかなーと思ってみてみました。
日生劇場のバルコニー席は初めてでしたが、見やすくていいですねー。
さて、注目の?武田トート。なんでも小さいらしいと聞いていましたが・・・最初はそうでもないかなーと思ってたんですが、どんどん小ささが目立つように(汗)
そのうちに、他の人たちが皆巨大に見えてきたりして(汗)トートダンサーはともかくとして、革命家三人組がものすごくすらーっとして背が高くてカッコイイ人たちに見えました。いや元々背が高くてカッコイイんですが、なんか改めてそう思いました(笑)舞台役者さんって大きい人が多いんですねえ。
ウィーンのカフェの場面で、帽子と短めの赤いコートを着て出てきたときは、あまりのかわいさに噴出しそうに・・・(笑)
ハンガリーのパレードの場面の衣装も、長いひだひだがロングスカートをはいた女の子にしか見えなくて・・・・(笑)
でもまあ、スレンダーな体を活かして?もうお一方には絶対無理な(汗)露出度の高い衣装を着てたりなんかして、トートらしい怪しい衣装は今までで一番似合っていたかもしれませんが。
歌はウッチーの初演よりははるかに上手かったです。まだあちこち苦しいですが、慣れればウッチーよりも上手くなるかも?
でも「最後のダンス」の最後のシャウトは笑っちゃいましたが・・・(笑)
あと、動きというか振り付けというか・・・がなんだかヘン(汗)落ち着きないというか脈絡ないというか・・・まだ振りどおりにやってるだけで、演技と結びついてなかったりとかかなーと思ったんですが。
前半は悪魔らしく(いや死神でしたね)意地悪な感じ?はよく出てましたが、エリザベートへの思いとか切なさは感じられないな・・・と思いましたが、後半、「私が踊るとき」のあたりから、そろそろ手に入るはずなのになかなか手に入らないエリザベートへの思いのせつなさが出てくるようになって良かったかな。
お目当ての禅さんですが、初めて登場したころのように不当にマイクの音を小さくされることもなく(汗)「歌うまいよなあ」とほれぼれと見てしまいました。
演技も、抑えた演技でいいですねー。ルドルフに怒るところと、ラストだけが禅さんらしく熱くなってましたが、ここだけフランツが本気で怒っていたということなんでしょうか。私は抑えた演技の方が好きですけどねー。
あ、大谷さんが出ていることをつい忘れてしまうのですが(汗)またスマートになられたでしょうか。なんかカッコよかったなあ・・・
しかし、実は新演出以来エリザベートはもういいかな・・・という感じでして(汗)トートの衣装とかにウケた以外は冷静に見てしまいました(汗)
コルフ島のシーンがちょっと良かったかな。あそこはパパはあまり演技しないで欲しいんですけどねえ。エリザベートの妄想というか、幻のような存在でいて欲しいので・・・
まあ、次も1回くらいは見ようかな。
さて、今年の夏はシュトゥットガルトでエリザベート見られそうなんですが、どんななんでしょうねえ。作品的にはRENTとか太平洋序曲とかのように気合が入る作品ではないんですが、演出の違いが楽しみです。

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