ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

GENERATIONS Vol.3

2007年10月30日 | ミュージカル・演劇
ロックミュージカルのナンバーを歌うコンサート、という不思議なコンセプトのこの舞台。鈴木ほのかさんが出るというので一回目に行ったのですが、正直ほのかさんが出てなければ行かなかったと思います。
しかし、行ってみると予想以上に楽しかったんですね。上手い人ばかりだし、演奏もちゃんとしてるしで。
ロックをちゃんと歌える人たちが歌ってくれてるのも嬉しくて。まあ、別にロックじゃないじゃん、という人もいましたが・・・(ほのかさんもその一人ではありますが・・・(汗))
石原慎一さんが構成やってるのもあって、RENTの日本語バージョンが聴けるのも嬉しい限りで・・・
7月のvol.2は旅行と重なって行けなかったのですが、TSUKASAさんが出たのですごく残念で。
と思ったら、今回も出てました! (チケット買った時点では出演決まってなかったです確か)Out Tonightが聴けて嬉しかったなあ~(涙)なんか頭を振る仕草(舞台だと粉を振りまくシーンですね)が、ああミミだなあって・・・。
最後の方、Seasons of Loveを歌う前のMCが石原慎一さんとTSUKASAさんだったんですが、曲が始まる前に位置に着く時、ハイタッチして分かれて行っていたのが、なんか・・・ああミミとコリンズだあ、と思ってしまって、感無量でした。
そういや石原慎一さん、来年の東宝版RENTのこと、「いい形での上演になってくれればいいんですが」と、さりげなく鋭いこと言ってましたよ(汗)
全体的にはロックじゃない人の割合がだんだん増えてるような気がしてちょっと残念なんですが・・・。高橋洋子さんにまた出て欲しいなあ。
I don't know how to Love himは、いつも特にロック歌唱でない人が歌うのが残念です。上手いんだけど、あれじゃあ四○で聴くのと変わらないじゃん、と。TSUKASAさんとかに歌って欲しかったなあ。花木佐千子さんでもいいかも。(でもほのかさんが歌うのも聴きたい・・・(笑))
実はシルビア・グラブさんが歌うI DON'T KNOW HOW TO LOVE HIMが聴いてみたいなあと常々思ってるんですよね。今度出てくれたらいいのに。
RENTは別として、いいなあと思ったのはTOMMYのナンバーでした。なんだ、行けば良かったなあ。というかマイケルのTOMMYが観たかった・・・
あと、TSUKASAさんが熱唱してたTHE ROSEも良かったなあ。
中山眞実さんのONE NIGHT ONLYも。曲は特に好きじゃないんですが、彼女のパフォーマンスが良かったです。
中山眞実さん、真織由季さん、平澤由美さんのコーラストリオはいいですね~、パワフルで。ONE NIGHT ONLYも良かったけど、「ジーザス・クライスト・スーパースター」のコーラスがカッコ良かったなあ。○季もああいう感じでやっていただきたいものですが・・・(汗)
あ、真織由季さんの衣装がいつもカッコいいなあと思うんですよね~。今回は緑のロングジャケットとミニスカートが素敵でした。
あと、藤岡正明さんの歌が上手くてびっくりでした。彼のマリウス見たことあるかなあ・・・? 少なくとも今年は見てないんですけど。石原慎一さんがさかんに「歌上手いよね」と言ってましたが、確かに納得でした。
今回は夫婦共演が二組ありまして、残念ながら安崎さんとほのかさんのデュエットはなかったですが、本間憲一さんと北村岳子さんはタップでデュエットしてました。
ロックでタップはどうなんだろう・・・と思ってたんですが、アンコールでのタップとバケツ?(STOMP風の)のセッションはカッコ良かったです。(欲を言えばもう少しバケツの方にアクロバティックなプレイが欲しかったですが・・・)そういや以前タナボタで林アキラさんと玉野和典さんがエレクトーンとタップでセッションやってたなあと思い出しました。あれもカッコ良かったんだよなあ。
バケツはドラムの人が叩いてるのかな、と思ったんですが、観たらドラムのところに人座ってるし、あれー? と思ったんですが、なんとギターの人がドラムに入って、ギターは藤岡正明さんが弾いていたらしいです。おお!
そういや、ブログで感想を書いてる方ちらほら見かけたんですが、バックの演奏の音が大きすぎると書いてる人が多かったです。中には耳を塞がないといけなかったくらいだとか・・・。
確かにちょっとハウってたシーンもありましたし、ヴォーカルのマイクが大きすぎる場面もありましたが、大きさのバランスはあんなもんだと思うけどなあ・・・
なんて、本気で耳栓しないと耳やられるようなライヴに行きつけてると、感覚鈍ってるのかもしれませんねえ。
そういやRENT日本版やってたころ、演奏が大きくて歌詞が聞き取れない、とミュージカルファンの間で文句が出てたなあ。もしかすると芸術劇場の音響がよくないのかもしれません。(でも私は当時も全然気にしてませんでしたが・・・)
次回は3月1日に、なんと新宿の厚生年金会館だそうです。あんな大きいところ埋まるのか・・・
ほのかさんが出るならとりあえず絶対行きますが(まだ未定)、またTSUKASAさんが出るといいなあ。高橋洋子さんにもまた出て欲しいです。
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双城奇謀

2007年10月30日 | 指輪物語&トールキン
なんじゃこのタイトル、と思うでしょうが(笑)これは中国語版(というか台湾ですけど)「二つの塔」のことなんですね。
妹が台湾に行ったお土産に買ってきてもらいました。この正月に台湾に行った時には「王者再臨」(王の帰還です、もちろん)だけ買ってきたので。
表紙は映画アルウェンです。アルウェン一行も出てこないのに、「二つの塔」・・・(汗)
まあ、「ホビット」の表紙がフロドだったりするくらいですからね、このシリーズ(汗)
巻頭の地図、なぜかヌメノールの地図まであります・・・関係ないじゃん(汗)なんか不思議な本だなあ・・・
とりあえず、中国語版の楽しみで、各章のタイトル行ってみます。

まずは第三章(「二つの塔 上」)
第一節 波羅莫的告別
波羅莫=ボロミアですね。告別ってそのまんまと言えばそのまんまですが、なんかいいですね。

第二節 洛汗國的騎士
洛汗=ローハンですね。これもそのまんまですね。

第三節 強獣人
ウルク=ハイって強獣人なんだ・・・なんか不思議な訳ですね。

第四節 樹鬚
鬚の下の部分は本当は「胡」です。木の鬚はまんまですね、やはり。

第五節 白騎士
これ、「白の乗り手」ですよね。まあrider=騎士なんでしょうが、ガンダルフが騎士ってのもなんか違うような・・・

第六節 金殿之王
黄金館=金殿なのか~。まあGolden Hallだからどっちの訳もありですよね。「金殿」の方が宮殿って感じはありますが。

第七節 聖灰谷
灰は本当は下に「皿」が入ります。ヘルム峡谷なんですが、なんで聖灰谷?

第八節 通往艾辛格之路
艾辛格=アイゼンガルド、ですね。「アイゼンガルドへの道」はそのまんま。

第九節 残骸和廃墟
残骸と廃墟・・・漂流物はどこに?

第十節 薩魯曼之声
薩魯曼=サルマンですね(汗)これもそのまんまです。

第十一節 真知晶球
パランティア=真知晶球ですか。ちょっとカッコイイですね。意味はなんか違う気もするけれど・・・

そして第四章(「二つの塔 下」)
第一節 馴服史來戈
史來戈=スメアゴルです。スメアゴルならし、そのまんまです。

第二節 沼澤之路
えーと、原題はどうなんでしたっけ(汗)邦訳では「沼渡り」、多分これもそのまんまですね。

第三節 黒門関閉
邦訳だと黒門不通ですが、原題はThe Black Gate closedだから中国語の方が原題に近いですね。まあ黒門不通カッコイイですけど。
ちなみに「黒門開く」は「黒門開啓」で、これは中国語がカッコイイですねー。

第四節 香料和燉兎子
「燉」は煮込むとか煮るとかいう意味だそうで、「兎シチュー」はいいとして、これだと「香料と兎シチュー」になってるような・・・。香草入ってないよー

第五節 西方之窓
窓は本当は旧字体ですが。原題どうでしたっけ(汗)邦訳だと「西に開く窓」ですが、まあそのまんまですね。

第六節 禁忌之池
それもそのまんまですが、禁忌の方が演技が悪いような・・・?

第七節 前往十字路口
これまた原題を覚えてないのですが(汗)十字路にこれから入るよ、という感じが出てますね???

第八節 西力斯昴哥的階梯
一瞬なんだ?と思いますが、西力斯昴哥=キリス・ウンゴルなんですね。これもそのまんまです。

第九節 屍羅的巣穴
シェロブの屍羅っていうのは、音も意味も合っていて、なかなかな訳だなーと思います。

第十節 山姆衛斯先生的快擇
山姆衛斯=サムワイズなんですが、なんかやまんばみたいなイメージなんだよなあ・・・(汗)マスターはここでは「先生」ですね。快擇が決断なのかなあ?

中国語訳は、漢字の使い方が面白くて、結構楽しめるんですよね。
もう少しこのネタで引っ張るかも(笑)
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