さだ・とし信州温泉紀行

続編;茨城パートⅡ

霞ヶ浦湖畔自然観察会

2013-08-29 08:56:35 | 閑話休題















2013.8.25、霞ヶ浦湖岸(廻戸~大室)にて、植物、魚、野鳥の観察会。主催;阿見町環境政策課、講師:野鳥班、植物班、魚班
□ 野鳥 カルガモ、カイツブリ、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、カワセミ、ミサゴ、ツバメ、ムクドリ、スズメ
□ 魚類 ワカサギ、シラウヲ、クルメサヨリ、クチボソ(モツゴ)、タナゴ、オオタナゴ、アメリカナマズ
□ 植物 ヨシ(葦・アシ)、オギ、マコボウ、ミント、シロネ

※ワカサギ
霞ヶ浦のワカサギは,特産品である煮干しや佃煮に加工されるほか,鮮魚として市場に出荷される。昔は年間2000トンの収穫があったが、平成11年~14年は、51~70トンまで激減した。平成23年は410トン(全国漁獲量1444トンの28.4%)まで回復している。
茨城県は「漁業調整規則」により茨城県内の全ての湖沼河川において5月1から7月20日まで,1月21日から2月末日までの年2回,ワカサギを獲ったり釣ったりすることが禁止されている期間(採捕禁止期間)を設定している。
※アメリカナマズ
 北アメリカ原産の外来ナマズ。英語名をチャンネルキャットフィッシュ。 ナマズの代用として霞ヶ浦湖畔で養殖していたのが、生け簀から漏出したのが起源、平成11年年に初めて稚魚がたくさん捕獲され、定着が確認された。アメリカナマズがワカサギを食べるのでワカサギが減少しているのではと調査したが、むしろ、ワカサギのライバル(同じ餌)のペヘロイ(アルゼンチン産の外来種、オバケワカサギとも言われる)の卵を食べている。
近年オオクチバスよりも異常に繁殖、背鰭のトゲは大変鋭く頑強で、魚網に絡まったり手足を怪我したりと、嫌われている。 2002年に茨城県の駆除対象魚に指定されたが、後手後手の対応のため、既に定着してしまった魚を駆除することは不可能に近い。
コメント
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