五輪ビジネスも大変な雲行きである。
メディアは、何百、何千の命と天秤にかける「平和の祭典」等はあり得ないと指摘。
しかし、美しい国や組織委員会、IOC(国際オリンピック委員会)は、強行開催に向けて激走中。
だが、いよいよ病床確保がヤバくなって来た東京都。
百合子知事は、1,300万都民の命と東京五輪の板挟みで苦悩しているとか。
東京五輪を強行したら、都民に多大な犠牲を強いることになるようだ。
しかし、ここで東京五輪中止を言い出したら、全損害を負担の問題も浮上するらしい。
五輪が1年延期後、簡素な大会への見直しを掲げた百合子ちゃんだが・・・。
カネの問題でIOCの意向に振り回されてきたそうな。
その1つが、世界で高い視聴率を期待する開会式の見直し。
各国の選手団1万人以上が入場行進することから数時間の待ち時間。
そこに「3密」が発生し、感染リスクが懸念される景色もあるようだ。
東京都や組織委員会は規模や時間短縮を検討。
しかし、IOCから待ったがかかったそうな。
テレビ局が枠を買っているとしてIOCが反対。
時間を短縮すると契約違反で違約金が発生するとか、それを日本が払ってくれとなる恐れがあるらしい。
また五輪の放映権は、米国3大ネットワークのNBCが取得。
五十音順の選手団入場の順番も、先頭に近いアメリカを・・・。
米国内での視聴率を考慮するIOCの意向で最後尾近くに登場する順番にしたとか。
いやはや、金儲けの五輪ビジネスには恐れ入るねぇ。
他人の命より金儲けが大事な東京五輪。
五輪の歴史に不名誉なことばかり遺すスポーツイベントに成り下がった・・・やれやれ。