振り返れば6月3日、進次郎大臣が・・・。
一般入札で売却した備蓄米の買い戻し。
それを検討していると語った。
31万トンの大半は農協が、3月に一般入札で落札。
しかし一部のスーパー等では販売しているが・・・。
消費者に届いているとは思えない景色だった。
ところが、進次郎大臣が登場するや景色が激変。
農協や米問屋の中間業者を飛ばして一気に・・・。
コンビニやスーパーなど大手小売店と随意契約。
安価に放出するウルトラCのお仕事ぶりをご披露。
大臣に就任して、僅か10日ほどで店頭に並ぶ展開。
そのため値段が違う2種類の備蓄米が並ぶことになった。
収穫時期が違うとはいえ、随意契約の米より・・・。
5kgで1,000円以上も高くなる一般入札米。
これは売りにくくなってしまった次第。
それだったら買い戻して小売店に出せば・・・。
店頭の不足感を解消する。
それ同時に、米価引き下げの起爆剤になる。
そうと進次郎は、考えたのかもしれない。
実際、店頭に並ぶブランド米の価格は下がっていない。
だが、売買契約と同時に現物の受渡しをする市場。
いわゆるスポット市場では、米価が下がり始めているとか。
市場で取引されない米は、1俵4万円台まで暴騰していた。
だが、備蓄米を放出してから3,000円も下がっているとか。
これは、米価が下がる兆候のようでもあるが・・・。
進次郎の知恵ではあるまい。
誰かの入れ知恵だろうなぁ・・・。