函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

ずるい電力会社

2011年11月05日 05時04分13秒 | 暮らし
福島原発の2号機では、原子炉格納容器内の気体に・・・。
放射性キセノンが含まれている可能性が判明したとか。
このことは、核分裂が起きている恐れが否定できない状況を示すらしい。

慌てた東京電力は、原子炉にホウ酸水の注水を始めたと発表。
このホウ酸は、核分裂を抑制する働きをするようだ。
それを注入しながら、原発敷地内の放射線量測定モニタリングポスト。
ここでの測定値には変動はみられない、とこれまた呑気なコメント。

キセノンが検出されたのは、今回が初めてか?という問いには・・・。
冷温停止になってから初めてデス・・・と言うことは・・・。
冷温停止になる前は、何回も核反応を繰り返していたと言うこと?

しかしその後の発表では、核分裂が連鎖的に起きる「臨界」によるものでない。
一定の割合で自然に起きる「自発核分裂」が原因・・・と言い直す始末。
一番心配なのは再爆発することなのだが、その危機感も伝わってこない。

あまつさえ学者たちは、低線量被曝・内部被曝は大丈夫。
そんな戯言でかまける原発事故風景であるが・・・。
キセノン問題は、本当に大丈夫なのか?にわかに信じ難い・・・。

一方、嘘が罷り通る原発の世界は、北海道も熱い・・・。
北海道電力の泊原発プルサーマル計画を巡る「やらせ」問題では・・・。
不都合な真実を隠し通して、安堵感と余裕を見せる企業と北海道。

かたや、八百長解明に向けて頑張る決意の第三者検証委員会。
そんな牙城に委員会が切り込んで、どれだけ立ち向かえると言うのか。
いささか疑問でもあり、心配でもある・・・。

キセノンに関しても、いつまでとぼけて隠し通すつもりなのだろうか?
と怒ってみたところで、原発の大好きな企業もしたたかである。
九州電力の玄海原発では、4号機もすでに発電再開ときた。

既成事実を淡々と積み上げる電力会社・・・ずるいなぁ~。

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