青木の法則

ガースー政権が、とうとう「危険水域」に突入のようだ。

時事通信が7月９～12日に実施した７月の世論調査。

菅内閣の支持率が前月比3.8ポイント減の29.3％に落ち込んだ。

「危険水域」とされる20％台に落ち込むのは政権発足後、初めて。

不支持率は5.6ポイント増の49.8％に上昇。

自民党内では、「青木の法則」が話題になって盛り上がっているらしい。

「青木の法則」とは、こんなもの。

参議院のドンと呼ばれた自民党の青木幹雄元官房長官が唱えたもので・・・。

内閣支持率と与党第１党の支持率の合計が50％を割ると、その内閣は倒れるというもの。

前述の調査結果を見れば、「青木割れ」は目前の景色。

そうだよねぇ、新型コロナウイルス対策、五輪強行、ワクチン停滞、飲食店への圧力問題等など。

ガースー内閣を支持できない理由は、数え上げればキリがないほどある。

五輪開催でコロナ感染拡大が悪化、更なる支持率下落は必至。

東京五輪を花道に退陣のシナリオも囁かれ始めた。

しかし、だらしない野党と自民党内に対抗馬がいない。

そんなことに救われて、ガースー政権がダラダラと続く。

結果、不人気親分のまま総選挙になだれ込む可能性が高いと専らの評である・・・。