政治屋のボーナス

まもなく公務員は、夏のボーナス時期が到来スル。
国会議員は不景気の折、２４０万円のボーナスを２割カットするという優等生ぶり。
北海道でも、知事は１割カットとか・・・。
２４０万円のところを２００万円チョイのボーナスをゲット。

北海道議会議員も１割カットと言うが結構な額をいただける・・・。
経済危機、雇用環境悪化の今、公務員や議員のボーナス削減は、当然見せかけのポーズ。
模範優等生のふりをする姿だけは、立派としておこう。

ところで最近、北海道議会議員による海外視察の結果報告書が話題になった。
議員が真剣に作成した報告書と思ったら、ところがギッチョン。
インターネット上に溢れる情報を無断使用していたというズルッペぶり。

それを報告書では、あたかも議員自身が視察してきたのように装う・・・。
どこまでも恥じない議員の狡猾さには、ただただ恐れ入る。
と言うことで、すべからくボーナスに見合った仕事をしているわけではない。

年間総収入が、２００万円にも満たない生活者も多い昨今。
そんな人たちを尻目に、高額報酬に群がる政治屋たち。
こんな政治屋たちの生活基盤を支える報酬システム・・・。
このままでいい筈はないのだが・・・。

政治屋諸君も、そろそろ次世代のことを真剣に考えて時じゃないかなぁ～。
そのうちに社会的生活弱者が、こぞって福祉制度を頼って猛ダッシュ。
近い将来、間違いなく訪れる風景のはず・・・。

そんな社会を想像しただけでも、ゾッとするのだが・・・。
次世代のことも考えず、楽して金儲けするスタイルの政治屋たち。
ボーナスカットを、自慢気に話す顔が、小憎たらしい。

おまけに、そんなことをビックニュースに取り上げるメディア・・・あ～ぁ。