函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

宗教ビジネスも淘汰の時代

2015年10月24日 06時49分12秒 | 暮らし
うちのお寺に住職がいない、そんなニュースにビックリ仰天。
全国で12,000か所のお寺に住職がいないか、兼務だという。

人口が減る、檀家が減る・・・。
過疎化・高齢化は、お寺も例外ではないようだ。
文化庁によれば、この10年間で434のお寺が消滅。

収入は、檀家の葬儀や法事のお布施等が主な財源。
そこに来て、主お寺の維持管理にも結構な支出があると聞く。

墓に至る道をコンクリートの階段にしたり・・・。
仏像が盗まれないように防犯カメラの設置等など。
加えて宗派に納める費用も結構な額とか。

地域に溶け込んで文化を支えてきた美しい国のお寺。
それが今、消滅の危機に直面している。
お寺への信仰も途切れ、寺に寄付する人も高齢者ばかり。

ということで今は、お寺の曲がり角。
いわゆるターニングポイントに差し掛かっているとか。

結果的に、お寺や地域の衰退は加速する。
そう遠くない未来、存在できなくなる寺がもっと出てくる。
と語る某住職の言葉は現実味がある。

葬儀ビジネスや宗教ビジネスが淘汰される厳しい時代。
生き残りをかけて、知恵を振り絞る現実に唖然。
お布施や戒名料で儲ける時代は、過去の話か?・・・。

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