函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

汚染処理水の放出

2020年10月25日 06時36分55秒 | 暮らし
東京電力福島第1原発のタンクに溜まり続けている汚染処理水。
美しい国は、放射性物質の濃度を下げた後に海に流して処分する方針を固めた。
廃炉・汚染水対策の関係閣僚会議を開いて決定。

風評被害への対策は、今後も継続して議論し詰めて行くそうな。
振り返れば晋三は、事故を完全に抑え込んでいると嘘をついて、東京五輪開催権をゲットしたはず。
図らずも、大法螺だったということが判明したなぁ。

ところで、原発の建屋内で連日生じている汚染水。
これには、高濃度の放射性物質が含まれている。
そのため、東電は多核種除去設備(ALPS、アルプス)に通す等して・・・。
トリチウム以外の濃度を下げた汚染処理水をタンクに溜めているそうだ。

しかし、現状は、空きタンクを設置できる敷地がなくなりつつある。
結果、国や東電は汚染処理水をどうやって処分するのか決断を迫られていた。
ところで放出には、新たな設備が必要らしく、原子力規制委員会の審査や整備に2年程度かかる見通し。

海洋放出は、こうした手続き等を経た後になる。
そしてこの問題では、海洋放出を求める声がある一方で・・・。
若い後継者に将来を約束するためにも反対という福島県漁業協同組合連合会もある。

同連合会は、海洋放出に難色を示していた。
ところで海洋放出に当たり、タンクにたまっている汚染処理。
これは、国の放出基準を超える放射性物質の濃度なら、基準を下回るまでアルプスに通す。

その上で、アルプスでは取り除けないトリチウムの濃度を大幅に下げるため海水で薄める。
風評被害は、海に流した後にならないと具体的に見通せないという不安も付きまとう。
厄介な汚染水を、どうする?どうする?の議論を続ける長閑な景色の物語である・・・。

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