函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
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最新版の道警不祥事

2011年01月20日 06時40分44秒 | 治安
いやぁ、驚いたね、ビックリしたねぇ~・・・。
えん罪にはめられる危険性を、間近で見た思いである。
と言うことで今日の話題は、道警の最新版不祥事・・・。

元北海道職員が、介護費用を不正受給していた疑い。
身体障害者を装い、札幌市から税金を詐取していた事件で・・・。
今月13日、元北海道職員の男性(75歳)ら2人が、詐欺容疑で逮捕された。

ところがその事件に絡んで、道警捜査2課の警部補が供述調書を偽造。
昨年10月下旬、実際には事情聴取をしていない参考人。
それをあたかも聴取したように装い、供述調書を作成した・・・。

調書は、福祉担当の札幌市職員から聞き取ったとする内容だが・・・。
介護給付費の申請手続き等などを供述した内容で、署名も偽造。
昨年12月に別の捜査員が、この市職員に確認して不正が発覚。

この警部補は、市職員数人から参考人聴取することになっていた。
ところが、書類の提出日が迫っていたため、勝手に創作したらしい。
道警は、「捜査に影響はなかった」と説明しているが・・・。
そんな緩い意識こそが、えん罪事件を創る背景にあるのでは?・・・。

今まで公表せずに捜査を進めて、1月19日に札幌地検へ書類送致。
同警部補を虚偽公文書作成容疑で逮捕することなく、任意捜査で処理。
この警部補は減給処分となり、同日、自ら辞職した・・・。

道警は、裏金問題でも道民に背を向けて幕引きを急いだ。
今回も書類送致の直前で公表、そそくさと幕を引く似たような風景。
あまりにもの手際よさは、「逃げる、隠す、嘘をつく」の片りんを見た思い。

そして市民は、こんな警察に守って貰わなければならない現実がある。
おまけに、いつえん罪に遭遇するか分からない、危険との隣り合わせ。
今回の不祥事は実に不愉快であり、警察の怖さを再認識した次第。

検察の真似をせず、道民を守る仕事に汗して欲しいのだが・・・。

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