自公で過半数割れとなった政治屋の採用試験。
衆議院選から一夜明けた10月28日。
小泉進次郎選挙対策委員長が辞任を表明。
党本部の臨時役員会後、口を真一文字に結んで語る。
今、石破茂党総裁に会い・・・。
結果の責任を受けて辞表を提出し、受理された。
選挙の結果は、選対委員長の責任だ。
全て私が責任を取る・・・と発言。
メディアは、どこか演技がかった表情と評価。
潔い態度に見えなくもない。
だが、どうも思惑がありそうだと言う。
劇団「自民党」の関係者は、こう話す。
敗因の分析や総括ができていないのに辞任。
これは、タイミングが早過ぎです。
全て私が責任を取るとは、聞こえは良い。
じゃあ、選挙を仕切っていた森山裕幹事長。
選挙の顔だった石破茂総理の責任はどうなるのか。
要するに、大惨敗を喫した石破執行部の役員。
そこに居座ってもメリットがないと踏み・・・。
サッサと辞めた、泥舟から逃げたわけです、と手厳しい。
衆議院選で裏金で非公認となった候補側に・・・。
党本部から2,000万円が支給された問題。
それを巡っても、進次郎はシゲルマルと距離を取っていた。
選挙特番でシゲルマル親分は、こう強調。
候補者が、自分の選挙に使うことは一切ない。❣️
あくまで政党支部の活動費であることを強調していた。
これに、進次郎はこう語る。
支部の活動だと理解を得られるのは難しかった。
そんな否定的な発言を展開。
更に、(支給は)選対委員長の決裁案件ではない、と明言。
事実上、責任を森山とシゲルマル親分になすりつけ。
どうも進次郎は、焦っているようだねぇ・・・。
9月の党総裁選では、父親の純一郎は、こう言っていた。
50歳になるまで総裁選に出さない。
そんな諫言を無視して出馬した進次郎。
結果は、決選投票にも残れずじまい。
これも劇団「自民党」の関係者の言。
次を狙うためには、傷を負うわけにはいかない。
だから、早々と役職を離れて備えたいのでしょう。
やれやれ、政治屋稼業も大変だなぁ。