福島第一原発事故で生じた福島県内の汚染土。
それを県内外の道路工事等で再利用する。
そんな馬鹿げた美しい国の計画をメディアは剔抉。
その理解が、全国で広がっていないと報じた。
メディアの知事アンケートで、その実態が浮き彫りになった。
7知事が反対、他の知事も「安全性がまだわからない」「回答を差し控える」等など。
慎重な態度を示し、賛成の回答は勿論なかった。
そうだよねぇ、国は放射能まみれの汚染土を削り剥がして除染と胸を張った!
税金をたらふく散財中で、そんな汚染土を道路や農地造成に再利用する感覚。
そんな馬鹿げた仕事は、百歩譲っても理解できないなぁ。
法律で汚染土は、2045年までに県外に搬出して最終処分する。
そう定めているらしいが、所詮は政治屋が創った法律だろ?
ところで中間貯蔵施設への搬入量は、来春に約1,400万㎥(東京ドーム11個分)に達する見込みとか。
そして美しい国は、膨大な量をすべて最終処分するのは現実的でないと否定的。
結果、全体の8割を再利用したい考えのようだ・・・。
放射能濃度が比較的低い汚染土を普通の土で覆うなどの手法を想定。
2024年度までに用途や管理方法等を纏めたい方針という。
福島第一原発のそばに位置する線量が高い「帰還困難区域」。
そんな地区でかき集めた汚染土は、政治屋の自宅の庭に運ぶのが一番じゃないの?
そこで採れた野菜は、晋ちゃんの好きな赤坂自民亭に納品!
折しも、朝日新聞の青木美希記者が書籍を上梓した。
タイトルは「いないことにされる私たち 福島第一原発事故10年目の「言ってはいけない真実」」。
そして純ちゃんの倅、進次郎環境大臣は、先般、こんなことをほざいたなぁ。
福島の復興は、日本全体の課題だ!
県外最終処分の説明会を開く方針らしいが、どこまで本気なのかねぇ?
進次郎の「復興の本気度」が全く伝わって来ない・・・。
政治屋諸君は、前記の書籍を熟読して放射能を再学習したらいい。
銀座三兄弟のように、はしご酒をやっている暇はないぞぉ!・・・。