美しい国は、とうとう新規感染者が10万人を超えた。
そして現在の主役は、オミクロン株。
しかしデルタ株による感染も、依然根強く残っているとか。
ところで、このデルタ株の新たな変異株が現れ、既に感染者が出始めているという。
去年の夏、第5波と呼ばれる感染のピーク。
これはデルタ株によるもので致死率、重症化率は、オミクロン株より遙かに高かった。
欧米では、デルタ株が猛威を振るったが、なぜか日本では、早々にピークアウト。
しかし、このデルタ株は、今も侮れないそうな。
東京大学の名誉教授は、語る・・・。
第5波の時に日本に入ってきたのはAY29という特殊なデルタ株。
NSP14という変異があって、壊れ易かったからスーッと引いた。
去年、研究室で民間PCR検査に寄せられた検体をゲノムを解析。
その結果、奇妙なものがあることが分かった。
これまでは、PCR検査で使われる2つの試薬。
その両方ともに陽性反応を示していたデルタ株だが・・・。
そのひとつをすり抜けるデルタ株が現れた。
これは、ゲノム解析をしなければ分からなかった事実だという。
このデルタ株が、両方の試薬をすり抜けるものに変異する可能性。
これからは、それにも注意をしなければならないそうな。
今は、軽症が多いといわれるオミクロン株。
民間検査で陽性となって自宅療養すると・・・。
変異したデルタ株である可能性もあり得り、重症化の危険性も高いと言う。
いやぁ~、ヒタヒタと擦り寄って来るコロナのばい菌。
怖い展開が続くなぁ・・・(続く)。