単純な事務仕事とみられ、各省庁内で地位の弱い部門。
農林水産省も例に漏れず、地方農政局や農政事務所等など。
統計担当職員を5カ年計画で半減させる人員削減。
そんなことを余儀なくされたそうな。
2011年には、農政事務所と統計・情報センターなど。
2系列に分かれていた計346カ所の地方拠点を廃止。
新たに「地域センター」として一緒くたにし・・・。
5分の1程度の65カ所に集約された。
結果、農林水産省の統計職員数は激減した。
2004年度の4,674人から今年度は668人にまで激減。
実に4,000人超が整理され、85.7%減という猛烈なリストラ。
ここまで極端に現場から人手がいなくなれば・・・。
統計にブレが生じるのも無理はないとの指摘には同感。
経済評論家は、こう指摘する・・・。
統計は国の政策の基幹です。
現状を把握できる正確なデータがなければ・・・。
まともな政策を打てません。
農林水産省に限らず、国の統計職員数は2,000人を割り込み。
軽く1万人を超える米国や約6,000人のフランス。
5,000人超のカナダ等に比べ、人口の数に対し圧倒的に少ない。
より精度の高い統計を取るなら、人員配置を見直すべきです。
いきなり作況指数を廃止とは、お粗末過ぎます。
進次郎は、親父の大罪を覆い隠す作戦かもしれないが・・・。
美しい国の農政にとっては、大変迷惑なことになる。
経済評論家の声・・・進次郎に届いているかなぁ?