函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

待遇悪化

2020年06月10日 04時59分16秒 | 健康・医療・福祉
新型コロナウイルスで医療や介護の現場は、働き手の待遇が悪化しているようだ。
感染対策のコストがかさみ、患者や利用者が減り、経営が揺らいでいるためだという。
一時金をカットせざるを得ない病院や施設も相次いでいるようだ。

慌てた美しい国は、医療・介護従事者へ最大20万円を配る予定だが、これで減収分を補うのは難しいそうな。
一部では、雇い止めや休みを指示する一時帰休等もみられ、雇用をどう守るかも課題として浮上。
一般の患者が、感染を恐れて受診を控える動きが目立つそうな。

ところで某企業が、全国約100の医療機関に感染拡大の前後で患者数の変化を聞き取り調査。
その結果、外来患者は2割強、入院患者は1~2割減。
首都圏では外来は4割、入院は2割減。

とくにオフィス街の診療所では、在宅勤務の定着で会社員らの患者が落ち込み。
そしてこの企業は、以下のように分析する。
医療機関の経営が苦しくなると、医師や看護師らに影響が及ぶ。

非常勤医師の雇い止めも出ており、夏のボーナス支給見送りを検討している施設も散見される。
実際、看護師らの給料や一時金が下がるケースが続出しているようだ。
日本医療労働組合連合会(医労連)が先月纏めた調査では、こうだ。

愛知県の病院では、医師を除く職員の夏の一時金を前年実績の2カ月分から半減させることを検討。
神奈川県の病院では、夏の一時金カットに加えて定期昇給の見送りや来年3月までの役職手当の2割カット等を検討中・・・。
コロナ患者を受け入れている医療機関の勤務者には、最大20万円が支給されることになった。

だが、賃下げ幅が上回る可能性がある厳しい現実。
病院の経営環境は、つぶれるんですか?というレベルだというから驚く。
命を張って業務にあたる医療現場なのに、これじゃやるせないなぁ・・・。

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