goo blog サービス終了のお知らせ 

函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

取調べの可視化問題を再燃させるべし

2012年10月23日 04時10分15秒 | 治安
これは、警察庁長官の謝罪だけじゃ済まされまい。
遠隔操作ウイルスによる犯罪予告事件では・・・。
つくづく、警察の怖さを思い知らされた。
警察OBの私でそうなのだから、一般市民はそれ以上の怖さのはず。

警察庁長官は18日、警視庁等に逮捕された4人に対して・・・。
誤認逮捕を認めて、謝罪する方針を明らかにした。
記者会見では、真犯人でない方を逮捕した可能性は高い。
頭を下げれば済む話じゃない、と言って憚らない・・・。
しかし、本音の部分と言おうか、本気度はどうなんだろう?

しかし本当に怖いのは、警察や検察の取調べの中味でないか?
あれほどまでに、取調べ可視化の必要性が叫ばれた・・・。
あぁ、それなのにそれなのに、取調べの全面可視化にほど遠い現実。

犯行を一貫して否認した被疑者に対しては、こんな言葉で迫る。
犯行を認めれば罪が軽くなる、と繰り返して言ったそうな・・・。
つい先般、検察の威信をなくしたばかりだが、反省の色は全くなし。

相変わらずの脅迫まがいの脅しの連続・・・。
誤認逮捕も酷いが、違法な取調べが今も隠然として存在。
横浜市のホームページに、小学校襲撃を書き込んだとされた大学生は・・・。
威力業務妨害容疑で逮捕され、保護観察処分になった。

これも検事が、調書を創作、デッチ上げた可能性が濃厚・・・。
いわゆる汗の結晶である?力作の作文の存在が明らかになった。
否認していた容疑者が、身柄付きで事件送致されたとたんに・・・。

涙ながらの自供・・・不自然過ぎる心の変遷。
全く身に覚えがないのに自供とは、悔しさを通り越して怒り・・・。
その悔しさもさることながら、インチキ供述調書が出来上がる怖さ。

そんな調書を裁判官が信用・・・その現実には震えを覚える。
ともあれ遠隔操作ウイルスは、昨日、今日にできた訳ではないらしい。
と言うことで、警察・検察の捜査怠慢は情けないの一語に尽きる。

おまけに今後は、国家賠償訴訟を提起されても、その賠償金は税金。
納税する国民が、権力機関の尻ぬぐいをさせられる不愉快さ。
こんな馬鹿げたことが罷り通る世の中は、皮肉過ぎやしまいか?

本気で、警察と検察のスクラップ&ビルド・・・。
そんな荒治療を、強行する時なのかも知れない。
強引に虚偽の自白供述調書が創られる現実は、あまりにも乱暴。

冤罪事件が、なくならないのも頷けるというものだ。
やはり、取調べの全面可視化しかないだろう・・・。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 道警さん、電気代をケチらな... | トップ | プリンターの故障に思う »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

治安」カテゴリの最新記事