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函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

これでいいのか、フクシマ

2011年08月14日 04時53分58秒 | オヤジのつぶやき
福島の子どもたちを招いて、楽しいであろうはずの北海道各地でのキャンプ。
メディアは、連日美談として取り上げて報道し続けるが・・・。
しかし、本当に子どもたちは、喜んだのだろうか?

お別れの時、見送る側も見送られる側も みんな泣いたらしい。
今の福島に帰りたくない、帰したくないからであるそうな。
帰る間際に、ペットボトルを何本も集める子どもが大勢・・・。
自分が飲んだ安全な水を、親にも飲ませてあげたいからだとか。

今度は私が福島に会いに行くね、と言ったら・・・。
「今、福島には来ない方がいい」と答えた子どももいたらしい。
福島の厳しい現実を、大人以上に見抜いている子どもたち。
こんな話題を知って、すっかり気持ちが凹んでしまった・・・。

そんな福島では、放射性物質が付着したがれきや汚泥の焼却灰の問題で・・・。
環境省は10日、すべての焼却灰は、埋め立て可能にする方針のようだ。
同省の有識者会議である「災害廃棄物安全評価検討会」に提示。
早ければ、今月中に処理方針を固める方向だと言う・・・たまげた・・・。

放射能汚染地域に、子どもや女性という弱者を定住させる復興策。
そして今も、福島原発2・3号機の温度は、100度超・・・。
放射能汚染水ならぬ、お湯が、グツグツと沸騰中である。

そこに来ていよいよ、放射能の子どもたちの被害が、明らかになってきた。
国の依頼を受けて大学教授が、福島県いわき市や飯舘村などを調査。
1,149人の子どもを対象に、甲状腺への被ばく量を調べた。

その結果、約半数の子どもから、放射性ヨウ素による放射線を検出。
そして専門家は、微量なので健康に影響が出るとは考えにくい・・・とする。
甲状腺は、100ミリシーベルト以上で健康に影響が出るとか。

しかし今回は、最も多い子どもで35ミリシーベルト・・・。
ただ、念のために継続的な健康管理が必要だ、と言う。
直ちに影響が出る値ではないとするが、ちょっと待って下さいナ・・・。

累積被曝量を度外視して、どうしてそんな乱暴なロジックになるの?
全てにおいて危機感もへったくれもない国、日本。
こんなことで良いはずはないのだが、何もできない日本の政治屋たち。

やるせない現実にタメ息、そして絶句・・・あ~ぁ。

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