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弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官→原告になった竹内浩史のどどいつ集

何が難問 かと問われれば 痴漢冤罪 保険金

2006年12月17日 09時40分13秒 | 未分類
「最近の裁判で難しいのはどんな事件か」と問われれば、私は迷わず「刑事なら痴漢冤罪、民事なら保険金不払」と答える。
このジャンルの事件が一筋縄ではいかない理由は、複雑で厄介な要因が不幸にして色々と重なるからではないかと考えている。
また機会を改めて論じてみたい。

判決直後の 毀誉褒貶に 一喜一憂? 無理難題!

2006年12月15日 22時19分48秒 | 未分類
最近の裁判官の四字熟語どどいつ。
このところ、「日の丸・君が代」「住基ネット」「ウィニー」など、判決に対する直後の評価が、主要新聞の社説も含めて真っ二つに割れるような難しい事案が続いている。担当裁判官の苦悩は尽きないことだろう。
日本の裁判官に対する要求水準には本当に厳しいものがあると痛感させられる。
しかし、所詮、何人をも納得させる事は無理なのだから、考え抜いた判決を言い渡した後まで、あまり気にし過ぎない方が良いのだろう。

当代きっての プログラマーの 幇助手段の 無責任

2006年12月14日 23時34分10秒 | 未分類
13日の京都地裁判決から。
「東大」「助手」も掛けました。
(東京新聞から抜粋)
 ファイル交換ソフト「ウィニー」を開発し、ゲームや映画ソフトの違法コピーを容易にしたとして、著作権法違反ほう助の罪に問われた元東大助手金子勇被告(36)に京都地裁は13日、罰金150万円(求刑懲役1年)の判決を言い渡した。
 氷室真裁判長は「不特定多数により著作権侵害に広く利用されている状況を認識しながらホームページで最新版を公開し、悪用者2人の犯行をほう助した」と認定。「弊害を十分知りながら、自己の欲するままウィニーを公開、提供しており、独善的で無責任との非難は免れない」と述べた。
(毎日新聞から抜粋)
「善意で称賛すべき技術者」か「悪意の犯罪ほう助者」か。評価が分かれたファイル交換ソフト「ウィニー」を開発した「天才プログラマー」に、京都地裁が13日、有罪の判決を言い渡した。著作権法違反のほう助罪を認定された元東大助手、金子勇被告(36)は今回の判決に反発して控訴すると表明し、審理は継続する。社会や法制度が想定してこなかったIT(情報技術)の革新と普及の速度に、どう向き合うのか。事件の波紋が改めて広がり課題が突きつけられた。


三年一度の 転勤までは 考慮時間を 決められる

2006年12月13日 23時57分50秒 | 未分類
このところ色々と忙しくて大変だ。
ただ、裁判官の仕事の強味は、難しい事件の考慮時間を自分で設定できる事である。
場合によっては、双方が結審を求めても裁判官は審理を続行できるし、逆も可能である。
結審の時期を決める権限がいかに絶大かは、私も裁判官を経験するまで気付かなかった。
よく、裁判官は転勤間際になると結審を急ぐと言われるが、それは以上の裏返しであって、やはり自分で結論を出したくなるのが当然だと思う。

決して不覚を 取らないように 判事席でも イナバウアー

2006年12月12日 22時21分34秒 | 未分類
最近、予想どおり「イナバウアー」が今年の流行語大賞になった。
それで思い出したのだが、裁判官がどうしても眠気に襲われた時には、どういう姿勢をとるのがベストかという話題で盛り上がった事がある。うつ向くのではなく、仰向けの方が良いと言われた。
本当かどうか、幸いに、まだ私は試した事は無い。

「真の法曹 育て」と損を 厭う事なく 護憲塾

2006年12月11日 22時30分08秒 | 未分類
昨日は、朝日新聞の記事で知って、映画「戦争をしない国 日本」を見に出掛けた。
伊藤真の伊藤塾「法学館・憲法研究所」が中心メンバーになって制作した映画。市民向けの上映会を土日と開いたのだそうだ。
教育基本法に続いて憲法の改正が俎上に上るご時世だから、損得づくではこのような活動はできないだろうと思う。
参加者は百名を超えていたが、大半は年輩の一般市民だった。
「明日の法律家へ」を標榜しておられる「現代の吉田松陰」塾長の思いは、司法試験受験生にはどこまで通じるのだろうか。

「窓をあければ 花火が見える」 売ってしまえば 済みだ川?

2006年12月10日 11時11分41秒 | 未分類
8日の東京地裁判決から。
(朝日新聞9日朝刊から)
マンション、売り主が目の前に建物
「花火見えない」に賠償
 東京・下町の夏を彩る隅田川花火大会が見えるマンションを買った夫妻が、売り主の会社が近くに別のマンションを建てたため花火を観賞できなくなったとして約350万円の賠償を求めた訴訟の判決が8日、東京地裁であった。水野邦夫裁判官は、慰謝料など計66万円の支払いを販売会社に命じた。
 判決によると、マンションは13階建て。販売会社はパンフレットやポスターに花火大会の写真を載せていた。夫妻は花火が見える北東側を希望し、3000万円で6階の部屋を購入。03年に引き渡された。しかし、同じ業者が近くにマンションを建設。工事中の04年夏はクレーン越しに花火大会を見物できたが、以後は視界を遮られた。
 判決は「販売会社は信義則上、眺めを妨げないよう配慮する義務を負っていた」と認めた。ただ、「都心では高層ビル建築が相次いでいる」として、「売り主自らが眺めを妨げた特殊な例は別として、いかなる場合も眺めが法的に保護されるとまではいえない」と述べた。


飲み隊・食い隊・流用し隊? 会計隊長 見苦しい

2006年12月10日 11時10分41秒 | 未分類
6日の東京地裁判決から。
(読売新聞7日朝刊から抜粋)
「陸自予算 流用横行」東京地裁認定
 元隊長の不正の背景…懲戒処分は適法
 陸上自衛隊古河駐屯地(茨城県)の予算を流用したとして懲戒免職処分になった同駐屯地の元会計隊長(54)が、処分が重すぎるとして、処分の取り消しを求めた訴訟の判決が6日、東京地裁であった。中西茂裁判官は、処分自体は適法として訴えを棄却したが、「陸上自衛隊の部隊では予算の流用がかなり行われていたと推測される」と指摘し、陸上自衛隊内の不正を厳しく非難した。
 判決によると、元会計隊長は1999年、事務用品などを購入する「庁費」が不足していたため、「営舎管理費」からの流用を検討。取引業者と架空契約を結んで約55万円を出金した後、業者から約47万円をキックバックさせて資金を捻出(ねんしゅつ)し、この金を事務用品の購入代金や記念行事での飲食代などに充てていた。
 判決は、「陸上自衛隊では、それまでも同様の予算流用が行われていたことから、元会計隊長は流用を決意した」と認定。こうした不正行為について「見苦しいと言うほかなく、強く非難されるべきだ」と述べた。

支配介入 その意を体し 助ける役目の 「助役」なの?

2006年12月10日 00時22分30秒 | 未分類
8日の最高裁判決から。
(朝日新聞8日夕刊から抜粋)
「不当労働行為、中間管理職でも成立 最高裁が初判断」
 JR東海の労働組合に対する介入の有無が争われた訴訟の判決で、最高裁第二小法廷(津野修裁判長)は8日、「経営側に近い職制上の地位にある者が使用者の意を体して労組への支配介入を行えば、使用者との具体的な意思の連絡がなくても不当労働行為にあたる」との初判断を示した。組合員資格があるなど経営側そのものとは言えない中間管理職であっても、経営側の意向を察して組合に介入すれば不当労働行為になると認めたもので、企業の労使関係に大きな影響を与えそうだ。
 訴訟は、JR東海の新幹線東京運転所の科長(助役)が、労使協調路線の組合から分裂した新組合に属する乗務員らに脱退勧告したことが会社の不当労働行為にあたるかどうかが争われた。第二小法廷は、科長の立場は「所長を補佐し、経営側に近接する地位」と認定。JR東海を逆転勝訴させた二審・東京高裁判決を破棄し、科長の発言が明らかに相手との個人的な関係から出たなど特別の事情がないかどうか審理させるため、同高裁に差し戻した。

「よこはま(伏せ字)と 胃腸の病院」 (伏せ字)はネットで 見てね!っと

2006年12月10日 00時08分17秒 | 未分類
7日の最高裁判決から。
(毎日新聞7日夕刊から抜粋)
ネット使用はOKなのに
病院名に「乳腺」ダメ 最高裁判決
 乳がんの専門医がいるのに医療法の広告規制で病院名に「乳腺」という文字を使うことを認められなかった横浜市の医療法人が、市の不認可処分取り消しを求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(横尾和子裁判長)は7日、原告側の上告を棄却した。原告側は「規制は表現の自由や営業の自由を保障した憲法に反する」と主張したが、判決は「誇大広告で国民が適切な医療を受ける機会を失うおそれがある」としてマッサージ師らの広告規制を合憲とした判例(61年)を引用して退けた。
 原告は01年と02年に病院名を「よこはま乳腺と胃腸の病院」に変更する認可を申請。市は体の部位を示す「乳腺」が診療科名に当たると判断し、医療法施行令で広告が認められた27種類の診療科名に該当しないことから不認可としていた。
 病院は現在、乳腺の2文字分を空白にした「よこはま  と胃腸の病院」の名前で認可を受け、空白を残したままの看板を掲げている。ただし、厚生労働省は「インターネットは利用者が自分の意思でアクセスするため、不特定多数の人への広告ではない」との見解を示しており、病院はホームページでは病院名に乳腺の文字を入れている。

もしも参戦 しようとしたら 今度は反対 いおう島

2006年12月09日 19時48分30秒 | 未分類
今日はロードショー初日の映画「硫黄島からの手紙」を見て来た。
昨晩の「報道ステーション」で、主演の渡辺謙の奮闘ぶりを見て、その意気に感じ、さっそく初日に行くことに決めた。上野の映画館では入館するのに長蛇の列が出来ていた。
主人公の栗林忠道中将は、アメリカに留学した経験もある進歩的な合理主義者で、アメリカとの戦争には反対だったという。しかし、最前線の島の指揮官に。
二部作を続けて鑑賞し、クリント・イーストウッド監督の「戦争に勝者はいない。犠牲者がいるだけだ。」との名言を心に留めた。

人生40 歳からだよと 教えてもらった ジョン・レノン

2006年12月08日 21時35分26秒 | 未分類
12月8日は、太平洋戦争の開戦の日だが、ジョン・レノンの命日でもある。彼には「人生は40歳から始まる」という名言がある。しかし、その40歳で非業の死を遂げた。私は幸せにも、裁判官としての人生が40歳から始まった。
ちょうど私の任官の直前にイラク戦争が始まったが、平和を愛したジョン・レノンが今の国際情勢を知ったら何と言うだろうか。
今夜は久しぶりに戦争映画を見たくなり、ロードショー最終日の「父親たちの星条旗」を見て来た。明日からロードショーの「硫黄島からの手紙」も見に行くつもりだ。