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弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官→原告になった竹内浩史のどどいつ集

ケチが付いたら 転職できぬ そんな規則は 違憲では?

2006年08月25日 00時46分41秒 | 未分類
最近、弁護士任官に新たな障害が発生している。
弁護士任官の候補者が懲戒請求を受け、任官できなくなってしまうというパターン。
現在の日弁連の規則では、弁護士が懲戒請求を受けると最終結論が出るまで弁護士会を退会できなくなってしまう。従って、必然的に裁判官になれなくなる。たとえ、それがどんな不当な懲戒請求であろうと。
元々は姑息な懲戒逃れを阻止するために改正した規則だが、想定外の副作用を生じている。「職業選択の自由」に違反しないか、再検討を願っている。

無くてヨカッタ? 私の時は 「そこまで求めて 委員会?」

2006年08月24日 20時56分18秒 | 未分類
この間の私の批判は、最近の諮問委員会のみに向けられているわけではありません。しかし、明らかな誤判と思われる事案を目の当たりにした時、判定者に対する信頼が一挙に崩壊するのは、プロ野球の審判に限った事ではありません。
ちなみに私の任官時は諮問委員会のスタート直前でした。現時点の率直な感想としてはヨカッタと思っています。幸い「中途採用」の私の再任期は6年以上も先なので、当分は高見の見物もできますが、今回は私の同期(39期)も対象です。とても無関心ではいられません。

完全無欠の 判事が欲しい? 並の弁護士 無視されて

2006年08月24日 09時28分27秒 | 未分類
「非のうちどころがない人」なんていません。弁護士任官候補者にそんな事を要求するのは、正に非人間的です。
かつての「完全無欠のロックンローラー」という歌を思い出しましたが、それ自体が非だと思う人もいるでしょう。
普通の弁護士が裁判官になってはいけないのでしょうか。

「君は判事に 向いてた」なんて フツーになにげに ホメことば?

2006年08月23日 22時19分35秒 | 未分類
NHK総合テレビ「みんなのうた」の今月の歌「これってホメことば?」が面白い。アナウンサーが若者言葉の意味が分からなかったので聞いたら、「なにげに」は「けっこう」、「フツーに」は「わりと」の意味だったという歌。
弁護士任官者には、任官時に同僚弁護士から「君は元々裁判官に向いていた」と言われてショックを受けたという人が多い。私でさえ、その例外ではない。
しかし、真面目に職務を果たしてきたと自負する弁護士にとって「公正中立」な弁護活動だったと評されるのは決してホメことばではない。

名前名乗らぬ 「市民」なんかに 私は裁かれ たくはない

2006年08月22日 21時25分44秒 | 未分類
私が弁護士だった数年前には考えられなかった事だが、弁護士会の懲戒関係の委員会や裁判官の推薦・諮問委員会の委員名を公表しない例が増えてきていると聞く。
私は、そんな顔の見えない委員に弁護士や裁判官の適格性を云々されたくない。
人の一生を左右しかねない判断をきちんとする「顔の見える」裁判官が求められている。
市民にも、弁護士や裁判官の人生を左右しかねない重大な判断をしているのだという自覚を持っていただきたいと思う。厳格であればいいというものではない。

横綱選んで いるわけじゃない 十両判事の 諮問です

2006年08月22日 00時03分47秒 | 未分類
寛容を旨として生きてきた私も、さすがに今回ばかりは堪忍袋の緒がキレました。
この際、「市民派」判事の端くれとして、はっきりと批判させて戴くことにします。
各弁護士会の弁護士任官者の推薦委員会や、諮問委員会の、とりわけ市民委員の皆様へ。
皆様の「裁判官適格」の水準は、明らかに高過ぎると思います。別に「神様」を選んで下さいとお願いしているのではないのです。
最高裁判所ならまだしも、高々任期10年の「下級裁判所」の裁判官なのですよ。
皆様の基準からすると、いずれ弁護士任官は絶滅するでしょう。
私の好きな大相撲でも、最近、横綱昇進の基準と区別が付いていないのではないかと疑われるような大関昇進見送りの事例が続いたのを思い出しました。
判事は一人前の力士という意味で高々十両以上、判事補は幕下以下で構わないのです。
皆様は、横綱審議委員会ではありません。


一人一艘 合祀はせずに 「精霊流し」の 「造船」す

2006年08月21日 23時33分25秒 | 未分類
今日の毎日朝刊連載コラム「さだまさしの日本が聞こえる」から。
今年亡くなった親友の奥さん1人のために、みんなで立派な「精霊船」を造った話。
さすが「長崎造船所」。感動した!
(著作権等に配慮し、以下、冒頭の1段落のみ引用)
 靖国問題について、本来「尊い命を思う祈りの場」であるべき場所が、狭い意味での「ナショナリズムの象徴」として利用されたり批判されたりする事はあまりにも悲しい、とだけ申し述べておく。首相が参拝した8月15日夜、僕は故郷の長崎で精霊船を担いだ。




これがホントの 三代噺 「林家三平 ものがたり」

2006年08月21日 01時11分16秒 | 未分類
昨日のテレビ東京「林家三平ものがたり」。期待を裏切らない素晴らしい出来だった。
7代目正蔵、三平、こぶ平改め9代目正蔵の3代の涙と笑いの物語。
ちなみに、8代目正蔵は彦六が借りていたので、三平は正蔵を襲名できなかった。
それにしても、私が最もショックを受けたのは、冒頭で人気落語家が相次いで落命するシーンだった。「歌笑純情詩集」の三遊亭歌笑は、米占領軍のジープにはねられて死んだ。てっきり脚色に違いないと思って「コンサイス日本人名事典」を引いたら、史実だった。「敗戦後の焼け跡に爆発的人気を呼び、〈笑いの水爆〉といわれた」そうだ。へぇ。
また、落語家のドラマを作ってほしい。


30分待って 1分試合 そのあと2曲は 歌わんと

2006年08月21日 01時10分28秒 | 未分類
亀田大毅祝勝どどいつ。
かつての病院では、長いこと待たされた挙げ句、あっという間に診察が終わってしまうという批判があった。
昨日のTBS深夜のニュース枠での録画中継もそんな感じだった。
しかし、その後、歌って観客を喜ばすというのはなかなか良いアイディアだ。
予告どおり2曲を熱唱。うまい。私もファンになった。
しかし、今日発売の「週刊ポスト」によると、今度は「噛ませ犬」疑惑が。
世間は意地悪だけど、まあ頑張ってね。ボクも応援してるから。

ホームタウンで 提訴が出ても 不公平なら 移送する

2006年08月20日 14時04分29秒 | 未分類
同連載の第4回の結びは「興行として成り立たないであろうが、周囲に影響されず、より公平な採点を求めるならば、中立地で無観客試合でやるのが最良である。」という。
もちろん、そんな訳にはいかないから、世の中は難しい。
そこへいくと、民事訴訟の管轄はうまく運用されていると思う。
民事訴訟法の原則は被告住所地(4条)だが、多くの場合、持参債務の履行地(5条1号)などとして原告住所地で提訴される。しかし、提訴地が不公平ならば、被告の申立てで移送されることが多い(17条)。

ボクは毎回 心証開示 さて「グンジさんの 採点は」

2006年08月20日 13時50分45秒 | 未分類
ボクシングでも心証開示を! どどいつ

日刊スポーツは今日まで「どうなってるの?ボクシング採点」と題する連載を5回にわたり掲載していた。
最も興味深かったのは、昨日の第4回。
「世界戦途中に採点経過を開示する案も出たが、その時点での優劣で観客からの抗議があった場合に試合進行できないのでなくなった」のだそうだ。
本末転倒ではないだろうか。この前の試合も毎回採点を発表していたら、あんな騒ぎにはならなかっただろう。
私が子どものころは、ラウンド毎に解説の「グンジさんの採点」を放送していた記憶がある。