きまぐれ発言

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現代自動車が失速!

2013-05-07 17:59:24 | Weblog
現代自動車が失速!        (2013-05.07.)

韓国自動車最大手の「現代自動車」が“失速”との事である。通貨高(ウオン高)で海外販売に急ブレーキがかかり、韓国国内では日本のトヨタ自動車など輸入車などが存在感を増し始めていると、言う事である。また、米国では燃費表示の水増しが発覚し、大規模なリコールも起こっている。

ウオン高が進んだ事だけに韓国を代表するサムソン電気にしても、現代自動車にしても、相当な苦戦は予想されていたが、日本市場に置いても3年前から「ソナタ」と言う韓国の現代自動車における主力セダンが全く姿を見せなくなり、関係者の話では日本の乗用車市場から撤退したと言う事である。

また、圧倒的なシェアーを誇る自国韓国でも異変が生じている。今年の韓国カー・オブザ・イヤーに、トヨタのセダン「カムリ」が輸入車として初めて選ばれ、その他、他国の車も現代自動車の同車種より売れていると言う「逆転現象」が起きつつあると言う。

韓国の聯合ニュースによると、現代自動車が4月25日に発表した2013年1~3月期連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が前年同期比10.7%減の1兆8685億ウオン(約1667億円)、最終利益が14.9%減の2兆878億ウオンと2ケタ減益に落ち込んだと言う事です。

韓国政府は公式には認めないものの、家電や自動車など輸出産業を後押しするため、同国が為替介入を続け、ウオン相場に安値誘導してきた。サムスン電気、LG電子、それに現代自動車もウオン安を武器に、世界中で他国のライバル企業よりも“安値”の家電、自動車を売りまくってシェアを高めてきた。

しかし、昨年夏以降、ウオン安が修正され、相場が高騰すると、価格競争は低下、1~3月はウオン高・ドル安が一服したが、対円に付いては高止まりしており、“為替マジック”の効力がなくなるとともに、現代自動車の販売台数はじわじわ減りつつあると言われている。

此の事から、明らかに技術力の低下や品質力の低下が露呈された事で、其の上に米国では燃費性能の水増しが発覚したり、ブレーきを踏んでもブレーきランプが付かないとか、事故時にエアーバックが作動した際に、車の天井の一部が落下する恐れがあると言う欠陥等々が見つかり、全ての点で、他社の製品と劣っている事が消費者の反感を買っているもので、韓国国自身が、輸出製品に対する、誠実度という物が全く感じられない事が消費者離れを来していると思われる。

中国もその傾向があり、商品に対する製造者の誠実度が、製品品質に現れる者で、メッキがはがれる様な品物を誤魔化して売りさばくような商売は必ず信用を失う事に繋がる。

韓国経済は、大手メーカー自身が、商品に対する誠実性が全く無く、この様な事を繰り返す様では、滅亡の一途を歩く事になるのはな違いない所だ。
(えびなたろう)