きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

日露首脳会談

2013-05-01 14:42:50 | Weblog
日露首脳会談        (2013-05.01.)

戦後67年経って、なお日露平和条約が締結されて居ないと言う事は、将に「異常」であって、両首脳が会った事も今回改めて、安倍総理もプーチン大統領も、お互いに「異常」である事を先ず確認したことである。

と言う事は、何はともあれ、「双方に受け入れ可能な解決策」への道を加速化する事で先ずは合意をした。と言う事である。

そして、両首脳が共同声明で発表した事は、今迄の長期に渡って合意して来た事や諸文書は「尊重」し、それに基づき交渉を一歩でも二歩でも前へ進めようと言っている。

従って、今回の会談こそは、解決へ向けての両者の意欲が認められる事への大きな期待が感じられる。

一番拘りの問題は領土問題で、両国の首脳ともバックに国民の期待感を背負っての問題であるから、確かに、「一気に解決する魔法の杖はない」と言われたその通りである。

特に領土問題は、住んでいた住民の感情的な問題が大きいと思うが、戦後67年、余りにも 長い時間の変化が、すっかり事態の変化をもたらし、もはや、ある程度割り切った解決策に従わざるを得ないのでは、無いでしょうか。

ロシヤ側の方からも、種々日本への期待も大きいと聞いています。両国が夫々に利害が共有できる幅の広い付き合いが出来る事をねがって、今後の日ロ関係を注視して行きたいと思います。
(えびなたろう)