参議院も違憲状態 (2012.10.19.)
1票の格差が5倍だった2010年7月の参議院選挙区の最高裁判決は国会の対応について「裁量権の限界を超えて居ない」と言う事で、「違憲状態」ではあるが「違憲」とは言えないと言う結論であった。
しかし、選挙無効を求める弁護士等による訴訟の判決で、昨日の最高裁大法廷は、「違憲状態」であるとの判決を下し「単に定数の一部の増減に留まらず、都道府県単位を改めるなど、しかるべき立法措置を講じ、投票価値の不均衡を解消する必要がある」と述べ制度の抜本的見直しを迫る判決に至っている。
これで、衆議院選挙に於いても「違憲状態」の判決が先に示されている所から、国会はこれを真摯に受け止めて、早急に改革を急がねばいけないと思います。
10年の参議院選では議員一人当たりの有権者が、鳥取県24万人に対し神奈川県は121万人と5倍の格差が有る。此の事は、将に著しい不平等問題と言わざるを得ない。
特に参議院は独自性にも批判の問題が有り、衆議院の「カーボンコピー」と言われ、廃止論まで出ている。区割りの問題から定員の問題等々、真剣に大改革が必要であるが、政治家にこの問題を任せて遣れるだろうか疑問である。
各政党は当落に関する事だけに中々譲らず、難航するだろうから、もし、遣れないのであれば、第三者機関に委ねて遣るしかないと思います。
解散、解散を叫んでいる政党はいるが、憲法違反の選挙は無効であります、従って、何よりも最も早い段階で、改革に取り組まなくてはならないのではないでしょうか。
(えびなたろう)
1票の格差が5倍だった2010年7月の参議院選挙区の最高裁判決は国会の対応について「裁量権の限界を超えて居ない」と言う事で、「違憲状態」ではあるが「違憲」とは言えないと言う結論であった。
しかし、選挙無効を求める弁護士等による訴訟の判決で、昨日の最高裁大法廷は、「違憲状態」であるとの判決を下し「単に定数の一部の増減に留まらず、都道府県単位を改めるなど、しかるべき立法措置を講じ、投票価値の不均衡を解消する必要がある」と述べ制度の抜本的見直しを迫る判決に至っている。
これで、衆議院選挙に於いても「違憲状態」の判決が先に示されている所から、国会はこれを真摯に受け止めて、早急に改革を急がねばいけないと思います。
10年の参議院選では議員一人当たりの有権者が、鳥取県24万人に対し神奈川県は121万人と5倍の格差が有る。此の事は、将に著しい不平等問題と言わざるを得ない。
特に参議院は独自性にも批判の問題が有り、衆議院の「カーボンコピー」と言われ、廃止論まで出ている。区割りの問題から定員の問題等々、真剣に大改革が必要であるが、政治家にこの問題を任せて遣れるだろうか疑問である。
各政党は当落に関する事だけに中々譲らず、難航するだろうから、もし、遣れないのであれば、第三者機関に委ねて遣るしかないと思います。
解散、解散を叫んでいる政党はいるが、憲法違反の選挙は無効であります、従って、何よりも最も早い段階で、改革に取り組まなくてはならないのではないでしょうか。
(えびなたろう)