きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

資源開発で財政再建を

2012-02-17 09:25:31 | Weblog
資源開発で財政再建を      (012.02.17.)

財政赤字が1000兆円を超え、日本の国債の格付けが1段階下げられ、国債に対する国際的な信用度が下がった。しかし、国民の貯蓄したお金で保持されているから、破綻すれば国民の貯蓄が無くなるだけで、国際的には「自業自得」と言う事で、他国には影響を及ぼさない。

しかし、昨年あたりの実績を見てみると、最早これ以上の赤字国債の積み増しは、限界に来ておりこれ以上の発行は難しくなってきている。 其の上、毎年増え続ける介護保険料は前途に「少子高齢化」を控えて、最悪の道を辿り続けているのです。

財政赤字を減らす為に、消費税の増税が今、話題に上り、10%だとか、更に17%とかが叫ばれ、上げざるを得ない事ばかりが話題に登り、国内世論を混乱に落し入れている。「脱原発」の世論は、「電力不足は嫌だが、原子力発電稼働もいやだ」と駄々をこねて居る様なものである。

政府は、国の財政赤字を税金と言う形で取る事ばかりを考えているが、日本は周囲の海洋を含めると、中々の大国で、海底資源を入れれば、資源大国でもあるのです。

最近話題になって居る、「メタン・ハイドレード(燃える氷)」と言われるメタンガスが凍って居るものが、大量に存在している事が発見され、試掘の段階に入っていると言う。
天然資源と言うのは、それ自体が、国を潤す材料であり、その材料を使用するに当たって、税金を課すれば、1000兆円程度の赤字は返せるのではないでしょうか。

メタン・ハイドレードは天然ガス資源として注目されており、日本近海には我が国が使う燃料の13年分以上埋蔵していると言う事です。
先日のBlog にも書いたが、日本の地下熱を利用した発電をやれば、他国では真似の出来ないエネルギー大国に早変わりする事は間違いないのではないでしょうか。

原子力普及の時と同じく「資源開発推進税!」と称する税金制度を設けて、発掘した資源に付加し、輸入に頼っていたエネルギー費用は、全部国債の償還に回せば、財政再建の可能性も目の前に開けてくるのでは無いでしょうか。同時に「脱原発」も地熱発電で問題は解消できます、決して夢物語ではありません。

中國が、南沙諸島で、天然ガスを吸い上げているのは、丸儲けの燃料ではないでしょうか。
日本も海底資源探索に大量投資を行って国の財政を資源開発で立ち直してください。
資源開発をしないで、赤字だ!赤字だ!と、遣る事も出来ないで萎縮している場合ではありません。
(えびなたろう)