きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

米韓合同軍事演習の実施へ

2010-11-25 11:14:57 | Weblog
米韓合同軍事演習の実施へ       (010.11.25.)

今年の3月北朝鮮潜水艇の攻撃によると言われた韓国の哨戒艦沈没事件で、米韓合同の軍事演習を黄海で実施されたが、その時は、中国の反発があり、アメリカも原子力空母(ジョージ・ワシントン)の派遣を見送った経緯がある。
しかし、今回の北による砲撃事件は中国も遺憾の意を表明し、「朝鮮半島の平和と安定を損なういかなる行為にも反対する」と述べている。

アメリカも此れに伴い、早速米韓合同軍事演習を、黄海に於いて実施する事を計画をたて、今度は原子力空母ジョージ・ワシントンを派遣することに決定した。

米韓両国の大統領による協議で、今月28日から12月1日にかけて空母を含む駆逐艦などを参加させた、軍事演習を行い、北朝鮮への軍事的圧力を掛ける姿勢を鮮明にする事にしている。

北朝鮮は、これに対して、どの様な対応を示すか解からないが、もし、此れに反撃するような事があれば、本格戦争に発展する可能性もある。

戦争とは、両国の感情的衝突による、行為で、極限まで行っても首脳間で話し合うことで、回避する事が近代では求められているが、それには、戦争が齎す膨大な消耗戦の「無意味さ」を認識する度合いによって、避けられるか、それとも突入するかで、決まるのである。

無論国連もその調停に加わるが、北朝鮮の武力に過信した考え方では、どの程度理解できるかに掛かっているのではないでしょうか。

日本に於いても今回の事件を、危機管理上の重大事件とみて、与野党が始めて協調し合う姿勢を示している。そして、補正予算も明日には成立する運びと言う事である。
(えびなたろう)