きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

日本の外交はロシアから始めるのが良い

2010-11-09 10:41:11 | Weblog
日本の外交はロシアから始めるのが良い    (010.11.09.)

日本の外交の基幹は日米だが、アジアにおいては、第2に中国を考えている様だ。しかし中国と言う国は、中華民族思想と言うのがあって、自己中心的な考え方が歴史的に根強く存在している。その上、急成長による、経済大国になった事が、武力を楯に覇権的思想を色濃くしてきた事は、日本としても受け入れ難く、協調してゆく同盟国としては、中々難しい国ではないかと思われる。

共産党による独裁国家と言えども、中央政府も統制がきかない状況では、いずれ、大きな破綻に結びつく可能性がある。下手に付き合っているとその渦に日本が巻き込まれる事も予想されるので、隣国ではあるが、あまり本気で付き合わないほうが良いと思う。

其れよりも、経済外交・国土開発外交の相手国として、ロシアと始めるのが、最も良いのではないかと思います。
現状北方4島の問題があるが、この問題で、半世紀以上も妥結できないでいる異常状態は、日本側のやる気の無い姿勢が、何時までも解決を先延ばしして来たことにあります。そして、現状の実行支配は、ロシアが行政管理を行っている。

メドベージェフ大統領は、今までの歴代大統領と異なり、ヨーロッパに於ける、外交的手腕は、スケールの大きい、協調的姿勢を示している。
アメリカとは、核軍縮問題を皮切りに協調姿勢を示し、今後は、ドイツ・フランス・イタリア等々とも協調してゆく姿勢をとっている。

アジアにおいては、日本に大きなラブコールを送っているのである。日本は、北方4島問題に、固執し、いたずらに遅らせている事は、絶好のチャンスを逃がす事になるのである。

日本が、中国に先駆けて、ロシアと友好関係を結べば、一番慌てるのが中国だろうと思われる。この際、先ず第一にロシアとの国交正常化を計れば、急速に他国との正常化も進展する事と思われる。

無論インドやインドネシア等々とも貿易促進は、必要だが、ロシアとの関係改善は、決定的な進展が計られる、糸口になる事は間違いないと思います。

その為には、元北方領土に居た日本人には、ロシアとの話し合いで、特別なビザなし渡航を許すとか、等々の対策を考える事が必要と思います。

「ウラジオストック」と「新潟」を両国の窓口にし、シベリア開発・更にその奥地への進展は、無限に開けた、新天地が、両国の反映に大きな夢をもたらす事になるのではないでしょうか。ロシアは日本の技術に大きな魅力を感じているのだ。
(えびなたろう)