きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

民主党への期待

2010-01-24 10:36:54 | Weblog
民主党への期待       (010.01.24)

小沢問題、鳩山総理の揺れる発言等々、民主党の支持率低下の原因は沢山あるが、其の反面自民党の支持率は上がらず、低迷している事は、国民が自民党で、出来なかった改革を遣ってもらうことを民主党に期待しているからだ。

政権交代後、事務次官会議の廃止、各省庁事業しわけ作業の実施、ダム建設の廃止、無駄の廃除、厚生労働省関係では、長妻大臣の行なっていることに、先々年金問題、医療問題、子育て問題等々、時間は掛かっても先行きに希望が持てるから、それを期待しているからである。

日本航空の問題も、今まで何回「再建だ!再建だ!」と言って来たか、結局民主党に成ってから、陰に隠れていた、ひも付き利権が全て暴露され、今度こそ本当の再建が国民に期待される所まで来たのである。

民主党に対して、他にも期待される改革はまだまだ沢山ある。其の中の一つに「企業団体献金・世襲を禁止する」と言うマニフェストがある。

此れなんかは、今の自民党では100%出来ない問題であろうと思うが、このマニフェストを早急に実施することにし、法律の改正準備を進めれば、小沢の問題に関する、法の解釈や、慣例、抜け道手段等々、小沢流の資金管理の遣り方も根底から改革できるのではないでしょうか。

私は、小沢流資金管理の細部までは知りませんが、旧自民党の「法には振れなければ何でも遣る」と言う曖昧な形での現状法には賛成できません。政治資金で土地建物不動産を買うことに、常識外れだと言っても禁止の法律が無ければ、罰する事も出来ません。

従って、最初から抜け道も意識した様な法律を作って来たのが、自民党の政権で、何か事あるごとに、与野党で揉める原因になっている。

そして、最後にウヤムヤにされ、解決されるのも法律上ではなく、政治の駆け引きで解決されている。新政権はこの点をハッキリされることを強く望み、其のことを期待しているにである。
(えびなたろう)