民主党の大量中国訪問団 (009.12.11.)
民主党の小沢一郎幹事長は10日党所属の国会議員143人を含む約600人と言う大所帯で中国を訪問した。
北京の人民大会堂で約30分、胡錦濤 国家主席との会談を行い、小沢氏からは「政府レベルの議論も大事だが、党レベルで政治・経済などに忌憚のない話し合いができればいい」と提案、胡錦濤 国家主席も日本の政権交代後民主党の訪問に大いに歓迎の意向を示し「相互対話を通じて、共通の発展を齎すプラットフォームにして行きたい」と述べたと言う。
小沢氏は、来年夏に行われる参議院選で「最終決戦に備え、兵を募り、野戦軍の最高司令官として勝利を目指している」と述べ、単独過半数を得る意気込みを示した。
また、今回の衆議院選挙で初当選を果たした80人の新人議員を紹介し、胡錦濤主席も訪問議員一人一人と握手を交わし、夫々の写真まで撮って大変な歓待振りであった。
この光景に付いては新政権が如何に中国との相互協力関係が今後において大切であるかを象徴していることを示しており、日本の政府内部では、「普天間問題で揺れている日米関係に、更に不振を持たせるものではないか」と言う反発もある様だ。
しかし、現在世界の流れは、米国はもちろんの事、中国との関係はむしろそれ以上に大切な事で、特にアジアに於いて日中関係は、共にアジアのリーダーとして密接な協調が必要であることを示している。
時あたかも、インドネシア・バリ島で「バリ民主主義フォーラム」が行われ日本は共同議長として出席し、鳩山由紀夫首相は中国に対し「責任ある大国として民主主義や人権分野で前進を図っていくことが期待される」と演説している。
コペンハーゲンのCOP15の会議に於いても地球温暖化対策の支援について「鳩山イニシアチブ」の第1弾として4億ドル(374億円)の円借款供与を署名している。
世界の中で期待される日本の有り方が、次第に鮮明になって来ているその中で、たかが普天間の問題で、日米関係がおかしくなる事は先ず絶対に考えられない事で、アメリカが今まで世界を牛耳ってきた考えを捨てきれず、強硬姿勢で日本に言う事を聞かせようとする事では、日本もそれに屈する訳には行かないのでは当然では無いでしょうか。
年内妥結どころかこの調子では来年中頃まで、延びることもあるのではないでしょうか。
(えびなたろう)
民主党の小沢一郎幹事長は10日党所属の国会議員143人を含む約600人と言う大所帯で中国を訪問した。
北京の人民大会堂で約30分、胡錦濤 国家主席との会談を行い、小沢氏からは「政府レベルの議論も大事だが、党レベルで政治・経済などに忌憚のない話し合いができればいい」と提案、胡錦濤 国家主席も日本の政権交代後民主党の訪問に大いに歓迎の意向を示し「相互対話を通じて、共通の発展を齎すプラットフォームにして行きたい」と述べたと言う。
小沢氏は、来年夏に行われる参議院選で「最終決戦に備え、兵を募り、野戦軍の最高司令官として勝利を目指している」と述べ、単独過半数を得る意気込みを示した。
また、今回の衆議院選挙で初当選を果たした80人の新人議員を紹介し、胡錦濤主席も訪問議員一人一人と握手を交わし、夫々の写真まで撮って大変な歓待振りであった。
この光景に付いては新政権が如何に中国との相互協力関係が今後において大切であるかを象徴していることを示しており、日本の政府内部では、「普天間問題で揺れている日米関係に、更に不振を持たせるものではないか」と言う反発もある様だ。
しかし、現在世界の流れは、米国はもちろんの事、中国との関係はむしろそれ以上に大切な事で、特にアジアに於いて日中関係は、共にアジアのリーダーとして密接な協調が必要であることを示している。
時あたかも、インドネシア・バリ島で「バリ民主主義フォーラム」が行われ日本は共同議長として出席し、鳩山由紀夫首相は中国に対し「責任ある大国として民主主義や人権分野で前進を図っていくことが期待される」と演説している。
コペンハーゲンのCOP15の会議に於いても地球温暖化対策の支援について「鳩山イニシアチブ」の第1弾として4億ドル(374億円)の円借款供与を署名している。
世界の中で期待される日本の有り方が、次第に鮮明になって来ているその中で、たかが普天間の問題で、日米関係がおかしくなる事は先ず絶対に考えられない事で、アメリカが今まで世界を牛耳ってきた考えを捨てきれず、強硬姿勢で日本に言う事を聞かせようとする事では、日本もそれに屈する訳には行かないのでは当然では無いでしょうか。
年内妥結どころかこの調子では来年中頃まで、延びることもあるのではないでしょうか。
(えびなたろう)