きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

オバマ外交の始まり

2009-04-04 11:19:35 | Weblog
オバマ外交の始まり      (009.04.04.)

G20サミットで初めて外交の場に出席したオバマ大統領の姿勢は、」世界の注目するところである。
世界的経済危機に対する、各国の対応はそれぞれに、自国優先の発言が飛び出し、中々纏まる所までは行かなかったが、1929年当事の世界危機の時には、各国が自国の主張を譲らず、保護主義に走った事が、遂には世界大戦にまで発展した事の不孝を二度と繰り返さないと言う思で協調姿勢を優先している。

中でもアメリカはブッシュ政権当事の姿勢で、アメリカの利益優先的行動が国際社会を無視して、イラク戦争を始めた外交姿勢を、オバマ大統領はハッキリと決別を宣言した。

来年8月には、イラク撤退による戦闘の終了をおこなうこと、キューバ・グアンタナモ海軍基地のテロ容疑者収容所の閉鎖指示したこと、アフガニスタン戦力も、軍事だけでなく民生支援も打ち出していること。

今回、ロシアと核軍縮交渉の話し合いで、メドベージェフ大統領は「オバマ大統領は聞く耳を持っている。新しい同士だ」と述べている。また中国とはこの秋には訪中するそうである。

今回の経済危機に対しても「米国は最善の回答を持っているわけではない。でも最適解を導き出すお手伝いは出来る」と述べている。この事は、他国もただ主張するだけではなく、何処まで協調出来るかを問うているわけである。

今までは、G7とかG8とか先進国だけで、やって来た世界の諸問題をG20と拡大したサミットの中で、やる事は、大変重要で、それだけ参加国は、責任のある立場を認識して
何処まで協調出来るのかの姿勢を発揮してもらいたいと思います。

日本も経済大国の一員であるだけに、ただ、アメリカに「オンブ」に「抱っこ」を続けるのではなく、“国”としての確りしたポリシーを持った“国”でなければ成りませ。
その為にも、今の国情では話にならないお粗末さで、恥ずかしい限りである。

「政治家」:選挙の当落の事しか考えない人たち
「官僚」:自分たちの権益以外のことしか考えない人たち
「国民」:働く場がない、生活が不安である、暗い気持が晴れない、と言う人たち

すっきりする手段は:解散総選挙をやって、国民が信任する政権を早く作る事である。
(えびなたろう)