きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

バングラデシュのサイクロン被害へ

2007-11-19 10:51:31 | Weblog
バングラデシュのサイクロン被害へ        (007.11.19.)

11月15日夜から16日にかけてバングラデシュ南部を襲った超大型サイクロン「シドル」は高波と暴風雨によって家屋の流失や倒壊等で、壊滅的被害を蒙り死者は少なくとも2200人以上に上ると言われて居るが、調査が進むに従って、更に拡大が見込まれ現地の赤十字(赤新月社)の情報では1万人以上になる模様である。

被害は全国土に及んでいるらしいが、特に首都ダッカの南南西のバルグナでの被害が大きく約90万家族が家屋の倒壊等の被害を受け、また高波の去った後には大地に何も無いというサイクロン威力の大きさを物語っている。

住民たちは、着の身着のままで、放り出され救援物資はヘリコプターで空から投下されているが泥紛れの住民たちが、物資に群がる姿は、まさに悲惨な情景と言う以外言葉も無い状態だ。

救援に当っては、国連の世界食料計画(WFP)等が当っているようだが、日本も国際支援活動の立場から、取りあえず緊急救援活動を行なうべきでは無いだろうか。

バングラデシュはアジアの中の最貧国の一つであるから、日本は逸早く救済に乗り出す義務がある物と心得て置くべきではないでしょうか。

インド洋での給油活動より全世界から注目を集める価値のある救援活動ではないでしょうか。

この地方のサイクロン被害は、91年にも大きな被害を出している、其のときに作られた避難用シェルターによって、150万人が非難したと伝えられているが、まだまだその数は不足しており、日本からのNGO活動の人達も、シェルターの不足を強く訴えている。

                        (えびなたろう)