きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

小沢一郎と言う人

2007-11-06 11:42:17 | Weblog
小沢一郎と言う人       (007.11.06.)

小沢一郎と言う人は、嫌いな人には非常に嫌われ、好まれる人には大変好かれる。すごく個性があって、自民の小泉、民主の小沢と言われたほどだ。
でも、世間では、「ぶっ壊しや」の異名で有名なだけに、嫌う人の方が多いかも知れない。
しかし、先の参議院選挙で、民主党が勝利を勝ち得たのは、自民党の不信にも原因はあったが、民主党の中での功労者は、小沢一郎と長妻あきらの存在が光っていた様に思う。

私も、小沢一郎と言う人を余り良く知らなかったが、自民党と言う当時は押しも押されもしない大政党であった時代に、歴代無かった最年少の若造で、幹事長を務めた人物である。其の事だけでも、どこかに何か違った才能を持つ人材なのかも知れない事を感じていた。
才能のあるやつほど人に嫌われる、其の嫌われ方も尋常一様ではないが、それだけに影響力が強いと言う事を表しているのであるから、やはり人材なのであろう。

今回の党首会談後の辞任劇は、さすがの小沢も少しトチリが有ったのだろう、それは人間という感情の動物だから100%と言うわけには行かないからだ、民主党幹部の説得が続いて居る様だが、なかなか復帰するのも勇気が居る事ではあるが、きっと戻ってくる様に思う。
官僚なら、常に100%の行動を取るから間違っていても間違いとは言わない、それはなぜか? 人間ではないからだ。
人間には、間違いは付き物、感情の動物だから。
これからの、日本の政治は、感情豊かな、人間味のある政治家に遣ってもらいたい。

マスコミや、評論家は、100%の回答を求め、つじつまを合わせようとする。そしてつじつまの合った説明を求めようとする。
そんな説明はどうでも良い事、すべては事態の流れが解決するでしょう。

                      (えびなたろう)