NAO日和

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「金の国 水の国」

2023年01月29日 | 邦画

~国が動いたー--二人だけの“小さな嘘”から~

2023年  日本映画  (2023.01.27公開)
配給:ワーナー・ブラザース映画  上映時間:117分
監督:渡邉こと乃
アニメーション制作:マッドハウス
原作:岩本ナオ  「金の国 水の国」(小学館フラワーコミックス)
脚本:坪田文
音楽:エヴァン・コール
劇中歌:琴音
声の出演:賀来賢人(ナランバヤル)/浜辺美波(サーラ)
     戸田恵子(レオポルディーネ)/神谷浩史(サラディーン)
     茶風林(ピリパッパ)/てらそままさき(オドゥニ・オルドゥ)
     銀河万丈(ラスタバン3世)/木村昴(ジャウハラ)
     沢城みゆき(ライララ)

<見どころ>
岩本ナオによるコミックを原作に、アニメーション制作をマッドハウスが手掛け、
映画化。敵対する金の国の王女と水の国の建築士が、国の思惑により偽りの夫婦を
演じたことをきっかけに両国の未来を変える。ボイスキャストを王女役と建築士役
の浜辺美波と賀来賢人のほか、戸田恵子や神谷浩史、茶風林などが担当。
監督をアニメシリーズ「ちはやふる」の演出などに携わってきた渡邉こと乃が務める。

<ストーリー>
水以外は何でも手に入る商業国家「金の国・アルハミト」と、水と緑は豊かだが
貧しい「水の国・バイカリ」は、100年以上断絶していた。おっとりした性格で
誰からも相手にされない金の国の王女サーラは、ひょんなことから水の国に暮らす
家族思いの建築士ナランバヤルと偽りの夫婦を演じることになり、次第に惹かれ合う
ようになる。

<感想>
原作=既読

ほっこりしたお話が映画でもイメージ壊れずに描かれていたのがまず良かった♪

ナヤンバヤルとサーラのほんわかした関係にキュンときますし
担当した賀来賢人と浜辺美波の声が合っていたように感じました。
脇をベテラン声優陣で固めていたので、安心て観ていられました。
ライララの声が沢城さんだなんてもぅ最高です☆☆


マッドハウスが制作しているのでアニメーションのクオリティは流石高い。
音楽も、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」「鎌倉殿の13人」を手掛けた
エヴァン・コールなので音楽の面でも楽しめました。

2つの国の争いを描いたお話ですが、優しいお話で悪意に満ちた人物は
出てこないので、幅広い年代で観られる作品だと思います。
今、戦争しているウクライナとロシアも、こんな風に冷静に
解決できないものだろうか・・・。

ぜひ純粋な気持ちで鑑賞を~。

点数:8点/10


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