NAO日和

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「逆転のトライアングル」

2023年03月10日 | 洋画

~狂った時代を、笑い飛ばせ~

2022年  スウェーデン映画  (2023.02.23公開)
配給:GAGA  上映時間:147分
監督・脚本:リューベン・オストルンド
美術:ヨセフィン・オースバリ
衣装:ソフィー・クルネゴート
出演:ハリス・ディキンソン/チャールビ・ディーン/ウディ・ハレルソン
   ヴイッキ・ベルリン/ヘンリク・ドルシン/ズラッコ・ブリッチ
   ジャン=クリストフ・フォリー/イリス・ベルベン/ドリー・デ・レオン
   ズニー・メレス/アマンダ・ウォーカー/オリバー・フォード・デイヴィス
   アルヴィン・カナニアン/キャロライナ・ギリング/ラルフ・シーチア

<見どころ>
第75回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞したコメディー。
難破した豪華客船の乗客と乗員たちが漂着した無人島でサバイバル生活を送る
うちに、思わぬ逆転現象が生じる。監督はリューベン・オストルンド。
『ブルックリンの片隅で』などのハリス・ディキンソン、
『ドント・スリープ 蘇る悪夢』などのチャールビ・ディーンのほか、
ドリー・デ・レオン、ウディ・ハレルソンらが出演する。

<ストーリー>
モデルでインフルエンサーのヤヤは、恋人である男性モデルのカールと共に
豪華客船のクルーズ旅行に招待される。リッチでクセの強い乗客はゴージャスな
船旅を堪能し、客室乗務員は彼らから高額のチップをもらおうと笑顔を振りまき
ながら要望に応えていたが、ある夜に船が難破する。さらに海賊に襲われ、
無人島に流れ着いた乗員乗客たちが食料、水、そしてSNSのない状況にあえぐ中、
トイレ清掃員が圧倒的なサバイバル能力を発揮する。

<感想>
ブラックユーモアが充溢した作品。

冒頭の「H&M、バレンシアガ」のくだりは笑えたし、なるほどね(笑)と
思うとこあり。中盤のヨットでのディナーは、これでもかというぐらい
下品で汚いのなんの。でも、吐き出すたびに人間の本性が見えていく様も
なんだか皮肉。極めつけは、武器商人夫婦が自分の会社の手りゅう弾で
命を落とすくだり。


無人島についてからのくだりは、思ってたよりあっさり感を感じましたが
清掃係がお金持ちを従えていくのは、なかなかおもしろかったし
最後のオチも笑えました。
ラストシーンは、ちょっとモヤっとしますが・・・・。

しかし、ゲロまみれの映画がカンヌで最高賞ってうーんわからん(笑)
飲食しながら鑑賞するのはオススメしない映画です

*ヒロインのチャービル・ディーンは、これがデビュー作だったが
2022年8月に細菌感染症で32歳の若さで亡くなったのが残念です。

点数:6点/10


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