~そして僕は、娼夫になった~
2018年 日本映画 R18指定 (2018.04.06公開)
配給:ファントム・フィルム 上映時間:119分
脚本・監督:三浦大輔
原作:石田衣良 「娼年」(集英社文庫刊)
美術:愛甲悦子
音楽:半野喜弘
出演:松坂桃李/真飛聖/冨手麻妙/猪塚健太/桜井ユキ/小柳友
馬渕英里何/ 荻野友里/ 佐々木心音/大谷麻衣/階戸瑠李
西岡徳馬/江波杏子
<見どころ>
石田衣良の小説を、舞台でも組んだ三浦大輔監督と松坂桃李のコンビで
映画化した衝撃作。退屈な生活を送っていた主人公が男娼となり、成長していく
過程を描く。性描写に一切の妥協をしなかったという三浦監督のもと、『不能犯』
などの松坂が体当たりの芝居を披露している。
<ストーリー>
大学生のリョウこと森中領(松坂桃李)は、バーのアルバイトに精を出していた。
ある晩、ホストクラブで働いている中学時代のクラスメートの田島進也が、
客の御堂静香を連れてリョウがいるバーを訪れる。
(以上、シネマトゥディより)
<感想>
原作&マンガ版=既読
舞台版は見逃してしまったので、映画は公開前から気になっていました。
全編に渡っての赤裸々な性描写、邦画ではかなり珍しいです。
冒頭から、いきなりのセックスシーンだし。でも、松坂桃李君の顔とお尻の
アップシーンが思ってた以上に多かったな。(お尻がとてもキレイだった☆)
役作りはAVを参考にした、と聞きましたが、なるほど(笑)確かに見てて
そういう印象は強かったですね。あの手の動きと腰の動き、凄かったです(笑)
あんなに手を動かして腱鞘炎にならなかったのか?腰使いすぎて腰痛に
ならなかったのだろうか?と変な心配しちゃいましたよ。
女性の欲望を受容するというこのストーリーなので、いろんなセックスシーンや
性癖シーンが出てきます。男性と同じように女性にだって、性の欲望がある。
女性が普段押し込めていた欲望がリョウによって受け入れられ解放されていく。
解放されていくプロセスは素敵だけれど、いざセックスになると結構男性本位の
感じを受けてしまったのがちょっと残念。
セックスをコミュニケーションとしてただ単にいやらしく捉えていないという点が
良かったけれど、後半はワンパターンの描写で、もぅ笑えてきて(笑)。
年の差夫婦のシーン、大爆笑でしたよ。
松坂桃李君をはじめ、皆さん文字通り体当たりの演技、お疲れ様でした。
点数:6点 (10点中)
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