NAO日和

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「すずめの戸締り」

2022年11月23日 | 邦画

~行ってきます~

2022年  日本映画  (2022.11.11公開)
配給:東宝   上映時間:120分
監督:新海誠
原作・脚本:新海誠
企画・プロデュース:川村元気
音楽:RADWINPS/陣内一真
声の出演:松村北斗/原菜乃華/深津絵里/染谷将太/伊藤沙莉/花瀬琴音
     花澤香菜/神木隆之介/松本白鴎

<見どころ>
『君の名は。』『天気の子』などの新海誠監督が、“災いの元となる扉”を閉める
ために旅をする少女の姿を描いたアニメーション。九州の田舎に暮らす女子
高校生が扉を探す不思議な青年と出会い、災いをもたらす扉を閉めるために
日本各地の廃虚へおもむく。少女の声をオーディションで選ばれた原菜乃華、
災いを招く扉を閉める“閉じ師”の青年の声をアイドルグループ「SixTONES」の
メンバーで『ライアー×ライアー』などの松村北斗が担当する。

<感想>
「君の名は」「天気の子」そして本作で災害3部作の完結といった位置づけの作品。


過去2作品が音楽前面に出ている印象だったのに比べると、本作は
そこまで押し出してなくて個人的には好感もてました。
キャラについては、すずめのバカっぽい言動・猪突猛進な行動がかなり
イラっときましたねぇ・・・(笑)あと、閉じ師少なすぎ。人手不足か?
あれじゃあ、プライベート何にもできないよ^^;;


話は災害・親子愛・恋愛などを含んだロードムービー映画。
ツッコミたくなる展開は多々あったが、テンポよくすすんでいくので
あまり気にはなりませんでした。
劇中感じたのが、ジブリ作品をオマージュした映像がいくつかあったこと。
ドライブで流れる曲が「ルージュの伝言」だったり、温泉リゾートの廃墟の
風景が「千と千尋」、巨大ミミズは「もののけ姫」を思い出します。
私個人はあの東京上空にでた巨大ミミズは「エヴァンゲリオン」の
サードインパクトを思い起こしましたが。


地震のことを今回は真正面から描いた作品で、防災無線の音声などが
流れると、どうしてもあの時のことが思い出しますので、辛いと感じる
方もいるかもしれません。
劇場で配布された「新海誠本」を読むと、岩戸という名字から天照大神が
天岩戸に隠れたことから取っているそうで、すずめの名前も芸能の神様
アメノウズメノミコトから取っているとわかり、納得。

ダイジンは、すずめが引っこ抜いたから出てきたのわけだが
もう1匹の猫(要石)は誰が抜いたの?
そもそも猫たちは何がしたかったんだ?
などとモヤっと感は残りますが、震災から11年。亡くなった方々のことを
思うと目頭が熱くなり、この作品が鎮魂歌のように感じました。

点数:7点/10


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