NAO日和

ピアノ講師NAOの日々感じた事を本音でトーク♪
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「15時17分、パリ行き」

2018年03月23日 | 洋画

~これは誰の日常にも起きる現実~

2018年  アメリカ映画  (2018.03.01公開)
配給:ワーナー・ブラザース映画    上映時間:1時間34分
監督:クリント・イーストウッド
脚本:ドロシー・ブリスカル
原作共著:スペンサー・ストーン/アレク・スカラトス/ アンソニー・サドラー/
       ジェフリー・E・スターン
美術:ケヴィン・イシオカ
衣装:デボラ・ホッパー
音楽:クリスチャン・ジェイコブ
出演:スペンサー・ストーンアレク・スカラトスアンソニー・サドラー
      
ジュディ・グリアジェナ・フィッシャー トーマス・レノン P・J・バーン
     
 トニー・ヘイル

<見どころ>
クリント・イーストウッド監督が、2015年8月に高速鉄道で起きた無差別テロ事件を
映画化。列車に乗り合わせていた3人のアメリカ人青年がテロリストに立ち向かう
姿を描く。事件の当事者であるアンソニー・サドラー、アレク・スカラトス、
スペンサー・ストーンを主演俳優に起用し、当時列車に居合わせた乗客も出演。
撮影も実際に事件が起きた場所で行われた。

<ストーリー>
2015年8月21日、554人の客が乗るアムステルダム発パリ行きの高速鉄道
タリスに、武装したイスラム過激派の男が乗り込み無差別テロを企てる。
乗客たちが恐怖に凍り付く中、旅行中で偶然乗り合わせていたアメリカ空軍兵
スペンサー・ストーンとオレゴン州兵アレク・スカラトス、二人の友人の大学生
アンソニー・サドラーが犯人に立ち向かう。

<感想>
実話の映画化は今まで数多くありますが、本人たちが本人役で主演してたのって
珍しいですね。しかも、この情報を知らずに鑑賞したので、映画のラストでそれを
知り、めちゃめちゃ驚きました。

 
予告編観てる限り、もっとサスペンスなのかと思いきや、そうではなく・・・・。

前半の生い立ち~お気楽3人旅から、後半のテロ遭遇の流れはインパクト大。
何気ない日常が突如修羅場になるのは、いまじゃ世界中どこでも起こりうること。
日本も決して対岸の火事ではありません。

テロを未遂で防いだ3人は、兵役の経験があるにせよ、咄嗟であの行動が起こせるのは
ほんとに凄いことです。この勇気のおかげで、幸いにもテロを防ぐことで出来て
良かった良かった。

個人的には、問題児と教師から責められても、毅然としていた2人の母の姿に
同じ親として、胸が痛みほろりときました。我が子があんな風に言われたら私も
辛いし悔しいです。

 
イーストウッド作品にしては、ライトな感じ。素人さんを俳優にしているので、逆に
作り込まずに90分尺でさっと終わったのが良かった。でも、同じ90分尺なら前作の
「ハドソン川の奇跡」の方がエンタメ性はありましたね。

こちらは、本人たちが再現ビデオとして出演した、ってスタンスで観たほうがいいかも。

点数:7点 (10点中)


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2 コメント

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イーストウッド監督 (小米花)
2018-03-31 16:43:51
今日は。
この映画、イーストウッド監督がアメリカの誇りを上手~く映画化した感じがして、憎い~~~って思いました。
新聞で読んだ記事に、3人の実際の経験者が映画を作る参考として呼ばれたとか。そこで監督がいっそこの3人で行ってしまえ~ってことになったと書かれていました。

すでにキャストが決まってたかどうかまでは分かりませんが、3人の俳優さんが押し出されたのか、、、って所が気になりました(汗)。

先日は凜へのメッセージをありがとうございました。

ゆったりシニア生活を楽しみたいと思っています。
モモちゃんの年までは頑張るぞ~~って思っていま~す。
返信する
小米花さんへ (NAO)
2018-04-02 09:37:49
こんにちは♪

なるほど、新聞にそのようなことが書かれていたんですね。
まさか本人とは思わず、新人の俳優さんを起用されたのかな?なんて思って観てました^^;
本人をまるまる起用ということで、賛否分かれていう
みたいですが、私は違和感なく逆に臨場感あって
へたなエンタメ出さずに仕上がってよかったように感じました。
返信する

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