NAO日和

ピアノ講師NAOの日々感じた事を本音でトーク♪
コーギー・B'z・グルメ話あり
映画の点数は自分の満足度で評価

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<9月の鑑賞予定映画>

「スオミの話をしよう」「Cloud クラウド」

初勝利

2007年10月23日 | 社会人娘

21日(日)、中1娘は鎌倉まで剣道の遠征に行ってました。

7時に出発するので、お弁当を作る為、5時半に起床のNAOさん。
休日なのに、なんでこんなに早く起きなきゃいけないんでしょ?
娘を見送った後は、あまりの眠さにもう1度寝てしまいました。
いくら私でも、身体がもちません!

夕方帰ってくるのかと思ったら、6時半に帰宅。
でも、なんだかニコニコしながら帰ってきました。珍しい~。^^;

娘:「ママ~今日総当たり戦やって2回試合して、2回とも面取りした!」

つまり、面を決めて試合に勝ったわけです。
実は娘、練習試合でも、今まで勝った事なかったんです。
今回、公式戦ではないものの、他校の生徒と対戦して勝てたのは
よほど嬉しかったみたいです。

それもけっこうキレイな面決めだったらしく、先輩からも「キレイな面決めだった」
と褒めてもらえたそうで、至極上機嫌で帰ってきました。
やはり勝つと嬉しいですよね。
今回、初めて勝利の喜びをかみしめたようで、ひとつ自信がついた娘です。

NAO:「良かったやない。勝てるとやっぱ嬉しいよね。がんばったやん。
     で、顧問から初めての勝利でなんか褒められた?」

娘:「“勝つには勝ったが面の時、声が小さい” しか言われなかった」

ほんま、こいつ指導者の資質なしだな・・・・・。

コメント (12)
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「エディット・ピアフ  愛の賛歌」

2007年10月23日 | 洋画

~命の限り歌って愛して愛された悔いなき人生~

やっと行けました!今、まさにこの曲を勉強している私には必見の作品!

2007年 仏・チェコ・英合作   ムービーアイ配給 (07・9・29公開)
[監督・脚本] オリビエ・ダアン
[出演] マリオン・コティヤール (エディット・ピアフ)
     シルビ・テステュー    (モモーヌ~親友)
     パスカル・グレゴリー   (ルイ・パリエ~マネージャー)
     エマニュエル・セニエ   (娼婦ティティーヌ~実子のように可愛がる)
     ジャン=ポール・ルーブ (ピアフの父)
     ジェラール・ドパルデュー (ルイ・ルプレ~ピアフの名付け親)
          ジャン=ピエール・マルタンス (マルセル・セルダン~生涯の恋人)

<見どころ>
「愛の讃歌」「バラ色の人生」などの名曲で知られるシャンソン歌手、
エディット・ピアフ。世界的な成功の裏で起こった恋人の事故死など
彼女の悲劇も浮き彫りにした伝記映画。

<あらすじ>
1915年にパリのベルヴィルで生まれたエディットは幼くして両親と生き別れ、
祖母が営む娼館に身を寄せる。
一度は失明したものの奇跡的に回復し、後に大道芸人の父に引き取られ、
日銭を稼ぐためにストリートで歌っているところを、名門クラブのオーナー、
ルイ・ルプレに認められ、その歌声から“ピアフ(雀)”と名づけられる。
やがて世界的なスター歌手となった彼女は生涯最愛の恋人
マルセルと出会うのだった…。

<感想>
「愛の賛歌」「ばら色の人生」を、エディット・ピアフが歌っていたことは
知っていましたが、こんなに波乱万丈な人生を送っていたとは知りませんでした。

母親に幼い頃から捨てられ、父方の祖母の家・・といっても売春宿で育った
エディット。それだけで、私には仰天の幼少生活です。
3歳で失明。その後、巡礼したおかげか奇跡的に7歳で視力を取り戻します。
やがて、父に再び引き取られますが、父に反発して独立。
パリ郊外でストリートシンガーとして生計を立てますが、ナイトクラブのオーナー、
ルイ・ルプレーに見出され、彼の店で働くようになります。
「ピアフ(フランス語で雀の意味)」と名づけたのは、彼。

そのエディット・ピアフを演じたのは、マリオン・コティヤール。

  ピアフそのもの!!
いやぁ~8月に「プロヴァンスの贈り物」でも、彼女の演技を見ましたが
最初、「ほんまに同一人物かいな?」と思うほど、全然イメージが違いました。
ピアフが乗り移ってるかのような迫真の演技。
  エディット・ピアフ (本人)
眉の細さまで、まぁ~そっくり!
20~47歳まで、見事に演じきったマリオンには拍手ものです。
アカデミー賞いくかも!?

実際は、かなり恋多き女性だったのですが、本編では最大の恋人、
プロボクサー、マルセルのエピソードが軸になっています。
 
彼は既婚者だったんですね・・・・。いわゆる、不倫愛だったのですが
それでも、彼女は満足だったみたいです。
なのに、飛行機事故でマルセルが亡くなるなんて・・・。 神様は残酷です。

彼の死を境にモルヒネを使用するようになり、やがて薬物中毒になっていきます。

晩年、病気や薬物に冒され、40代なのに背骨はまがり顔はしわだらけで
どこみてもおばあさんにしか見えない状態になってたのには、愕然としました。

全編ピアフの歌うシャンソンが流れ、フランスを十分感じさせてくれました。
「事実は小説よりも奇なり」と言いますが、ほんとドラマティックな人生です。
幼少の頃のピアフの環境は、最悪ですね。
これに何度涙しかことか・・・・。
お父さんが大道芸人で、10歳前後はどさ回りしていたエディット。
父の芸のあと父に促されて、人前で初めて歌う(ラ・マルセイエーズ)
シーンがありますが、これは泣けますね。
心に響くってこういうこというんだわ・・・・・・・。


解り辛かった点は、エピソードが前後に行き過ぎるという点。
子供時代と大人時代の前後はいいんですが、大人になってからの時代前後は
正直、「?」っていうところがいくつかありましたね。
髪型と顔のシワ度合いでしか判別がつかないから、大変でした。

レーモン・ラッソの歌唱指導で、
「語るように歌う事」「その歌を生きる事」「歌の代弁者になる事」
これには、ズドンと来ました。

歌に限らず、楽器を奏でるものすべてに言えることなのではないでしょうか?

今、ピアフの曲を勉強している私にとっては、まさにポイントになるセリフでした。

そのすべてを得たピアフの歌声は、確かに人々を魅了するものでした。
ラスト近く、オリンピア劇場で歌われた「水に流して」は本当に素晴らしかったです。

短く哀しい一生でしたが、彼女が「愛」にどれだけ満たされたかったというのが
よくわかる映画でした。
幼少の頃愛に飢えると、死ぬまで「愛」を求めてしまうのね・・とも思いました。

サブタイトルは「愛の賛歌」となっていますが、
私個人の意見では、映画のメインテーマはピアフの心境そのままを歌詞にした
「水に流して」だろうと思います。

映画「エディット・ピアフ」公式HP


点数:8点 (10点満点)

コメント (9)
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