つれづれの記

日々の生活での印象

最近のウクライナ情勢

2023年09月03日 18時03分10秒 | 日記

2023年9月3日(日) 最近のウクライナ情勢

 

 

先月の8月24日で、ロシアのウクライナ侵攻から、1年半を経過している。

また、先日は、ワグネルの代表が乗った自家用機が、墜落して、幹部が死亡したとの、情報が流れた。

一方、先日夜、NHK番組で、ウクライナとロシアとの、現在までの、100年間の経過が報道され、視聴した。

これらのニュースが伝えられた機会に、筆者自身、やや、関心が薄れてきているウクライナ情勢について、改めて取り上げることとした。

 

〇戦況地図

これ迄何度も参照してきた、NHKのウクライナの戦況地図とサイトのコメントは以下だ。

8/27と8/31とで、地図とコメントは全く同じで、戦況が、局地戦になっている状況と言える。

 

 

趣向を変えて調べた他のサイトの戦況地図は、下図である。

(参照:地図で見るウクライナ戦況 ~ロシアのウクライナ侵攻~:時事ドットコム)

ウクライナ東南部地域の境界付近での戦況が、色別で微妙に表現されているようだが、違いがよく見えない。

 

〇自家用機の墜落と無人機による攻撃

*先日、ワグネルの代表ブリゴジン氏が乗った自家用機が、ロシア領内で墜落し、幹部とともに死亡したとの、情報が流れた。墜落の原因は、明らかにされていないが、ロシア側が時限爆弾などを仕掛けて暗殺した、との報道もある。

ワグネルの軍隊がモスクワに向けて進軍し、一時、緊張が走った事件(上記のコメントにある、ワグネルの反乱)があったが、ワグネルのその後の動静が注目されていたところだった。

下図は、ブリゴジン氏。

 

ブリゴジン氏の死亡は、ロシア政府も認めた様だが、暗殺は否定しており、氏の葬儀には、政府関係者は、出席しなかったという。

*最近は、無人機によるミサイルで、モスクワ市内の集合住宅への攻撃や、クリミヤ大橋(ケルチ橋)への攻撃が伝えられている。ウクライナ、ロシア側とも、誰が行っているかは、明かにはしていない。

下図は、クリミアとロシア本土とを結んで、ケルチ海峡に架かる、クリミア大橋(ケルチ橋)であるが、ウクライナ側は、厳重に警備が行われているこのような施設へも、容易に侵入できることを示している、としている。

 

〇ウクライナの歴史から

先日8月28日の夜だが、NHKTV番組 「映像の世紀」を視聴した。

下図は、番組のタイトル映像である。

番組は、同じスラブ民族である、ロシアとウクライナ、兄弟国家とも呼ばれた両国は、なぜ、戦火を交えたのか、歴史的経過から、明かにしている。

 

また、番組のサイトいは、以下のコメントが出ている。

    

 

上記コメントには、百年の間に、両国は、3度、戦火を交えたとある。

・ロシア革命直後のウクライナ独立戦争

・第二次世界大戦後の市民の反ソ連行動

・今回のロシアのウクライナ侵攻とウクライナの抗ロシアの戦い

 

ロシアのKGB出身のプーチンと、コメディアン出身のゼレンスキーとの取り合わせが面白い。

ゼレンスキーは、ロシア語を話す環境で育ったようで、大統領になって、ウクライナ語を習得した様だ。両言語は、それほど近縁関係にあり、ウクライナ語は、ロシア語の方言のようなものだろうか?

文化的に、ロシアの強い影響下にあるウクライナでは、ロシア側に付くか、欧州側につくか、路線を巡る争いが、ずっと続いているようだ。専制的な色彩の強い現在のロシアに対し、欧州の自由に憧れるのだろうか

近年の2014年に起こった市民運動である、マイダン革命で、新ロシア派のヤヌコビッチ大統領が追放され、ロシアに亡命し、ウクライナに、親欧米派の暫定政権が樹立されている。

コメント
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