★2月5日、6日の記事にいいね!その他。。。ありがとうございました。
(「コロナ」の話題だけで良いという方は、「前置き」部分をパスして・・・・・・・・・・ライン以下を読んでください)
中国四川雲南の野生シャクナゲ原版写真2500枚と、同じくサクラソウ属約1000枚の原版写真をモニカへ送信していたところ、キャパシティ・オーバーで中断してしまいました。で、何気なしに、たまたま隣に置いてあった小さなリンドウの花の写真を見て、最初は、高山性小型リンドウ(リンドウ属のハルリンドウの仲間)の雄蕊について書き始めたのです。
その前に、ツルリンドウ属Tripterospermum(中国名:双蝴蝶属)に関わる(大昔の)僕への苛め(!)の数々に対する恨みつらみ(笑)を書いておこうと考えたのですが、途中で(小型リンドウやツルリンドウの話は後回しにして)中国産ヤクシマリンドウGentiana yakushimensis近縁種群(“多枝竜胆組‐七葉竜胆系”の各種、それらが本当にヤクシマリンドウに近縁なのかの真偽は不明)の「ロゼット・クラスター」の存在について調べ出した。これは大変な作業でした。でも、せっかく頑張って一応完結直前まで行ったのに、アップしないまま保留中です。
ということで、それをアップする前に、穴埋め用にヘツカリンドウSwertia tashiroiの旧記事を再掲載しておくことにしました。その後、ヤクシマリンドウ(および中国産の近縁種群“七葉竜胆Gentiana arethusae”など)の話を始めるつもりでいたのですが、、、、。
よせばいいのに、新たに中国産のヘツカリンドウ(Swertia shintenensis var.? 現時点では正式記載されていないと思う)およびそれの所属するセンブリ属の全貌をチェックしはじめて、更に、いつの間にかチェックの対象が中国産リンドウ科全体に移ってしまった。
ハナイカリ属Halenia(中国名:花錨属)、ヒメセンブリ属Lomatogonium(中国名:肋柱花属)、サンプクリンドウ属Comastoma(中国名:喉毛花属)を経て、シロウマリンドウ属Gentianopsis(中国名:扁蕾属)に至り、現時点で、雲南の奥地で出会った日本の奥秩父の絶滅危惧種(正真正銘絶滅寸前です)チチブリンドウGentianopsis contortaの解釈で頭を悩ませているところです。
*暫定的にGentianopsis contortaを当てたうえで、“日本のチチブリンドウ(僕が「山の花1200種」を刊行したときに唯一撮影が叶わなかった山地性リンドウ)にも似ているな、、、”と思っていたら、チチブリンドウ自体がGentianopsis contortaとなっていた(それが正しければ「超隔離分布」ですね)。
結局(ヘツカリンドウの旧記事再掲以外は)どれも放ったらかし。一体、何という生産性の低い行為を繰り返しているのか、と落ち込んでいます(いちいち推移を記したのは、バラバラに散逸してしまってる下書き記事の存在を僕自身の頭の中で整理・確認しておくためです、まあ、リンドウについての勉強と写真の再チェックと思えば良いのではないかと)。
*来週こそは「ヤクシマリンドウ&七葉竜胆(の“ロゼット・クラスター”)」アップします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「いわゆる武漢発祥新型コロナ(以下コロナと略)」がデビューした後の、この一年間の日本の死亡者数が発表されたそうです。なぜかコロナ発祥前の一年を大幅に下回っている、という不思議な(?)事になっています。
年間総死亡者が100万人余で、うち「コロナ」による死亡者が約7000人。これが何を表しているのか?
人々の衛生に対する意識が、より高まった、ということですね。それは(一応)素直に良き事です。マスクや消毒が、あるいは密接密集密閉への対応が、幾らかは他の病気にも好影響を与えているのでしょう。
その前提で、2つの問題提起を行います。
衛生概念向上の好影響が、全体数の減った分と考えましょう。とすれば、「コロナ」で増えた7000人分を、一昨年以前の総数から差し引けば、その(一昨年以前の)総数は、もっと少なくても良いはずです。何か、おかしくないでしょうか?
単純に、一昨年以前も「約7000」という数(現時点での判断基準としての“「コロナ」が死因の一つとなった死者”の数)は、ちゃんと(いわば「旧型コロナ」でも)存在していた(それは要因と処理されずにカウントされていた)、とは考えられないでしょうか?
一昨年以前、SARS類似ウイルスが関与した死者数は、どれだけあったのでしょうか? 「武漢新型コロナ」が、人類にとって脅威であることは認めるとして、ならば「旧型」による(それが関わった)脅威は存在しなかったのでしょうか? リスクが検証されていなかっただけではないのか?
今回は、気が付いた、見えた。見えない脅威は、他にも無数にあるはずです。賢者は「“はず”じゃだめだ、現れたものだけを認識し、対応していくべきだ、それが科学である」というのかも知れません。あほらし。
目に見える脅威以外は、(無かったことにして)有耶無耶にやり過ごしていた(確認していなかった)。そして、見えた脅威に対しては、徹底した「逃亡」ないしは「敵対排除」(「無意識強要同調空気」に基づく「自己保身」と「責任逃れ」)。
きちんと、遡って検証する気はあるのでしょうか?
結局「中国に於ける隠蔽」と、なんら変わりはないと思うのですが。
2つめの問題点。上記の問題以前の問題として、こちらのほうがより重要です。
上の話を引き継ぐと、
「じゃあ(脅威)が以前からあったのだったら、人類は、もっと前からマスクをすべきだった」
「ワクチンをもっと早くから開発し、緊急指令も出し続けておくべきだった」
となるのかも知れませんね。
リスクの判明→「逃亡」「排除」「敵対」というわけです。
でも、そもそも、「リスク」というのは、単なる負の存在なのでしょうか?
もとより「リスク」と「リターン」は、裏表一体です。
(「デメリット」と「メリット」、「無意味」と「有意義」、「失敗」と「成功」、「不確実」と「確実」、、、)
なにも、警戒すること自体が悪いとは思わないし、とりあえず目前の脅威には対応しなくてはなりません。でも、それは「解決」ではないと思う。
自分のための「自己保身」も「責任逃れ」も、別に悪い事ではないでしょう。それを認めたうえで、なおかつ(自己が不利益を蒙ろうとも)より俯瞰的に全体に対することが、人類としての責務だと、僕は思うのです。
それは、地球のため、ひいては我々の子孫のためにです(僕は子供がいないので全ての人類~若い人たちを自分の子だと思っています、たまたまではなく、そのような意思の許で生きてきたのです)。
「コロナ問題」は、発生当時から、「コロナが問題」なのではなく、「コロナ問題が問題」なのだ、と言い続けてきました。
空気を作り上げ、沿わない人間を排除していく。その巨大スケール・バージョンが、(マスクの必着に象徴される)コロナ騒動です。
すぐ前のブログにも書いたように、香港デモ*を批判(警察の擁護)すると、こんなコメントが返ってくるわけです。
>なんということを言うのでしょうか。正義と自由のために命がけで戦っている若者を誹謗するなんて、この人は人間としての心を持っているのでしょうか?
*ちなみに僕は、数か月間に亘って現場に張り付いて、「正義のアピール」をチェックし続けてきました。膨大な数の写真を撮影しています(それが収納されている修復HDDが戻ってくれば、改めて紹介していきたいと考えています)。何年もの間、香港-深圳間のイミグレーションを行き来しつつ、その都度、往来の実態をチェックし、人数を数えたり、撮影したりしてきました。イミグレでそんなことしてる人は、たぶん他にいないと思います(笑)。
ちなみに、昨日書いたブログの末尾にある、「犯罪→逮捕」の意味は、それを丸ごと括弧で括っての「犯罪」という意味です(「犯罪→逮捕」を「犯罪」と見做す:無意識強調同意の空気に置くことに対しての「犯罪」という認識)。
いや、正義をアピールすることは自由ですよ。誰だって自分が手にした権利は手放したくないでしょうし。多くの香港市民と同じ立場にある日本の民が共感するのも、郁子なきものと思います。
問題は、その行為自体よりも、形成された「空気」ですね。騙されて(洗脳されて)しまう大衆に対しての怖さ。ジョン・レノンの「愛」「自由」「平等」「平和」こそが、正しい、みたいな。
僕は、森会長の失言に対しては、擁護派です(笑)。なぜなら、皆が総攻撃してるからです。発言内容の良し悪しとは別次元の問題です。たとえ許されざるべき発言であったとしても、ネットで人を貶めてはならない。
でも、僕はジョン・レノンをボロクソに言っているわけで、、、それは、皆が彼を正義と見做しているからです。
だからもし、将来ジョン・レノンが集団で叩かれる時が来たら、僕は絶対彼の擁護の側に立ちます(笑)。
観念的な話になってしまいましたが、、、。