青山潤三の世界・あや子版

あや子が紹介する、青山潤三氏の世界です。ジオログ「青山潤三ネイチャークラブ」もよろしく

朝と夜のはざまで My Sentimental Journey (第94回)

2011-09-08 22:08:15 | サパ ベトナム 

サパ 04.Aug.2011(最終回)


1 川遊びの若者の数もどんどん増えてきたことだし、3時半、撮影終了。



2 建物と衣装の色がよくマッチしています。



3 昨日のカラスアゲハ集団吸水地点に行っていたけれど、やはり今日は一頭もいません。木を器用に刳り貫いて何でも作ってしまいます。



4 4時半のラオカイ行き乗り合いバスに間に合わすために急がねばなりません。でも最後まで石段の道に拘ります。外国人達のツアー客が続々下りて来ます。



5 極小サイズのヒメトンボ。屋久島や沖縄には、同じヒメトンボ(青色)が、小笠原諸島には、近縁別種のベニヒメトンボ(赤色)が分布しています。国外では、前者が主に熱帯アジア大陸部に、後者はオセアニアに至る島嶼部に分布しているようです。



6~7 昨日から下の道も観察しだしたので、今まで余り写すことの無かった向かいの棚田を撮影。





8~9 下の道は、この丘の裏側を通っています。





10~11 広角レンズがないため、望んだ写真が撮れません。横位置と縦位置を組み合わせて説明するしか。次回は、なんとか資金を作って、広角レンズを購入してから訪れたいものです。





12 サパよさらば。哲学の道、拷問の石段よさらば(なんて言いながら、今月末には再訪する予定も組んでいるのですが)。



13 4時30分のバスにギリギリ間に合いました。日本語が聞こえます。今回、中国~ベトナムに来てから一ヶ月、初めて出会った日本人2組(千葉と横浜の2人連れと、ベトナム人の通訳嬢、それとサイゴンの日本人学校で教鞭をとる2人組)、一瞬の間で名残惜しかったのですけれど、バスの窓から記念撮影です(日本人学校の2人組は同じバスだったので、じっくりと話~おおむね中国人の悪口~をすることが出来ました)。



14 常宿「クイーンホテル」のマネージャー氏(中央)と、オーナーのDe氏(右)。





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朝と夜のはざまで My Sentimental Journey (第93回)

2011-09-07 12:59:15 | サパ ベトナム 

サパ 04.Aug.2011(下)


1 午後2時、渡渉地点から滝壷へ引き返します。手前の岩上には外国人の親子がいたのでパス。



2 しめしめ、さっきのバーベキュー地点には誰もいません。黒いアゲハの姿も幾つか見えます。雨が降ってきたけれど、たぶんすぐに止むでしょう。



3~9 カラスアゲハ(クジャクアゲハ)とオオベニモンアゲハと、もう一種、オオベニモンアゲハではないジャコウアゲハの仲間がいます。尾状突起がなく、ジャコウアゲハ類に特有の腹部の赤色が、肌色っぽい明るいピンクです。台湾のアケボノアゲハなどと同様、Atropaneura属に分類されていますが、(尾状突起がないというだけで)基本的には(狭義の)ジャコウアゲハ属Byasaとなんら変わりはありません。たしか「ハゲタカアゲハ」という和名が付いていた様な、、、。















10 一応“ハゲタカアゲハ”と呼んでおきましょう(そういえばそんな雰囲気がしないでも有りませんが、ちょっと可愛そう)。翅の黒色と、腹部の肌色に近い淡ピンクは、写真での再現が難しい。



11 対照的に、オオベニモンアゲハの赤と白は、分かりやすい色と言えます。



12 真ん中にカラスアゲハ(クジャクアゲハ)を挟んで、手前にオオベニモンアゲハ、奥にハゲタカアゲハ。ハゲタカアゲハは、腹部が見えなければ、クロアゲハと見紛えてしまいそうです。



13~14 そのクロアゲハとの2ショット。無尾型クロアゲハの後翅後角の淡赤色と、ハゲタカアゲハ腹部のピンクは、微妙に良く似ていると思いませんか? 日本のクロアゲハ(クロアゲハはシロオビアゲハの一群です)が、オナガアゲハ(ナガサキアゲハの一群)とともに、ジャコウアゲハに擬態(正確には擬態ではなく相互並行進化だと僕は考えています)しているように、大陸のクロアゲハは、無尾性ジャコウアゲハ類と相互関連を持っているようです。





15 ここで、フラッシュメモリが満杯に。傘をさして、自参したノートパソコン(この自体への対応のため、どんな山の中でも持ち歩いている)に繋いで、画像を移動します。所要時間20分、その間、様々なメンバーが現れては去っていく。焦る気持ちを抑え、辛抱強く待つしかありません。それよりも焦ったのは、この前後になって、地元の少年少女たちが、次々と岩の上に押しかけ、泳ぎ始めたこと。彼らが近寄るのを静止するのに、必死です。ついには禁じ手のお金での交渉。とっさに10万ドン(日本円40円ほど)札を一人に渡します。その効用はてきめんで、少し離れた場所で泳いでくれたのです。撮影再開後はこのメンバー。



16~17 オオベニモンアゲハ(ジャコウアゲハ族)、アオスジアゲハ、チロンタイマイ、シロスソビキアゲハ(以上アオスジアゲハ族)、それにマダラチョウ科の一種。





18~19 すぐ隣にはアゲハチョウ族の一団。クロアゲハやカラスアゲハ(クジャクアゲハ)にルリモンアゲハが加わります。残念ながらボロボロの翅の個体です。





20~21 ルリモンアゲハもカラスアゲハ(クジャクアゲハ)も、鮮やかな青色の後翅表面の班紋は、静止すると前翅を下に下ろしてしまうためにすぐに見えなくなってしまします。見えるのは、飛翔時か、静止の瞬間の一瞬だけ。かなり辛い写真ですが、一応2ショットとして紹介しました。





22~23 黒いアゲハの集団に、アオスジアゲハ族2種が加わりました。中央にクロアゲハを挟んで、左にチロンタイマイ(日本にもいるミカドアゲハの仲間)、右にアオスジアゲハ。





24 こんな所で、うつ伏せになって撮影しています。背後の子供たちの動きが、気が気で成りません。



25~26 カラスアゲハ(クジャクアゲハ)とチロンタイマイ。似た写真を数日前に似も撮ったような気がするのですが、、、、。





27 左端のルリオビアゲハがボロい個体でなければ、良い写真になるのですが。



28~30 アオスジアゲハも落ち着かない蝶です。







31~32 個人的には、こんな写真が好きなのだけれど。





33 アゲハチョウの仲間は、吸水と共に、水の放出(すなわちオシッコ)もします。体温の調節という意味合いもあるようです。数枚写した中に、2枚にションベンがはっきりと写っていました。チロンタイマイは特にオシッコが好きなようです(たまたまこの個体に置いて特に頻繁だっただけでしょうが)。



34~36 ボロのルリモンアゲハですが、見る角度によっては、結構ましな姿に写ります。







37 今回のサパの蝶の、最終撮影カット。





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朝と夜のはざまで My Sentimental Journey (第92回)

2011-09-06 10:39:20 | サパ ベトナム 

サパ 04.Aug.2011(中)


1 時刻はちょうど正午。時間はたっぷりあるし、天気も良いし、左側の谷も訪ねてみましょう。



2 入口は、“演劇場”の少年少女たちの宿舎です。その前に置いてあったボトル(中身は、竹の子と唐辛子を酒?に浸けたもの、とても美味しいのだそうです)の上に、リュウキュウムラサキが止まっていました。先に紹介したメスアカムラサキと、裏面の模様の違いを確かめてみて下さい。



3 最初のポイントの岩上では、ハノイから来た若者たちが、野外バーベキューパーティー。これじゃ蝶の撮影は無理。



4 次のポイントには、年長組の少女たち。ここもパス。



5 先に渡渉地点に向かいましょう。山の上から、竹の束を担いだ少年少女が下りて来ました。大人(15才ぐらい?)になれば、遊んでいずに何らかの仕事に就くのでしょう。



6 渡渉地点には珍しく誰もいなかったけれど、蝶も少なかった。タテハチョウ科のムラサキイチモンジとシジミチョウ科の一種(Tajuria属?)。



7~9 これまでにも何度も登場している、タイワンイチモンジ♂とリュウキュウイチモンジ♂。タイワンイチモンジ♂は、翅先と中室の縁の赤班が特徴的ですが、リュウキュウイチモンジ♂にもそれらの部分がうっすらと赤味を帯びることがあって、意外と紛らわしいのです。







10~12 翅裏面での区別が最も確実です。中室の白紋が、タイワンイチモンジでは数珠つなぎになり、ヤエヤマイチモンジでは切れ切れです。









13~17 翅表も、こうやって2ショットで見ると違いは一目瞭然。赤班のほか、白帯の形状の差にも注目して下さい。











18 タイワンイチモンジ♂。



19 リュウキュウイチモンジ♂。



20 ムラサキイチモンジ♂。前2者よりずっと大型です。




21 アオスジタテハ。たぶん♂(雌雄は似ているのかな?)。



22 リュウキュウイチモンジの♀。



23 イチモンジチョウ属の一種。



24~30 今日の面子です。大半がイチモンジチョウ属(広義)。他に、ミスジチョウ属の一種、チャイロタテハの仲間(ヒョウモンチョウ族)、シロヘリスミナガシ(スミナガシ族)、イシガケチョウ(イシガケチョウ族)および、翅を開いたボロボロのシジミチョウ(Tajuria sp.?)など。















31 ウラフチベニシジミ(右)。



32~35 前にも紹介した、タヌキモ科と思われる渓流植物。渡渉地点の、水飛沫を帯びる岩の上に咲いています。












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朝と夜のはざまで My Sentimental Journey (第91回)

2011-09-05 13:43:47 | サパ ベトナム 

サパ 04.Aug.2011(上)


1 坂道1/3地点のトンガリ帽子と2/3地点の丸い家。トンガリ帽子の家は、僕の生家にそっくり!一時は、よく夢の中に出てきたのです。そして今見ている光景は、本物よりも、夢に出てきたそれと、全く同じ!



2~3 石段の真ん中辺り。左から2番目の男の子は足が不自由なのです。






4 石段の下部。



5~7 メスアカムラサキはいつもこの場所にいます。♂同士の追飛翔。(注:たった今、気が付きました、前にこの場所で見かけたのは、メスアカムラサキ♂ではなく、それにそっくりなリュウキュウムラサキの♂です)







8 滝壷(カットカット)とその前の出店の光景。



9~10 例の河原にはまたガキどもが屯しているので、今回はパス。昨日カラスアゲハ類が吸水していた路傍の木陰を目指します。



11 オットト!その路傍の木陰の入り口にガキ達が。



12~13 昨日見かけた、坂道の下の家の連中。生意気な石段のガキ達と違って、何やらフレンドリーです。





14 川から岩をよじ登って来て、昨日の4人が揃いました。



15 オッチャンはここで蝶々の撮影をしたいのだから、と手振り身振りで伝えると(彼らは石段の連中と違って、英語~といっても“金をよこせ”またはそれに関わる言葉~が出来ない)、素直に出て行った、と思いきや、すぐにまた戻ってきました。年長の少女も一緒です。そして、昨日カラスアゲハが集団でいた湿地に集まって、何やら木の葉っぱなどを探しています



16 今日はもともとこの場所には蝶が集まらないようだったので、まあいいか、としばし彼らを観察していました。年長の少女は彼らのお姉さん?お母さんにしては若すぎるような気もしますが、この辺りでは10代のうちに子供を産む女性が多いようですから、その可能性もあります。あとで気付いたのですが、そうか、小学校の先生かも知れない。もしかしたら野外授業?



17~19 路傍の草や木の葉を探し、子供たちに見せています。







20 これを丸く包んで、食べる(噛むだけ?)のだそうです。僕も試してみたけれど、とても堅い。台湾の“ビンロウ”の様なものかも知れません。



21~22 茂みにもぐって男の子が採ってきたのは、唯のシダの葉っぱ(写真は“先生”が採ってきた、たぶんまともな食用の葉です)。





23 外国人が通りかかっても(石段の連中のように“マニ、マニ”と声を揃えてまとわりつくようなことは無く)完全無視。その代わり、ベトナム人観光客と出会うと、そのままくっついて行き、何やら“商談”をはじめます。たいていの場合、商談は成立せず、すぐに戻ってくるのですが。昨日の外国人男性とそのベトナム人通訳は、まんまと騙されて(笑)、案内料を取られたうえ、道の無い断崖を歩かされたのでしょう。え? お前もついて来いってか。



24~25 田んぼの縁で座り込んでしまいました。一生懸命にイネの青い茎を集めています。





26~28 若い茎を食べるのでしょうか? そう思って身振りで訊ねたら、違う!と。やおら、茎から何かを取り出しはじめました。花が外部に展開する前の、茎(鞘)の中に納まった状態のごく若い花序です。これを食べるのだと。いやもう、美味しいのなんの。大袈裟に聞こえるかも知れないけれど、これまでの人生で食べたうちの№1(「白と赤の野生ストロベリー」と東西の横綱!)かも知れないと思うほどの美味しさです。







29 照れ臭いのと自慢顔の中間。



30 男の子。さっき取ってきたシダの葉に乗っけて、俺のほうが大きいぞ!



31 私のも撮ってね!



32~33 河原には、まだ裸のガキ達が屯しています。ふと思いました。彼らは決して唯遊んでいるだけではないのかも知れない。むろん銭湯の役割も兼ねているでしょうし、そのほか諸々の意義や効用が含まれているような気がします。決して“原始的な生活スタイル”なのではなく、理にかなった、結構高度のポリシーの上に成り立っているようなのです。見ていると、一定の法則があるように感じられます。2才以下ぐらいは服を着たまま、まだ泳いではいけないという事なのでしょう。この河原に集まる裸の連中は、5~6才前後? 裸で泳いでも良いけれど、奥の谷には行ってはいけません、と。岩上で蝶を撮影する左の谷で(一応服は着て)泳いでいるのは、年長の少年少女だけ。秩序や人間関係の育成の場になっているとも言えそうです。天然の幼稚園・小学校。



34~35 虫干し。健康面、精神面、衛生面、、、、様々な効用があることでしょう。



36~37 マンゴ食べて行かない? 熟したのではなく、まだ固い実、これがまた美味しいのです。







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朝と夜のはざまで My Sentimental Journey (第90回)

2011-09-04 09:03:23 | サパ ベトナム 

サパ 03.Aug.2011(下2)


1 (昨日の続き)ルリモンアゲハだけが、カラスアゲハ(クジャクアゲハ)の集団から、ポツンと離れています。奥に見えるのはタイワンタイマイ。



2 モンキアゲハやタイワンモンキアゲハの白紋と、クジャクアゲハやルリモンアゲハの青紋は、根本的に構造が異なります。前者は翅裏にも同じ紋が表れますが、後者は翅裏には一切表れません。



3~6 ルリモンアゲハだけが集団と離れて吸水しています。たまたま僕が出会った個体がそうだっただけなのかも知れませんが、アゲハチョウ属ではルリモンアゲハ、アオスジアゲハ属ではアオスジアゲハ、イチモンジチョウ属ではアオスジタテハ(学名も和名も知らないゆえ勝手に付けておいた仮の名)が、“強調性”に欠けるようで、同じ仲間の集団中になかなか入って行こうとしない傾向が見受けられます。3種とも青い鮮やかな紋を持つ事が共通しています。もちろん、偶然でしょうけれど、、、。









7~8 見事な破損個体。それも別の個体が2頭。ここまでボロボロだと感動ものです。





9~11 ルリモンアゲハ。







12 アジサイ(日本の園芸のアジサイ!)を栽培しているようです。考え方によれば、なかなか興味深いことだと思う。川島さん(アジサイ研究家)に報告しなくては。



13~14 巨大なタテハチョウ、トラフタテハ。





15 初めて見る子供たち(と思っていたのですが、写真で確かめたら、さっき縄跳びの練習をしていた子供たちです)。彼女たちはこれから、川の向こう(前の写真のトラフタテハの背後に写っているところ)の崖っぷちを、青息吐息で歩いている外国人男性とベトナム人女性ガイドを迎えに(救助しに?)行くところらしいのです(一応、彼らにももう二人の子供が同行している)。対岸から眺めていてもひやひやもの、“なんでこんな所に来ちゃったのだ!”と必死に崖をよじ登っている外国人男性の困惑ぶりが、手に取るように伝わってきます。4人組の子供たちに、「案内料を少し貰えれば、誰も知らない素敵なコースを案内してやる」とか言われて、とんでもない所に連れて来られたのでしょう。



16 ダムの堰堤を速足で渡ります。危ないったらありゃしない。お前も付いてこい?とんでもない!



17~18 家は坂の終点にあるのですね。男の子は聡明そうな顔立ちをしています。





19~20 前の写真から6分後ですが、、、、もう衣服を干してあります、電光石火の早業、それとも同じのが2枚づつ有るのでしょうか?





21 坂道を登ってサパの町に戻ろうとも考えたのですが、やはり一度滝壺に戻って、意地になって石段を登ることにします。下から見上げると、“丸い家”も“尖んがり帽子の家”も、遥かに上方です。



22 売店のお婆ちゃんとお孫さんが、今日の仕事を終えて戻ってきました。坂の下に家があるのでしょうか?それとも車でサパの町まで戻るのでしょうか?



23 “困ったネエちゃん”も帰宅です。23才。5才と3才の子供あり。それを聞いて以来、「そうか、家族のために一生懸命セールスをしているという事なんだ、、、今後は(幾らしつこく付き纏われても)余り怒らないようにしよう」と、僕の対応も大分変ってきたのです。



24~25 これもアヒルだっけ?犬と豚が同類であるように、アヒルとニワトリも同類、仲良く一緒にいます。





26 石段の道の子供たちのファッションについて書こうと思ったのですが、、、、驚愕の?事実発見。後ろに覗いて見えるのは、写真17の小屋の中にいた坂下の4人組の1人だ!もしかしたら僕に付いて石段の道までやってきたのでしょうか?



27 縄跳びと陣取りゲームのハイブリッド?



28 友達。



29 日本の子供ファッションよりもセンスが良いと思うのですが。



30 こんなのがあちこちにいるんだ。怖い怖い。ところで何に利用するのでしょうか?



31 丸い家と夕暮れの山なみ。



32 夕食タイムに遅れたので、一人で食事。




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朝と夜のはざまで My Sentimental Journey (第89回)

2011-09-03 08:52:40 | サパ ベトナム 

サパ 03.Aug.2011(下1)


1~2 滝壷に戻ります。途中何か所か河原に下りてみたけれど、蝶の姿は無し。代わりに綺麗なハムシを撮影。





3~4 ベニトトンボ?それにしては鮮やかすぎるような気がするのですが。





5 巨大なカワトンボの1種です。地味な色の割には非常によく目立ちます。



6 山羊一団。いつものオジサンではなく少年が率いていました。



7~8 サパの町からカットカットの滝には2つのルートがあります。僕がいつも通っているのは、車の通る坂道の途中から左に折れて、急な石段を下って直接滝壷に達するコース。もう一つは坂道の車道を最後まで下り、川に沿って滝壷に向かうコース。車道から滝壷までの距離は僅かでほぼ平坦ですから、大抵の観光客は、往路は石段を下り、帰路は(バイクで)坂道を登って行くのです。僕は意地になって、毎回帰路も石段の道を登っているのですが、最後に一度ぐらい川沿いの道も訪ねてみようと、ガキの屯す河原には下りずに、先に進んでみることにしました。滝壷から車道終点までは10分とかかりません。写真は車道終点の橋の袂の小屋です。





9 この子供たちに会うのは初めてだと思う。縄跳びの練習を真剣にやっていました。







12 滝壺に戻る途中の脇道の入り口で、吸水中のカラスアゲハ(クジャクアゲハ)に遭遇。



13~15 辺りを見渡すと、多数の個体が葉上に翅を開いて静止しています。







16~25 路上に吸水集団も。モンキアゲハが一頭混じっています。注:最近、蝶の事にあんまり関わっていないので、同定に自信が
無くなりつつあります。ほんとにモンキアゲハで良かったのだっけ?後翅裏面外縁のオレンジ紋列などはタイワンモンキアゲハのような気がするのだけれど、、、、(でも他のタイワンモンキアゲハの特徴は表れていないので、一応モンキアゲハとしておきます)。ちなみにモンキアゲハとタイワンモンキアゲハは外観は良く似ていますが、(外部生殖器の構造など)基本的構造は大きく異なり、全く別の仲間、どちらか分らないなどと言うのは、恥ずかしい限りです。





















26 奥の木陰の下に、何頭かが固まって吸水しています。



27 。ルリモンアゲハ(手前左)も。



28~29 上:カラスアゲハ(クジャクアゲハ)、下:ルリモンアゲハ。





30 やっぱりモンキアゲハでしょうね(上)。



31~32 ルリモンアゲハ(右)は、昨日紹介したオオクジャクアゲハに似ていますが、緑(青)の紋様の形が異なります。また、前翅の形が、丸味を帯びて広いのも特徴です。両者は外観は似ていても、特に近い類縁関係にあるというわけではなく、オオクジャクアゲハはミヤマカラスアゲハに、ルリモンアゲハはカラスアゲハ(クジャクアゲハ)に、より近縁です。





33~37 何頭もが集まる場所は、一度飛び立つごとに、少しづつ変わって行くようです。水や土の中にアゲハが好む特別な成分が含まれているのでしょうが、見た目には他との違いは判別出来ません。















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朝と夜のはざまで My Sentimental Journey (第88回)

2011-09-02 10:48:58 | サパ ベトナム 

サパ 03.Aug.2011(中2)


1 そろそろ対岸に戻りましょう。またカメラをビニール袋に納めて、泳いで川を渡ります。



2 毎回ここにナップサックを置いて撮影しているのです。一枚しか持っていない少容量のコンパクトフラッシュメモリが満杯になれば、その都度パソコンに移し替えます。パソコンが満杯になれば外付けハードデスクに、ハードデスクが満杯になれば不要な画像の削除(その過程でたびたび誤って重要なカットまで削除してしまう)。カメラマンにあるまじき貧乏ゆえ、随分と苦労しているのです。



3~4 ナップサックやジャケットに蝶が集まってきます。小さなのはウラフチベニシジミ。





5~8 スミナガシは僕のジャケットが大好きなようです。指に止まらせようとして上手く行かず、その都度飛び去ってしまっても、性懲りもなくまたジャケットに戻ってきます。赤いストローは、この仲間(スミナガシとシロヘリスミナガシ)の特徴です。









9~20 大多数の蝶は、指をさし出すと簡単に乗り移ってくるのですが、スミナガシだけは簡単に行きません。指を嫌がって逃げ回り、結局飛び去ってしまいます。でもすぐにジャケットに戻ってくる。10数回それを繰り返し、やっと指に乗り移ってきたのが、この一連の写真です。努力の結果成功したので、ほかより沢山の写真を載せておきます(笑)。

























21 イチモンジチョウ属(ナカグロミスジ)。



22 シジミタテハ科。



23 シジミチョウ科カラスシジミ亜科。



24~25 ウラフチベニシジミ。





26 シジミチョウ科ヒメシジミ亜科(たぶんタッパンルリシジミ)。



27 ウラギンシジミ属。



28~29 24に同じ。翅表が綺麗です。





30 セセリチョウ科ホシチャバネセセリ属。



31 イチモンジチョウ属。今回は余り出会う事のなかった種です。




32 フタオチョウ属。対岸にいたのと同じ個体?別の個体?



33 シロヘリスミナガシ。スミナガシとは微妙にいる場所や時間帯が異なる。偶然なのか必然の意味があるのか。ツーショットを撮りたいのですが、なかなかチャンスが巡って来ません。



34~36 最初(前回のブログ)に紹介したスミナガシをもう一度。









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朝と夜のはざまで My Sentimental Journey (第87回)

2011-09-01 20:52:09 | サパ ベトナム 

サパ 03.Aug.2011(中1)


あやこさんの許に以前に送ってあった8月4日の原稿が、間違って先にアップされてしまいました。8月3日の分が3~4回残っていたのですが、僕がまだ送信していなかったからです。実は、その前に文章だけの原稿を送ってあって、それがアップされるものとばかり思っていたのだけれど、「こういうのを読むと、またかとうんざり、誰がどう思おうと我が道を行くわけですから、人がどう思うか気にする必要はないでしょう?」と、却下されてしまったのです(笑)。

「好き好んでサパで写真の撮影をしているわけでは有りません。“お金もないのに毎日呑気に山をぶらついていていい気なもの”と思われている方は、今後このブログを読まないで下さい(笑)」としたのが、特にお気に召さなかったみたい。それはそうかも知れませんね。毎回のように、しつこく記述しているわけですから“またか”と思われても仕方ありません。ほかの読者の方からも「青山潤三の“ブランド”を大事にしなさい、くどくどと愚痴を言ったり内情を曝したりしてはいけません」というアドバイスを頂いています。でも、僕自身が考える“僕のブランド(もしそのようなものがあったならばの話ですが)”というのは、全く別のところに有るのです。

以前、僕のコメントとして「今後も好き勝手に書き続けていきます」旨の発言があったのだけれど、これは僕自身のコメントではありません。あやこさんや読者の(おそらく大多数の)方々がそう思われているのかも知れませんが、本人はこれっぽっちもそんなことは思っていない。「誰がどう思おうと我が道を行く」なんて、断じて思っていないのです。

本当に仕方が無くサパに行っているのですよ!(サパは大好きな町ですが、それとこれとは別問題です)。本来なら何もしないで宿舎内に蟄居しておくべきなのでしょうけれど、余りに消極的なのもどうかと思い、この際、手探りで少しでも将来の仕事に結び付く“何か”を模索しなければと、ジタバタしている結果が、このブログ“サパ編”の内情です。

「気楽でいいなあ、俺もそんな生活がしたいなあ」と言う人いたならば、本気で代わってほしいです(ただし月収40万円以上の仕事に限る)。

とまあ、この間も似たような事を書き連ねてきたので、あやこさんが釘をさす気持ちも分かるのですが、自分でブログを読み返してみても、いかにも楽しげに、呑気に毎日を過ごしているように思えてしまいます。これでは本当の姿が伝わらない。しつこい事は承知の上で、何度でも繰り返し、「本人は全然楽しんでなんかいない、苦渋の中での“サパ紀行”を続けているのです」と、声を大にして表明しておきたいのです。

なお、このあいだも記しましたが、紹介写真の枚数が異常に多い(しかもしばしば似たような写真ばかり)のは、単に選択消去作業が面倒な事と、将来作品を纏めるに際しての自分の整理用にこのブログを利用している(そりゃそうです、幾ら“有料です”と告知しても、誰ひとりとして反応がないのだから、自分用に利用したくもなります)側面があるからです。“勿体ない”と言って下さる読者のかたもいらっしゃるのですが、そのような訳なので、御心配なきよう。ことそれに関しては、好き勝手にやっているのかも知れませんね。

ちなみに、現在(2011.9.1)センツェン(≒香港)にて帰国のための待機中。家賃と資料確保の問題は、なんとかクリア出来そうなのだけれど、帰国費用の捻出がまだ出来ていません。もし手間取るようならば、滞在費が安上がりのサパに、再び移動するかも知れません(笑)。

1 渡渉地点へ向かいます。山から竹を運んできた男の子たち。



2~5 いつもと似たようなメンバー。でもスミナガシが主役なのが目を惹きます。引きで撮った後2枚の写真に注目して下さい。シジミタテハ3種がそろい踏み。なかなかこのようなチャンスには出会えないと思います。









6~8 川の対岸の岩陰にチョウが集まっているのが見えます。カラスアゲハの仲間も吸水に来ているようです。川を渡ろうかどうか、しばし迷いました。現地民たちは、飛び石伝いにひょいひょいと渡って行くのですが、足を滑らせてしまう恐れがあります。川に落っこちたって別にどうってことは無いのだけれど、カメラが水を被るとヤバいです。そのため、安全を期して、飛び石伝いではなく、水中に入って足場を確保しつつ渡ります。水深は深く、普段でも腰より上まで水に浸かります。その上流れが速いので、足を取られれば水没してしまう。となれば、やっぱりカメラがヤバい。という事で、ここしばらく渡るのを控えていたのです。







でも、今日は沢山のチョウがいるようではあるし、久しぶりに対岸にも行って見ようと。けれども、水量はいつもに増して多いのです。飛び石の頭も水流に洗われてしまっている。山菜を入れた籠を背負って山から下りてきたオジサンも、浅いポイントを何度も探った挙句、
渡るのを諦めて対岸の山中をトラバースして行きました。

僕は、結局泳いで渡ることに。ビニール袋を何重にも重ねてカメラを収納、それを肩に縛り付けて水泳です。

9~15 まあ似たようなメンバーです。同じ所に居続けている者もあれば、せわしく飛び回っている者もあります。(いつもそうなのだけれど)アオスジタテハは特にせわしなく、あちこちを行ったり来たりしています。
















16~17 このカットに写っている蝶は、タテハチョウ科が主体で、イチモンジチョウ属が4種、チャイロタテハ属、イシガケチョウ属、フタオチョウ属、ヒオドシチョウ属、カバタテハ属が各1種、シジミチョウ科の、フタオシジミ属、アマミウラナミシジミ属が各1種、シジミタテハ科が1種の、計12種です。





18~19 一頭が翅を開いたら、別の一頭が閉じたりして、なかなか足並みが揃いません。





20 リュウキュウイチモンジとナカグロミスジ(共にイチモンジチョウ属)。



21 タイワンイチモンジとリュウキュウイチモンジ。



22 左から、カバタテハ属、チャイロタテハ属、フタオチョウ属、イシガケチョウ属(2頭)、ヒオドシチョウ属(ルリタテハ)。



23~24 フタオチョウ属ほか。





25 カラスアゲハの仲間のオオクジャクアゲハ。タテハチョウ達の集まっている場所から離れて、一頭だけで吸水中。



26~27 飛び立っても、しばらく付近を旋回したのち、再び同じ場所に戻ってきます。後翅表の特徴的な形の青紋は、飛翔時にだけはっきりと現れます。





28 それでも止まった直後には、前翅で隠された後翅の両隅に、ちょこっと青紋が覗いています。



29~30 すぐに外側の青紋は隠されてしまい、内側の青紋だけがかろうじて見えます。





31 やがて青紋は完全に隠されてしまう。でも、前翅の緑の色彩だけでも、結構美麗です。



32 しばらくすると、水平に開いていた翅を、閉じにかかります。



33 そして、完全に閉じてしまいます。この一連の動作は、アゲハチョウ科の多くの種に共通していて、他の科の蝶とは異なるような気がします。あえて言えば、いわゆる“蛾”の中の一部グループと共通するように思えるのですが。



34~35 オオクジャクアゲハの吸水場所の近くの岩上には、ほかのタテハの吸水集団には加わっていなかった、キミスジ属(ヒオドシチョウ族)の種が、何頭も吸水していました。





36 その近くにいたシジミタテハ属の一種。今回は余り目にしなかったのですけれど、大抵の季節、この辺りで最も普通に見ることのできる蝶のひとつです。



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朝と夜のはざまで My Sentimental Journey (第86回)

2011-08-29 14:01:09 | サパ ベトナム 

サパ 03.Aug.2011


1~2 サパに戻って3日間、天候も悪かったことだし、終日室内でデータの整理とメール通信に没頭していたのですが、今日は晴天、
5日ぶりに山へ下る(!)ことにします。午前9時出発。





3~4 野菜市場を覗いてみました。どうやら麦菜は無いようです。サパは油麦菜の栽培には寒すぎるのでしょうか?





5 いつもの光景。



6 今日も石段を下ります。



7 カラフルな洗濯物に、何故か心を惹かれてしまいます。変なの!



8 中間地点(僕の“友達”の犬の家)。



9~10 下三分の一程の地点。こいつの家はここだったのか! それにしても愛想がない、僕を敵視しているみたいです(お母さんは柔和な表情なのにね)。





11~12 上から下を、下から上を。





13~18 なんだか、意地になって子供ばかり写しているみたいですね。













19 困った2人組。でもここのところ無理難題は言わなくなってきました。



20 お婆ちゃんの店、お孫さん(たぶん)が手伝いに来ています。



21 ちょこっと河原に寄ります。珍しく男の子が主体です。


22~23 アゲハ類はいなかったのだけれど、アカネシロチョウが。アジアの南半部では、再普通種のチョウのひとつ。カルミモンシロチョウが普通は滅多に見ることの出来ない稀産種なのに対し、いわゆる“駄チョウ”です。でも(カルミモンシロチョウだらけの)この時期のこの地では、こちらのほうが遥かに有難味があるように感じてしまう。色彩だって、断然綺麗ですし。





24~25 じわじわと“嫌がらせ”をする女の子に対し、男の子は直接行動に出ます。逃げまどうアカネシロチョウに向かって、容赦なしに石を投げつけます。





26~27 アゲハチョウ類は、今日は滝壷前の売店の端っこの路上(裸のガキがいる河原の入り口、以前カラスアゲハの“蝶の滝”が見られた岩面上の橋桁の横、このあと紹介するオッチャンの店の前)に集まっていました。地面がゴミと踏み跡だらけなので写真にならない。青い紋はカラスアゲハ(クジャクアゲハ)、緑の紋はルリモンアゲハ、白い紋はモンキアゲハです。





28 大人も邪魔をします。やめてちょうだい!



29~32 串焼き屋のおばさんのご主人はチョウを採集して日本のバイヤーに卸しています。僕を呼びとめて、これを見ろ!一番高価なチョウだ、と。オウゴンテングアゲハとテングアゲハ、一頭100$だそうです。でも卸値を聞いたら、(正直に、またはうっかりと口を滑らせて?)15$とか言っていました。









33~34 反対側の端っこ(=演劇小屋の下)は、いつもオオチャイロタテハ、それにクロアゲハとモンキアゲハが吸水集団を形成しています(崖下なので近寄れない)。今日は珍しくカラスアゲハ類が2頭(1頭はオオクジャクアゲハ)混じっていました。





35 この写真は一体何でしょうか? 言うまでもなく失敗作です。何も写っていません。それに纏わる因縁話を。



「そうか、来年(今年は時期が遅すぎる)は、ファンシーファン山の山頂に、オオゴンテングアゲハの撮影に行かねば、、、あのオッチャンは、ついこの間採集した、と言っているけれど、それは嘘だろう、、、でも、もしかしたらボロの♀ぐらいはまだいるかも、、、」と夢想しつつ、ふと前を見たら、ななななんと、演劇小屋の男の子がニコニコ笑いながら指さしている葉っぱの上に、巨大なオウゴンテングアゲハの♀が! 一瞬冗談だと思った。僕を担いでやろうと、標本(または紙で作った蝶)を張り付けたのかと。でも、ともかく撮影しておかねば!

というわけで、シャッターを押そうとしたのだけれど、シャッターは下りません。そうなのです。この機会に説明しておきます。中古カメラ屋で買った2万円余のキャノン・イオス・キッスは、さすがに中古だけあって、状態がよろしくない。ことに困るのは、ピントが合わないことと、シャッターが切れないこと。ともに致命傷です。それでもこれを使わざるを得ない。

以前に使っていた千明さんのキャノン・イオス・キッスは、去年の秋、ここファンシーファン山の渓谷で谷底に落っこちた時、もろとも水没、ホンコンのキャノン代理店に、修理に出したままです。修理費7万円なり。でも、千明さんからの借り物の大事なカメラですから、破棄する訳には行きません、代理店からの矢の様な催促には、近く回収(&支払い)に行くので、もう少し待って、と返事を繰り返すだけ。ついこの間も催促が来たので、「9月のはじめにはホンコンに行くのでその時に」と答えてあります。約束通り行くだけは行くつもり。頭を下げて、もうしばらく待って貰うしかありません。

それはともかく、現在使っている中古機材、ピントのことは改めて説明するとして、シャッターが切れないことの説明をしておきます。

一度オンにすると、常にシャッターを押し続けていなければ、シャッターが下りなくなってしまうのです(よって膨大な無駄なカットを写さざるを得ない)。そうなれば、一度電源を切らねばならない。電源を切ってしまうと、オンにした後、(複雑な操作を経て)5~6回押し続けねば、シャッターが切れないのです。これまでに写した(このサパ編で紹介したものも含め)全てのカットは、そのような苦労を経た上で、撮影したものなのです。

という事で、突然の出現、シャッターが切れません。やっと回復した最初のカットが、飛び去る瞬間にシャッターを切ったこれ、慌てていたので設定が狂ってしまい、バルブになってしまっています。もちろん、何にも写っていません。

本当にオウゴンテングアゲハの(飛び古した)♀だったのでしょうか? オウゴンテングアゲハの事を思い浮かべていた時だったわけですから、巨大な蛾をそれと見紛ってしまった、と考えたほうが妥当でしょう。いずれにしろ、幻のオオゴンテングアゲハ、何だか出来過ぎた話のように思いますね。




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朝と夜のはざまで My Sentimental Journey (第85回)

2011-08-28 13:06:13 | サパ ベトナム 


サパ 29Jul.~02.Aug.2011


中国に戻り、雲南省の南端から、北端チベット省境の梅里雪山に向かう予定でいたのですが、中国側の町・河口で唯一国際キャシュカードが使える「中国銀行」が潰れていた(実際は立て替え中?)り、公安や中国軍の助けを借りてやっと手に入れたお札の一枚が偽札(実際には本物の札?だったらしいのだけれどボロボロ過ぎて)で使えなかったり、部屋に持ち帰ったラーメンのお椀の底が抜けてカメラやパソコンがお汁浸しになってしまったり、、、と予期せぬアクシデントが続出。今後の(中国国内での)ビザ無し滞在期限と予算との兼ね合いもあって、念の為もう一度サパに戻ることにした話は、たしか少し前の項目で紹介したと思います。

1~2 ラオカイ(サパの麓の町で中国国境のベトナム側)駅前の10階建てホテルの屋上カフェから。2つ見える高い建物のうち、手前の白がベトナム側イミグレーション、奥の茶色が中国側イミグレーション。






3 中国側・河口の町には、結局2泊することになったのですが、写真はほとんど撮っていない。バスターミナル脇で食べたチャーハン。7元。ここで買って持ち帰ったラーメンのお椀の底が抜けたのです。



4 別の食堂での食事。左のお皿の卵と一緒に入っている野菜は“油麦菜”です。麦菜の情報については、項を改めて紹介します。



5 中国側での写真がほとんど無いので。なぜ写したのか解らないのですが(チャーハンを食べながらカメラのチェックだと思う)。



6~7 ふたたびラオカイ駅前のホテル屋上から。雲の中辺りにサパがあるのでしょう(ラオカイ標高60m、サパ標高1570m、ファンシーファン山標高3143m、ラオカイ~サパ間は35㎞です)。





8 真下にラオカイ駅(ベトナムの鉄道終点)があるので、午後4時半の列車が入ってきたのを見届けて、駅前バスターミナルに向かいます。



9~10 屋上の両面は大きな鏡。





11 ベトナムは良いところなのですが、唯一つ我慢がならないのは、“無数の迷惑勧誘バイク”をはじめとする、公共?の乗り物の運転手の質の悪さ。これだけは最悪です。僕だけでなく外国からの旅行客は(否ベトナム人でさえ)皆ほとほと参っているようです。駅前からのサパ行きマイクロバスは、US4$と決まっているのですが、常に倍額以上を要求される。欧米人は10$、日本人は20$。日本人が欧米人と一緒にいると、無理矢理引き離されて、抵抗すると殴る蹴るの暴行。写真は、暴行を受けている僕を助けてくれた、フランス人の一行です。サパ到着後、スカイビューレストランにて。



12 藁葺き屋根が「スカイビューレストラン」。写真左隅奥が同一経営の「クィーンズホテル」。



13 左が「スカイビューレストラン」。白い服の男性の斜め右上辺りの2階に、「クイーンズホテル」の僕の部屋。



14 シンプルで何も無いけれど、仕事をするにはちょうど良い。



15 「スカイビューレストラン」は、名の通り展望抜群だったのですけれど、向かいに建物の工事が始まって、台なしに(下に鉄骨群が見える)。この写真も苦労してアングルを切り取ったのです。



16 食事をしながら眺めるファンシーファン山。実は写真の四隅は、鉄骨だらけなのです。



17~18 という事で、隣の高級ホテル(宿泊費はたぶん10倍以上?)のテラスから撮影することに。





19~20 ファンシーファン山とサパの町の一角。いつも坂を下って、雲の中辺りまで行っているのです。





21 来秋、新しい「クイーンズホテル」が、右の丘の頂上辺りに開業します。



22~23 こんなに晴れたのは久しぶり。でもすぐに雲が湧きあがります。





24 夜の街角。




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朝と夜のはざまで My Sentimental Journey (第84回)

2011-08-27 14:58:25 | サパ ベトナム 

サパ 28.Jul.2011(下)


1~3 こんな状況下で苦労して写しています。







4~5 子供には怒らないことにしていたのだけれど、服を着た女性と痩せた男性は大人でしょう。人が一生懸命チョウの写真を移しているのだから、少しは遠慮しても良いと思うのですが、お構いなしにはしゃぎまわる。ついに堪忍袋の緒が切れて、怒鳴ってしまいました。



6 コチャバネセセリの仲間だと思う。



7 滝壺に戻り、裸のガキの屯す河原に。カラスアゲハ(クジャクアゲハ)がいました。日本産とは、翅表よりも、むしろ裏面のイメージのほうが異なるのでは。?



8 石段の最下部から河原を望む。


9~10 最下部の石段を登りきった地点にいつもいるリュウキュウムラサキ♂。








15 石段中部。



16~17 石段上部のお店。





18 珍しく漢字です。




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朝と夜のはざまで My Sentimental Journey (第83回)

2011-08-26 16:18:48 | サパ ベトナム 



サパ 28.Jul.2011(中)


1 渡渉地点。人はいなかったけれど山羊が。チョウのメンバーは変わり映えしないので引き返します。



2~3 途中の岩には子供たちがいます。年長組なのでちゃんと服を着ています。





4 まあ仕方がありません。ここで撮影です。




5~7 マダラシロチョウとミカドアゲハ類2種。







8~34 黄色い紋がチロンタイマイ、赤い紋がミカドアゲハ(あるいは近縁種のミナミミカドアゲハ)。























































35 すぐ近くで子供たちが泳いでいるので、いつ飛び立つかひやひやしながら撮影しているのです。






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朝と夜のはざまで My Sentimental Journey (第82回)

2011-08-25 13:53:39 | サパ ベトナム 



(桂林物語2011.8.20-22)


8月20日 深圳(センツェン)

センツェンは凄い人出です。列車チケットは5日後まで売り切れ、ホテルはどこも満杯、空前の旅行ブームなのです。年のうち半分は旅行シーズンみたい、それだけ金持ちが増えているのでしょう。もともとの人口が多いわけですから、貧乏人も多いけれど、金持ちの数も半端じゃありません。でも、滅茶苦茶です。その想像を絶する滅茶苦茶さは、口で言っても解らない、体験してみないと。

旅行客だけでなく、町中、警官・警備員だらけ。地下鉄に乗るにも、何回も身分証明証を提出し、荷物検査を受けねばならず、それだけでへとへとになってしまいます。しかし、英語で質問するとフリーパスに。答えるのが面倒(ホンコンでは一応英語が通じるけれど、センツェンでは基本的に通じない)だからです。まるで戦時中の厳戒令下さながらの状況にあって、このいい加減さは中国そのものを表していると言えます。

中国人が最も嫌がるのが“面倒くさい”(中国語で“マーファン”)こと。そのため、造った物は全て最初から壊れていて、便所はどうしようもなく汚い訳です。

過度の厳戒の理由は、ひとえにチベット・ウイグル民族のテロを防ぐためでしょう。チベットでは漢民族が28人殺されたことになっているそうです。そのため、凶悪なダライ・ラマ14世一派から身を守る、という名目で、チベット民族居住地域への外国人入境が封鎖されているわけです。その何10倍、何100倍というチベット族やウイグル族が殺害されているということは、一切報道されていません。ただただ、大悪人ダライ・ラマ14世の悪事を、国民(漢民族)に植え付け続けているのです。

地下鉄の話題。センツェン地下鉄は、路線が飛行場まで延びました。同時に2路線だったのが、一気に5路線に(もっとも未開通の路線もあるのでしょうが)。各路線とも駅数が多く、昨日数えて見たら136駅(乗り換え駅10数駅を引いても120駅以上)。北京や上海を上回る規模になったのかも知れません(ホンコンの地下鉄と併せると東京以上かも、、、ただしセンツェン/ホンコン間の乗り入れはしていません)。

中国の発展のスピードは、それはもう凄まじいものです。それがドアのノブが壊れたまま、トイレの水が流れないまま、いたるところがゴミと汚物だらけのまま、限りなく出鱈目に突っ走っているわけですから、なんともはや、と言うしかありません。

中国人は自信満々です。おそらく、アメリカを抜いて、世界一になったと思っているのでしょう。センツェンなど大都市部では、ワイアレスで利用出来るインターネットが、なぜか中国語表示だけになりつつある、というのもその一つかも知れない。世界の中心は中国という思いがあるのでしょう(今、スタバからメールしているのですが、昨日隣にいた欧米人が方法を教えてくれていなかったら、使えなくなっていたところです)。

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8月21日 桂林

8月20日午後5時46分センツェン発桂林行き夜行列車、立ち席のチケットしか入手出来なかったのだけれど、今回も無事車内で寝台チケット入手に成功(身動きの取れないぎゅうぎゅう詰めの車両から列車長のいる食堂車への移動が大変だった)。21日午前8時30分桂林着。常宿のユースホステル「フラワーズ」に。一昨日スーリンに予約を入れて貰ったら「満員」の返事、でも無視をして飛びこんだら、いつもと同じ部屋がちゃんと空いていました。

桂林に来るのは、ほぼ1年ぶり(7月初旬、「アジサイ」探索ですぐ近くまでやってきたけれど)。スーリンに会うのも一年ぶりです。いつものごとくマクドナルドで食事。(このブログの読者の方には解って貰えないことでしょうが)一年のうちで心からホッと出来る時と言うのは、スーリンと会っているほんの僅かな時間だけですね。お金が無いことを詰[なじ]られるのにも、失敗の報告をするたびにボロクソに言われるのにも、もはや慣れました(笑)。

柴田和子を知ってるか? そんなの知ってる訳ないでしょう。第一生命保険のナンバーワン保険勧誘員だそうです。この間T.V.で見た、と。自分も今、生命保険の勧誘員の仕事をしているので(それは知らなかった!)、彼女に少しでも追いつきたいのだそうです。毎日大変で、寝る暇もない、云々。もしかすると僕より稼いでいるかも知れない。

ピンチの僕を救ってくれてもいいはずなのだけれど(2年前に貸してある3万円を返してくれないかなあ)、まず無理でしょう。公式には“一文無し”なのだそう、使っている日傘も10年ほど前に買ったやつでボロボロ、そろそろ買い換えたいのだけれど、勿体ない(下着そのほかも、穴だらけのを使っている由)。滞在中の宿泊費ぐらいは(足りなくなったら)なんとかしてやる、とかは言っていましたが。

ミシミシのネエちゃんたちは、まだ頑張っていました。「昼飯御馳走してよ!」「今度ね」。
いざりの髭おじさんの姿が見えないので心配していたら、ユースの近くの木陰で寝ころんでいたので一安心。
ユースのフロントの女の子は、全員新顔。こんどこそ喧嘩しないようにしなくては。

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8月22日 桂林

「美味しい店を見付けたので、夕食はそこでしましょう」
とスーリン。ということは、御馳走してくれるのかな? これはまた珍しいことがあるものです。高級ビーフ・ステーキ屋。でっかいステーキ2皿で120元(1500円近く)。食べ終わって恐る恐る
「誰が払うの?」
「なに言ってんの、私がそんなお金持ってるわけないでしょ!」

待ち合わせたマクドナルドで、スーリンは怒っていました。
「隣の席に座っている若い男性、さっきカウンターに並んでいた時に割り込んで来たんだ、凄く腹が立ったけれど、怒るのは我慢した、その代わり、睨みつけてやったんだ、今だって睨み続けているもん、そのうち、居辛くなって出ていくかも」
スーリンに言わせると、順番を守らないのは中国人の悪いところ、だそうで、良く分かっているじゃない、と少し見直しました。僕がいつも怒っているのを見て、学習してくれたのかも。ならば、怒った甲斐もあるというものです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

夕食が早かったので、深夜、少しお腹が空きました。ユースで頼めば、チャーハンは20元(約250円)です。でもユースの下の屋台で頼むと6元(約70円)。という事で、歩いて1分の屋台に行き、部屋に持ち帰って食べることにしました。安いというだけでなく、ユースのチャーハンより、屋台のチャーハンのほうが、ダントツに美味しいのです(それに午後10時を過ぎるとユースの食事はオーダーストップ)。

オバちゃんが、鍋でチャーハンを炒めている間の出来事。小学校低学年ぐらいの、とても可愛らしい女の子が、道の向こう側からチャーハンを作っているお母さんのところに歩んで来ました。そして、道の真ん中で、やおらスカートを下げて“オシッコ”(道に出来ている水溜りの何割かは、このようにして出来たものです)。チャーハンの鍋の横にある、野菜などの具を浸している水桶に手を突っ込んで丁寧に洗い、僕のところにやって来て、ニコニコと「おじちゃんは外国人なの?」

皆さんなら、どう対応されますか?
①ガキであろうと怒鳴り散らす。
②苦虫を潰した顔で無視。
③仕方なく頷いて微笑み返す。
僕のリアクションは、一応③、何だか情けないったら、ありゃしない。

20元と6元の差は、このようなリスク(まあ実害は無かったので良かったけれど)の差なのでしょうね。


(写真)
1 日本語がトレンドなのです。



2~4 髭おじさんはネズミを買っています。カメラを向けると、煙草を吸うポーズを取ってくれました。ダンディです。







5 いや、贅沢!










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朝と夜のはざまで My Sentimental Journey (第81回)

2011-08-24 08:31:27 | サパ ベトナム 

サパ 28.Jul.2011(上)



1 27日は終日休息。オーナーのデ氏やスタッフと食事です。



2 デ氏の雄姿。ここに土地を買って、新しく高級ホテルを建てるとのこと(来年秋開業予定)。僕の専用の部屋も用意してくれるとのことです。




3 ハウスキーパーの女の子。みんなシャイでかつフレンドリーです(呑気でかつ厚かましいとは言っちゃダメ!)。



4 この果物は、、、、? もちろんバナナですね。2本くっついたら、まるで違った果物に見えます(黄色いアケビのよう)。



5 さて、7月28日、サパ最終日(実は数日後もう一度戻ってきた)。ラオカイ行きのバスは4時過ぎなので、それまで山に入ることに。午後になってからの出発です。石段の中間地点。



6 滝壷近くの河原。今日は水牛がいます。クジャクアゲハと水牛、しっくりくるような来ないような、、、。



7 ガキはこの2人だけ。



8 今回初めて出会うチョウ、コモンタイマイがやって来ました。



9~12 昨日、砂を撒いて整地した岩の下。しばらく待っていれば、他にもアオスジアゲハの仲間がやってくることでしょう。ガキ達さえ来なければ。










13 胴体の口紅色が綺麗!




14~17 アオスジアゲハの仲間は、順光よりも逆光のほうが翅が透けて美しく見えるのだけれど、なかなか閉じてくれない。









18 突如、飛び去ってしまいました。代わりにカラスアゲハ(クジャクアゲハ)が現れたと思ったら、ガキ達も、、、。



19~20 タイワンタイマイもやってきたけれど、、、ガキとチョウは相性がいいのかな?





21 いつもの連中の登場。まるでヤクザのお出ましのようです。


22 子供って、こんなにガリガリなの? それとも、ここの子供たちが痩せすぎなのでしょうか。



23~24 これじゃあ、撮影は諦めざるを得ません。








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朝と夜のはざまで My Sentimental Journey (第80回)

2011-08-23 15:05:15 | サパ ベトナム 

★この一両日(8月20~22日)滞納家賃の支払い期限の問題で、すったもんだの状況だったものですから、青山が送信した原稿と、あやこが受け取った原稿の順番が、ごちゃごちゃになってしまっていたようです。そのため(一部、未定項をそのままアップしてしまったことをはじめ)掲載の順番が大幅に入れ替ってしまい、改めて掲載し直すことにしました。それに従って削除した未定項に下さったコメントも削除されていますが、悪気ではないので、その旨ご了承頂ければと思っています。
  
あやこ/青山潤三


サパ 26.Jul.2011(下)


1 演劇場(?)のスタッフ。実際に開演しているのを見たことがないのだけれど、、、。この裏から、渓流沿いの道が始まります。



2 洗濯物もロカリティーたっぷり。



3~4 再び山に入ります。





5 カルミモンシロチョウは食嗜気味。前翅の黒い斑紋は、遠くからでは破れているように見えてしまいます。



6~10 陰になった岩肌にマダラチョウの仲間(2種)が、集団で止まっていました。静止時には翅を閉じているので、ただの黒い葉っぱか何かがへばり付いているようにしか見えないのだけれど、飛び立って翅を開くと、鮮やかな色が浮かびあがります。











11~12 渡渉地点。余り蝶はいなかったので、すぐに引き返します。





13 山から木を運び出す、少年少女。



14~15 魚取りの男性二人組。ハゼ類だと思われる小魚をどっさり採っていました。





16 道のずっと下の湿地に、蝶の形をした黒い影が、、、、。下りて確かめてみます。カラスアゲハの仲間が一頭吸水していました。



17~20 今回、初めて出会った、オオクジャクアゲハです。後翅表の青い紋が特徴的なのですが、静止時には隠れて見ることが出来ません。けれど、僅かに端のほうに覗いた、内側と外側の青色部で、オオクジャクアゲハであることが判別出来ます。前翅表の色調が似たルリモンアゲハは、カラスアゲハやクジャクアゲハに近い一群ですが、オオクジャクアゲハは、ミヤマカラスアゲハの一群に属します。









21~22 近くの岩陰にいたカラスアゲハ(クジャクアゲハ)。





23 オオクジャクアゲハの青紋は、飛翔の瞬間に姿を現します。



24~25 飛翔中のオオクジャクアゲハ。ピンボケ写真ですが、独特の青紋の形状が見てとれると思います。





26~27 滝壺に戻り、昨日“カラスアゲハの滝”に出会った橋のたもとの岩陰をチェック。午前中同様、一頭も姿を見ることが出来ません。左端の店の女の子が、店を閉め終えて洗濯中です。





28 橋の上からの俯瞰。右上辺りが、ガキ達が泳いでいる河原。



30 午後5時半石段を登りはじめ、サパの宿舎帰着は午後6時。






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