青山潤三の世界・あや子版

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「コロナとマスクと日本の民主主義社会」の断片 Ⅲ

2021-02-01 12:52:04 | 香港デモ、新型ウイルス、日記


★ 1月31日の記事に、いいね!をいただきました。ありがとうございます。

「コロナとマスクと日本の民主主義社会」の断片 Ⅲ
 
U氏は僕に、村上春樹さんの作品の素晴らしさ(彼の書く寓話の中に、物事の本質が示唆されている、分かる人にはそれが分かる)を、滔々と説きます。青山さんが書くものなどとは、次元の異なる素晴らしさであると(そりゃそうだ)。まあ、いかに僕の能力がないか、ということを言いたいのでしょうが、僕は村上春樹氏の作品の良さが、ちっともわ
からない(同じ年齢同郷なのでシンパシーは感じていますが)。
 
ビーチ・ボーイズに対する見解とかも。“選良的”「ビーチ・ボーイズ」ファン共通の“正論”。
 
“ローリング・ストーンズ誌”的カウンター・カルチャー。
 
*注:誤解されると困るので一言。僕はThe Beach BoysもThe Rolling Stonesも大好きです!(Beatlesは嫌いだけれど)。
 
僕から見れば、金太郎飴的に“俗を否定する”こと(いわゆる少数派意見)が、結果として“俗”(選良多数派の意見)になっている。
 
某音楽評論家の「ビーチ・ボーイズ全曲解説」。正直、腹を抱えるほど面白いのですが(愛読してます!)、「ブライアンがいかに素晴らしい感性を持つ芸術家(天才!)で、無垢で、正義」という手放しの称賛を延々と唱え続け、マイクがいかにくだらない凡才で、俗で、無能で、悪質ゆえ、邪魔な存在である」と、これでもか、と繰り返す(まあ、一応は分かりますけれどね、笑)。
 
ここまでくれば、パワハラそのものですね。マイク・ラブは(一応“超”のつく)有名人ですから、別に日本の作家や評論家ごときに何書かれても微塵も影響はないだろうけれど、これが一般人だったら(露骨な苛めに)首括ってるかも知れない、、、。
 
次の一節を引用しておきます(「Everyone’s in love with you」という曲について)。
 
>あのマイクが名曲を書いた。
>書いた人物がジョン・レノンであり、歌っていた人物もジョン・レノンだったとしたら、いまごろ≪イマジン≫に代わって世界中で歌われ、愛されていたかも知れない。
>だが、この見事なまでの深みの欠如は、マイクという人間の“なにか”を痛感させる。
 
そうですか、ジョン・レノンは“深い”わけですね。僕の見立ては「自分では“少数派”だと思っている大衆に対しての深い共感(洗脳)力」。
 
今の世の中の“空気”の形成様式の、全てを表しているように思えます。
 
 
 



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