青山潤三の世界・あや子版

あや子が紹介する、青山潤三氏の世界です。ジオログ「青山潤三ネイチャークラブ」もよろしく

「コロナ」

2021-02-03 20:22:36 | 香港デモ、新型ウイルス、日記




ヤフーのトップニュースは、「コロナ死者数6000人を超す」。

素直な疑問ですが、、、この数字は、

「いわゆるコロナ」が直接の原因で死んだ人の数字でしょうか?

それとも

亡くなった方のうちこれだけの数が「いわゆるコロナ」にもかかっていた、ということなんでしょうか?

昔に遡り、死亡者数に占める(それぞれの時代の)ウイルスとの関りは、どの程度証明できるのでしょうか?

6000人超の94%が60歳以上ですね。老人はコロナがなくても死にます。茶化しているわけではありません。僕自身が70歳代半ばの、当事者です。

ゴートゥもオリンピックも経済復活も、まるで関心ないです(どっちでもいい)。

やれマスク着用必須、ワクチン作成を待望して我慢しよう、、、、そういう問題じゃないような気がします。

目の前のリスク回避と既得権保守だけで事態が進んでいるように、思えてなりません(いつかの戦争の時の、鬼畜米兵、欲しがりません勝つまでは、、、みたく)。



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「コロナ」、、、とは余り関係ない話題ですが (一応その項目に含めときます) 1 スー・チーさん

2021-02-03 20:17:54 | 香港デモ、新型ウイルス、日記


★2月2日の記事に、いいね!応援、ありがとうございました。


いろいろと、やんなきゃいけないことがあるので、とりあえず短いのをひとつ。

ミャンマー(ビルマ)が、ざわついているようですね。ネットコラムに、アウン・サン・スー・チーさんの話題が取り上げられていました。

このお婆さん(僕より年上なので、おばあちゃんと言っておきます、悪気はないです)、なぜか日本の大衆には、すごく評判悪いみたいですね。外見が、うさん臭さ満載です。もちろん、本当のところは知りません。

僕にとっては、こういう人です。10数年前、半年近くミャンマーで仕事をしたことがあります。蝶の博物館設立のため、膨大な(何万頭もの)標本を同定する作業です。

ミャンマー最奥部のカチン州を中心とした山岳地帯は、世界でも類を見ない、多様で独自で複雑な生物相を持っています。「多様」「独自」「複雑」ということでは、僕の中国でのメインフィールドである、中国雲南省最奥部の梅里雪山と双璧を成す、と言ってよいでしょう。

実は、この両地域は、数10㎞しか離れていません。なのに、ファウナ(の種構成)が全く異なる。非常に興味深いのだけれど、その話を始めてしまうと、「パンドラの箱」を開けちゃうわけで、ここでストップ!

ミャンマー滞在中は、僕の人生で一度だけのVIP待遇でした。そのスタート時、これだけは守ってください、と強く言い渡されたことがあります。“「アウン・サン・スー・チー」の名は、絶対に口を出してはいけない”。僕の現地部下の一人に、アウン君という名の大学生がいて、「アウン」までは何度も口にしたのですが、言いつけを守ってその先は一度も発していません。許より僕は、政治のことはさっぱり分からないので、口にしようもありませんが。

ということで、スー・チー氏に対しては、その事と、(たぶん)なぜか日本では評判の悪いおばあちゃん、、、ぐらいの知識しかないのです。

DK氏は、一応知人です(会ったことがある程度の)。「現代ビジネス」に関りの深い、高名な中国/東アジア問題のジャーナリストで、そりゃもう、僕などとは天と地ほどの立場上の差があります。

唐突な話を差し挟みますが、先日、元横綱の栃ノ海が86才で逝去しました。そのニュースに、僕もコメントを入れておきました。
>僕が子供の頃、有馬温泉に行ったときに、隣の湯舟に浸かっていました。
僕は大関北葉山のファンだったので、憎たらしい存在でした。同時代の柏鵬や佐田の山に隠れて目立たなかったですが、強かったですよ!
横綱:大鵬、柏戸、佐田の山、栃ノ海、大関:豊山、北葉山、栃光、、、、。今と比べちゃいかんということは分かっていますが、、、、。
*僕のコメントにしては珍しく「そう思う」が多数来ました。

僕にとっては「敵方」なのですが、同時に「身内」的親愛の情があります。

話したことなどなくても、会ったことがある(遠くから見ただけとか)有名人。

え~と、いくつか思い出すと、
▲筑紫哲也/渋谷の交差点でタクシーを拾っていた(なかなか捕まらなくてイライラしてた)。
▲ラモス瑠偉/神宮前の道端の僕の対面のところに立って訳の分からないことをわめいていた。
▲巨人のガルベス/東京青山のちっちゃな食堂の隣のテーブルで一人で黙々と食事していた。
▲阪神のアルトマン/ぼろ負けした日、甲子園~三宮間の阪神電車の同じ車両に乗り合わせた。

みんな、ちらっと眺めただけですが、何かわけもなくシンパシーを感じてしまいます。

そんなわけで、DK氏も、一応顔見知りです。たぶん、だからだと思います、大抵の中国関連ジャーナリストとかの記事には、何らかの反発を覚えるのですが、彼の書く記事に関しては、わけもなく素直に読んでいるところがあります。

で、気になって目を通したわけです。スー・チーさんを支持してるのか、批判しているのか、たぶん後者なんでしょうけれど、ならば、どのような視点から批判しているのか、(僕としては珍しく)「勉強しておこう」という思いで、読み始めました。

DK氏は、スー・チー女史と9年前にレストランで一緒に食事をしたそうなんですが、
>メイン料理には手を付けず、デザートのシャーベットを、女学生のように、嬉々として食べていた。
>1980年代の感覚のまま取り残されて、現代の社会の発展に即した考えが全くできていない。政治に必要な「改革」能力の欠如。

え? そこですか?
“昔の考えのままじゃイカン”と言う事ですか?

いや、もちろん、物事をどん欲に探っていく姿勢は大事だと思います。僕は「改革」大好きです。でも、本当に改革を行う気があれば、突き抜けなくてはなりません。「前進」だけが改革ではない、と思います。少々乱暴な表現になるかと思いますが、「改革」のキモは、新たに「確立」することにあるのではなく、「破壊」することにこそある。その結果、場合によっては「後退」してしまっても、良いのではないかと思っています。

多くの賢者たちは、「前進」しているようで、どこかに都合のいい着地点(結論)を見出して、無意識のうちにそこに安住してしまっている。

中途半端な、教養や洗脳で成された金太郎飴的な「少数派標榜多数派正論」よりも、時代に取り残された女学生の心(思考力)の単純さのほうが、まだ価値があるように、僕には思えます。

僕自身のことで言えば、1964年1月、15歳の時点から「進歩」が止まっている、と自覚しています。ビートルズが登場し、ジョニー・ティロットソンら旧勢力が一斉駆逐され、(今に続く)カウンター・カルチャーが始まった、「時代の分岐点」。ひと月半前のケネディ暗殺。秋に東京オリンピック開催。

その時から、僕の時間が止まっています。意識して停めてるんじゃなくて、たぶん次の一手が分からなくて、未だ暗中模索。そのとき、空気に乗っかれなかった(乗っからなかった)から、今も乗っかれないのだろうと思います。たぶん、それを“バカ”と、あるいは“自分勝手な人間”と、見做されてしまうのでしょうね。

話を戻します。DK氏の趣旨は、

>私は、以上のような経緯(略)から、「スー・チー女史=民主化を進める正義の味方」、「軍=独裁に固執する悪の存在」という単純な図式には与しない。もちろん、今回軍が起こしたクーデター劇を正当化するものではないが、アウン・サン・スー・チーという政治家の力不足が、根本的な原因としてあったのではないか。

つまるところ、スー・チーさんには政治家としての手腕がない、そのような人間が政治にかかわるからおかしいことになる(民主化の旗手だったはずが、いつの間にか権力の側についている)、とういことを言っているのではないかと思われます。スー・チーさんの人柄まで批判しているわけではなさそうです(さすが僕の“知人”、決して一つの方向にだけ決めつけたりしません)。

「お嬢さん」スー・チー氏は、深く対象を捉えぬままに「民主化」に足を踏み入れた。そのあげく、自分が権力の座についてしまうことで、結果として「独裁固執」の側に回った。

「スー・チー女史=民主化を進める正義の味方」
「軍=独裁に固執する悪の存在」
という単純な図式ではない、
というのはその通りだと思うのですが、ただ、僕がなぜこの記事に反応したか、というのは、別の(異なる次元の)部分にあるのです。

「民主化」「独裁固執」というのは、言葉の響きの中からは、確かに「善」と「悪」に別れます。しかし、そのことと実態は別です。
>民主化を進めること=正義
>独裁に固執する=悪
と、果たしていえるのでしょうか?
ということ。
それ以前の次元で考えて(光の当てる方向を変えて)みれば、また異なる結論が導きだされるのではないでしょうか?

ミャンマー滞在中に、ロヒンギャ出身の文化人たちと交流したことがあります。政治のことは全然わからんですが、とても感じのいい人たちでした。あの時、もっと積極的に交流を続けていればよかった、と今になって思います。

全く無関係の話ですが。

ロヒンギャ地方の南の沖のインド洋に浮かぶのが、アンダマン諸島。距離的には圧倒的にミャンマーに近いのですが、インド領です。

ここの生物相は、メチャ面白い。一言で言えば、日本列島から続く「東アジア」の西端と見做すことも出来ます。

あぶないあぶない(「箱」開けちゃうとヤバい!)。その話に突入するのはやめましょう(説明に一年ぐらいかかる)。

この諸島の島の一つに、世界でも最も「未開」すなわち「遅れた文化」の民族が住むとされる、北センチネル島があります。

対外的交渉を一切拒絶し続けて今に至っている(それこそ、外から誰かが入ってきたら、持ち込まれた何らかのウイルスで即滅亡してしまう可能性もあります)。

以前、キリストの信者が、彼らを「救おう」と、文明世界に導こうと、単身上陸して、殺されちゃった事件がありましたね。

そのニュースのコラムに、多くのコメントが寄せられていました。

>政府が何とかして文明化に力を尽くすようにしないと。
これが多数派意見。

>おせっかいはよして、このままそっとしておいてあげたら?
といった意見も幾らかはありました。

下の意見に対しては、
>でも、彼らは“アイ・ホーン”も知らないんでしょう?それは可哀そうじゃないですか?

あはは、僕も同類ですね。僕だったら、彼らと仲良く出来る、、、、、かも知れません。




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