青山潤三の世界・あや子版

あや子が紹介する、青山潤三氏の世界です。ジオログ「青山潤三ネイチャークラブ」もよろしく

つまんない(支離滅裂な)話

2022-04-30 08:11:38 | コロナ、差別化問題と民主主義、ウクライナ紛争



読者の方々に質問です(僕は頭が悪いので、教えて頂ければ幸いです)。

【Ⅰ】

マスクは、なぜ必要なのですか?

【Ⅱ】

「沖縄に対する日本」

「台湾・チベット・ウイグルに対する中国」

の違いを教えて下さい。

*ブログ記事の冒頭に、この質問を繰り返し続けます。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



種とは何か、個とは、命とは、時間とは、、、貧弱な僕の頭では、いつまで経っても答えを出せません。



自己認識に関する話題を取り上げたブログを見つけました。鏡に映った自分が“自分である”と認識できるのは、人間をはじめとするごくわずかな生物に限られる、という話です。それを実証した実験の紹介。



なるほど、とは思うのですが、僕に於いては、なんか根本的な次元で、何のことかさっぱり分からない。頭が悪い、理解力がない、、、つくづく情けなくなってきます。



この話題に関しても、その違和感のような部分をうまく表現できない。



例えば、眼が見える、という前提でなければ、話は成り立たないのじゃないでしょうか?

、、、なんてことを考えるのは、ピントが外れているのかも知れませんね。

あと、鏡の存在も、絶対条件、と思ったりもします(むろん池とか影とかでも良いのでしょうが)。



いずれにせよ、鏡に映った対象物が自分であるという認識(自覚)することに、どのような意味があるのか、意識はそれを確認することで成り立つのか、意識が存在するから確認ができるのか、そこらへんが僕にはよくわからない。視覚での認識以前に、自分とは何かの認識(意識の存在)について考えないと、先に進めないんじゃないのだろうか?とか思ったりもします。



意識は、方法とか、次元とかは異なるとしても、どの生物も持ち合わせていると思いますよ。



目が正常に機能している人は、その機能の特性の範囲の中で対象を見ているわけで、生物によっては、いわゆる目(またはそれに準じる)の持つ特性とは別の機能の働きで、人間が見えている範囲とは異なる対象が見えている可能性もあります。 



人間の場合、自分以外の対象は(物理的障害に隔てられない範囲で)全てが見えます。ただし、自分自身は見えない。自分の頭部(顔)の大部分と背中は永遠に見えないわけですね。他人の姿は見えるのに、自分だけは見えない。



三世が、「自分を見つめ直す」云々という話題を振ったら、コバヤシさんは「そんなことは俺には絶対できない」と言い切っていました。なるほど、そうですよね。人のことは分かっても、自分のことはなかなか客観視できない。



でも、逆も言えますね。目が見えない人、耳も聞こえない人、もしかすると5感全てが欠如している人がいるかも知れない。そのような人は、自己しか認識できないわけで、、、、結局、意識とは何なんだろう、という話になってきます。



すんません、2日続けて、つまんない(支離滅裂な)話をしてしまいました。



頭のいい人は、こんな話題でも、容易に理論的・体系的に解析できるんだと思うと、自らの知能の低さが、ほんとに情けなくなってきます。



・・・・・・・・・・・



白井審判問題を引っ張ります。



「佐々木朗希君、審判は偉いんだよ」蝶野が黒い説法 ウィル・スミスにはビンタの極意伝授 (msn.com)



清原和博氏「白井さんが気の毒」朗希の球審騒動で言及「一球だけで絶対にしない」/野球/デイリースポーツ online (daily.co.jp)



「内野ゴロで全力疾走怠った」若手選手呼び出し叱った審判 85年前の逸話が渦中の2人に示す“互いにプロであれ” (msn.com)



なんか、風向きが変わりつつありますね。

空気に乗っかっていた人たちは、乗り換えるのかな?



「コロナの茶番に気づいてほしい」“マスク拒否”市議 航空会社などを提訴 (msn.com)



こっちも、風向きはかなり変わってきています。みな、気付きつつはあるんですよ。でも、そう簡単には乗り換えないでしょう(外は嵐かも知れないし)。まだまだ“空気”のシャボン玉の中にいたほうが居心地よいでしょうから。空気の風船に乗って、人類、どこに漂っていくのでしょうか。



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人種/民族/言語/宗教/政治

2022-04-29 07:56:56 | コロナ、差別問題と民主化運動、ウクライナ紛争





読者の方々に質問です(僕は頭が悪いので、教えて頂ければ幸いです)。

【Ⅰ】

マスクは、なぜ必要なのですか?

【Ⅱ】

「沖縄に対する日本」

「台湾・チベット・ウイグルに対する中国」

の違いを教えて下さい。

*ブログ記事の冒頭に、この質問を繰り返し続けます。



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昨日、「この下線の部分*に大きな違和感を覚える」旨の記述をしたのだけれど、僕のブログのシステムには、下線記入の機能がプログラミングされていないことを忘れてました。



*「一方的な主張」「正当性を主張」「責任の転換」。



・・・・・・・・・・・



ここ数日、早朝と深夜に、机の斜め向かいに、最近このゲストハウスに投宿したらしい青年が座って、一人黙って食事をしています。この青年、ほとんど誰とも話をしない。といって特に無愛想というわけではなく、いつもにこやかに挨拶をかわします。たしか出身国を聞いたはず(それも2回)なんですが、忘れてしまった。3度聞くのも失礼なので、一生懸命思い出すことにしました。欧米系の顔立ちなのですが、欧米じゃなかったような気がします。頭の中で地図を巡らし、、、チリです、思い出しました。



このゲストハウスには、実に多様な国々からゲストが来ているのですが、その大半はヨーロッパと中東の国々(それだけでも40カ国以上あります)で、考えてみればさほど遠い地ではありません。アテネからの距離で言えば、北海道~沖縄間ぐらいに納まってしまう。ロシアや、地中海を挟んだ北アフリカ、大西洋の向こう側の北米東岸とかは、上海とか香港などからすれば、日本や東南アジアぐらいの感覚だと思います。



街に出れば、インドやパキスタンやアフガン、、、アフリカ諸国の人々も数多く見かけます。しかし、日本人をはじめとした東アジア系の人たちには、ほとんど出会いません。むろんコロナによる規制も関係していることと思うけれど、もっと単純な理由、、、オーストラリア(香港では最もよく出会う旅行者の国の一つ)や南米の人たちの場合もそうなのですが、出会うことが少ないのは、単に距離的に遠いから、なのだと思います。



このチリの青年が寡黙なのは、英語を喋らないからなんでしょうね(キューバ人のように全く喋らないというわけじゃないようだけれど)。



ヨーロッパの人たちは、国によって言語が違うのですが、英語もネイティブのように話します。日本の方言と標準語、、、ぐらいの感覚なのではないでしょうか。



アジア(除日本)、アフリカ系の人たちも、案外英語を喋るんですよ。ところが中南米の人の多くは、位置的にはアメリカ合衆国に近いのにも関わらず、積極的に英語を喋ろうとはしない。



それは、スペイン語が、世界のかなり広範囲にわたって、(地域によっては)共通言語の役割を果たしているからではないか、と思うのです。英語を介入せずとも、スペイン語の世界で完結しているのですね(今キッチンでスペイン人とキューバ人が大声で喧嘩している)。



・・・・・・・・・



人種/民族(文化)/言語/宗教/政治



地球上の人々は、それぞれ括りが異なる背景を持ったうえで、それに地理的な遠近、経済的貧富とかも加わって、異なる価値観の中で暮らしているわけです。



でも、それらが大きく異なっても、世界の人々は案外スムーズに交流出来ている。逆に概ね共通している場合でも、どこかが微妙に異なることで、非常に大きな摩擦が生じることもあります。



ちなみに、アメリカと中国は、全部正反対ですね。共通するのは、大国で、良くも悪くも“力”を持っていること。



上に挙げた5つのファクターですが、、、はじめの4つは、それぞれ形成に至った時間や要素が異なるにしろ、“プリミティブ”な事象です。変えることは容易ではありません(ほぼ不可能に近いのかも知れない)。一方、政治的な区分は、価値観選択の方向性の統一さえ成すことが出来れば、それこそ明日からでも変えることができるのです。だからこそ大変なんでしょうけれど。



・・・・・・・・・・・



「“涙くんさよなら”の謎」逸話

Johnny Tillotsonの本国(アメリカ)から5年遅れの日本での初ブレークが「キューティ・パイ」で、日本独自のヒット曲であることは周知の事実なのですが、実は日本でヒットする数か月前に、アルゼンチンやチリで大ヒットしていた(アルゼンチンでは1963年6月にNo.1)ことは、ほとんど知られていません。本国でのA面曲(「ウイズアウト・ユー」AB面とも自作曲)のヒットから丸2年後のリリースということを考えれば、偶然というよりも、何らかの必然的な関連がありそうに思うのだけれど、今となっては何も分からない。ちなみに、その2年後に、和製ポップスの「涙くんさよなら」が大ヒットするわけだけれど、この曲も(スペイン語バージョンが)アルゼンチンやチリで大ヒットしています。ジョニーのアジア(台湾‐香港‐タイ‐インドネシア‐オーストラリア‐ニュージーランド)での2大ヒット曲と言えば、「ジュディ・ジュディ・ジュディ」と「こんなに愛して」なのですが、日本ではヒットしていない。それで「キューティ・パイ」と「涙くんさよなら」が太平洋を挟んだ地球の反対側でヒット。なんか、面白いと思いませんか?



・・・・・・・・・・



写真を一枚。適当なのが見つからなかったので、パソコンの一番最初に収納されていた一枚。モニカの二人目の赤ちゃん“枝枝”が、先日最初の誕生日を迎えました。僕の誕生日と接近しているので、一緒に祝ってくれました。“小七”は今年5歳です。永いこと会っていません(枝枝にはまだ会っていない)。いつになれば中国に行けるのでしょうか?








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続:公式アカウントの謎

2022-04-28 09:16:11 | コロナ、差別問題と民主化運動、ウクライナ紛争





読者の方々に質問です(僕は頭が悪いので、教えて頂ければ幸いです)。

【Ⅰ】

マスクは、なぜ必要なのですか?

【Ⅱ】

「沖縄に対する日本」

「台湾・チベット・ウイグルに対する中国」

の違いを教えて下さい。

*ブログ記事の冒頭に、この質問を繰り返し続けます。



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前回、日本大使館に行って、宿に帰って誕生パーティ、それにウクライナ公式ツイッターの話。並べて書いたのは、それなりに意味があるんですね。



まあ、アテネの日本大使館と、東京のウクライナ大使館は、単に大使館繋がりで並べただけで深い意味はないのですが、誕生パーティのメンツに関連して、話が連なってきます。



ロシアの若者(男性のほう)は、ずっと以前から同じゲストハウスに泊まっていて、途中からアパート(月200ユーロ)を借りて移り住み、なのに毎日ゲストハウスに遊びに来ているわけですが、、、自称ロシア人(中国系の血が入っている由)なんだけれど、正確にはリトアニア生まれでドイツの学校で学んできたそうです。



そして、ヨーロッパや中東の各国を巡り歩いているのに、実はロシアには行ったことがないと。ロシアは彼の憧れの地だというのです。

*ちなみに右に移っている女の子は正真のロシア人(サントペテルスブルグ)で、関西大学に短期留学經驗あり。



なんか不思議な話なので、ウイキペディアで「バルト三国」をチェックしてみたのですね。ウクライナの公式ツイッター問題と軌を一にするような、良くわからないエクスキューズが示されていました。



>バルト三国は、ロシア帝国とソビエト連邦にそれぞれ支配され統治・併合された時期があるものの、歴史的にはエストニアやラトビアは北ヨーロッパ諸国やドイツと、リトアニアはポーランドとのつながりが深く、また3か国はロシアとも深く関わってきた。バルト三国のうちエストニアとラトビアはロシアと、リトアニアはロシアの飛地と、それぞれ接している。



という本文のあと、末尾に「旧ソ連国家表記めぐる問題(編集)」として、以下のような話題が付け加えられています。



>バルト三国では「旧ソ連国家」という表現は禁止されている。



>日本のニュース番組TBSの公式ツイッターアカウントである「TBS NEWS」が2022年2月24日、「旧ソ連のバルト三国共同声明“ロシアをスウィフトから排除”呼び掛け」という内容のツィートを発信した。



>これに対して在日エストニア大使館の公式ツイッターアカウント「Estonia in Japan」は、

「TBSさん、またですか、、、いいかげんエストニア、ラトビア、リトアニアを“旧ソビエトの国”と呼ぶのはやめてもらえます? 歴史的にも法律的にも不正確な呼び方です。バルト諸国はソビエトの継承国家ではないです。2月24日エストニア104回目の独立記念日の本日から、もうこの呼び方はやめて頂きたいです。」

と、「旧ソ連国家」という表現に非難を表した。



>なお、自国の国名表記をめぐってロシア語由来の名称“グルジア”を放棄したジョージアの在日ジョージア大使館は、

「エストニアさんのお気持ちとても良くわかります」

と、エストニアの意見に同調する姿勢を表した。





なんか、これこそ非常に偏った報道の仕方だと僕は思うのですけれど、、、。



「良い悪い」「是か否か」とは別問題ではないでしょうか?



かつて、ソビエト連邦に組み入れられていたのは、疑いもなき事実です。

それに(少数派だとはしても)僕の知人のこの青年のように、バルト三国の市民でありながら、ロシアを敬愛し自分をロシア人と信じている人たちもいるのです。



そのことを、ウキペディアのような力を持ったメディアが、当然のように、無視して(排除して)も良いのでしょうか? 



それが民主主義社会の、自由であり、平和であり、正義であるというのでしょうか?



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



三度(みたび)、「白井球審問題」を取り上げます。



白井球審、判定不服見せた佐々木朗希へ詰め寄る姿に「当然の注意」「大人気ない」と賛否両論 (msn.com)

まあ、賛否両論を示している、この報道姿勢が最も公平でしょうね。





以下3つは“金太郎飴”的な、無意識空気順応、健全な市民たちの正論意見(9割がたはそうですね)の代表(2つ目は再度取り上げ)。



ロッテ・佐々木朗と白井球審にアンガーマネジメントの専門家が提言「6秒間をやり過ごせるように」(東スポWeb) - goo ニュース



佐々木朗希への〝詰め寄り〟はパワハラ 専門家は「白井球審のタイミングの悪さ、表情」を指摘 (msn.com)



マツコ ロッテ佐々木朗希に詰め寄った白井球審に「だからマウント取りにいったんでしょ」― スポニチ Sponichi Annex 芸能





一方、正論支持者たちからは“逆張り”として、却下されそうな少数意見。



デーブ大久保氏 白井球審〝詰め寄り騒動〟を解説「佐々木朗希が退場と言ってもいい動きをした」 | 東スポのプロ野球に関するニュースを掲載 (tokyo-sports.co.jp)



ダルビッシュ 白井球審擁護の真意説明「近年、違和感を感じてしまう」 (msn.com)



梅沢富美男 球審に詰め寄られた佐々木朗希に「退場だね」 審判は「中途半端はダメ」 (msn.com)



デーブの「好きか嫌いかは別として」という語句は、非常に大きな意味を含んでいます。

*たぶん、デーブ自身は白井球審が大嫌いなのではないか、と思うのです(笑)。



これらの見解が、健全な市民たちの多くには受け入れがたい意見であるというだけでなく、(白井球審ともども)発言者自体が、皆訳あり人物なんですね。



僕個人的にも、デーブ大久保は大嫌いだし、たぶん多くの人々にも嫌われているはずです。梅沢冨美男も(よくは知らないけれど)あまり良い印象は持ってません(世間的にも好感度は低いのではないかと)。ダルは、(僕は好きですけれど)周知のとおり少年の頃はワルで、いまだにその看板を引きずっています。



訳あり人物たちの、訳あり発言というわけです。でも、だからこそ、「好きか嫌いかは別として」という言葉が、大きな意味を持っている。



繰り返し言うけれど、僕は(そして上記発言者三人もたぶん)佐々木朗希投手に対して、限りない期待を寄せている。だからこそ、“空気の外”から、水を差すような意見を言うのです。





・・・・・・・・・・・・・・・・・



ウクライナ問題に戻ります。



グテレス国連総長、プーチン氏の一方的主張崩せず…ロシア軍の攻撃続く (msn.com)



>プーチン氏は、民間人の退避への協力や停戦協議の継続に応じる姿勢は示しながらも、責任はウクライナ側にあるとの一方的な主張は崩さなかった。

> プーチン氏は、侵攻はウクライナによるロシア系住民への差別的対応が相次いだためだと正当性を主張した。停戦協議について「外交で合意できると願っており、拒否していない」と述べつつ、ウクライナ側が「方針を劇的に変化させた」と停滞の責任を転嫁した。



この、下線の部分に、大いなる違和感を覚えるのですが、、、、。



ゼリンスキーさんの言ってることに、この表現を当て嵌めてはいかんのでしょうか?

たぶん、いかんのでしょうね。



もとより、「主張」というのは、一方的なんですね。だからこそ「主張」なんであって、そのこと自体が何ら悪いわけではない。



いつも僕が違和感を覚えるのが、しばしば「犯罪者」「悪人」の行動に対して冠せられる「逆恨み」という表現です。「恨み」はどれも「逆恨み」でしょう? それとも「正しい恨み」というものが、存在するのかな? だとしたら、とても恐ろしい話ですね。
























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公式アカウントの謎

2022-04-27 21:48:27 | コロナ、差別問題と民主化運動、ウクライナ紛争




読者の方々に質問です(僕は頭が悪いので、教えて頂ければ幸いです)。

【Ⅰ】

マスクは、なぜ必要なのですか?

【Ⅱ】

「沖縄に対する日本」

「台湾・チベット・ウイグルに対する中国」

の違いを教えて下さい。

*ブログ記事の冒頭に、この質問を繰り返し続けます。



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「昭和天皇」動画謝罪のウクライナ公式Twitter「政府と関係ない」で混乱


とりあえず、このニュースを紹介しておきます。

数日前の報道ですが、ほとんど表に現れていません。

非常に大きな問題が含まれているんですけれどね。



・・・・・・・・・・・



昨日は、朝から昼過ぎまで、在アテネ日本大使館に行って、Iさんと帰国手続きに際しての様々な相談をしてきました。



今回は、サモス島のモエギチョウの調査・撮影もできたし、パロス島やアテネでも、穴倉のようなところで原稿書きや出版作業の準備なども出来て、まあまあの成果だったと思うのですが、(経済面の事情で)山間部の探索に行くことが出来なかったのが心残りです。



でもIさんに、「夏にまた来てくださいね」と言われたので、その気でいます(笑)。日本出国/日本帰国は相当な困難度なのですが、ギリシャへの入国は、いたって簡単みたいですし。



ゲストハウスに帰ってきたら、サプライズで、ロシア(写真向かって右の女性)とリトアニア(写真中)とイラン(写真左)の若者たちが、僕の誕生日を祝ってくれました。










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“平和”はどこにある?

2022-04-26 09:06:20 | コロナ、差別問題と民主化運動、ウクライナ紛争




読者の方々に質問です(僕は頭が悪いので、教えて頂ければ幸いです)。

【Ⅰ】

マスクは、なぜ必要なのですか?

【Ⅱ】

「沖縄に対する日本」

「台湾・チベット・ウイグルに対する中国」

の違いを教えて下さい。

*ブログ記事の冒頭に、この質問を繰り返し続けます。



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佐々木朗希への〝詰め寄り〟はパワハラ 専門家は「白井球審のタイミングの悪さ、表情」を指摘 (msn.com)



“パワハラ専門家”だそうで。



こんな人が大きな顔をして社会にのさばっている限り、本当の意味でのパワハラなんてなくなりません。



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ダルビッシュの発言にはいつも注目しています。今回の白井審判(「審判」という語が何故かパソコンで打てない)問題についても、勇気ある発言だと思います。



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勇気ある発言といえば、サッカーの本田選手。

ウクライナ問題に関する著名人のコメントとしては、彼の発言が最も正鵠を得ている、と思います。



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以下は、前回に続き、僕の幼稚な頭での見解です。



ゼリンスキー氏は、人々の命を守ることを真に望んでいるのでしょうか?

僕には戦争をしたがっているようにしか見えないのですけれど。

“まずイデオロギーありき”だと、結果としてプーチンとどこが異なるのか?

違いは、プーチンのほうが(良くも悪くも)馬鹿正直だということぐらい、、、。



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あと帰国まで10日。お金がないので遠出は出来ません。2日に一度くらいのペースで、相変わらずハルキダ行きの列車で、アフィドニ駅で下車し(行き2.5ユーロ=約350円、帰りタダ)、駅の周りの草地で撮影を行ってます。出てくるメンツは同じなので、ここんところは次の電車(2時間置き)で帰ってきています。







今日はキアゲハを紹介。






写真4枚目~6枚目:4月9日、












7枚目~12枚目:4月23日、





13枚目~14枚目:4月25日。

同じ状況下(セリ科植物に産卵に訪れる)で、毎回撮影失敗しています。去年の霞丘陵でもそうだったのですが、なぜか良い写真が写せません。相性が悪いのか、それとももう一つ気合が入っていないのか、、、。



キアゲハをはじめ、ベニシジミ、クモマツマキチョウ等、ユーラシア大陸温帯域広域分布種というのは、意外とわかっていないことが多いですね。本当に全域べたっと同じ種がいるのか、複雑に種分化しているのか、、、、。ここに挙げた3種のうち、前2者は日本では都市近郊の蝶、後者は“高山蝶”の一員と、ポジションが完全に分かれているのですが、ワールド・ワイドな視野では、似たようなポジションにあります。



今回撮影できなかった、エゾスジグロチョウやルリシジミ、ツバメシジミなども前者に入ります。一応種が分けられている、ヤマキチョウ(クレオパトラヤマキチョウ)、モンキチョウ(セイヨウベニモンキチョウ)なども同列に扱って良いでしょう。モンシロチョウも、ある意味その一員と捉えることができます。



で、なんでまた(出来の悪い写真の)キアゲハを取り上げたかというと、一応ロシア絡みですね。日本ではどこにでもいるいわゆる普通種の蝶で、特に珍重されたりはしないのですが、あまり派手で大きな蝶のいないロシアでは、第一級の“美麗な蝶”として扱われている(ヨーロッパでもそれに準じる)ようなのです。たぶん採集とかも禁止(あるいは制限)されているのではないでしょうか。




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ウクライナ紛争。僕(今日74歳)の幼稚な意見です。

2022-04-25 20:53:28 | コロナ、差別問題と民主化運動、ウクライナ紛争




読者の方々に質問です(僕は頭が悪いので、教えて頂ければ幸いです)。

【Ⅰ】

マスクは、なぜ必要なのですか?

【Ⅱ】

「沖縄に対する日本」

「台湾・チベット・ウイグルに対する中国」

の違いを教えて下さい。

*ブログ記事の冒頭に、この質問を繰り返し続けます。



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終わらせるためには、ウクライナが白旗を挙げるしかない。それが「正しいか間違っているか」は別問題。



ここで白旗を挙げれば、力の強い側の暴力による侵攻を認めることになってしまう、、、それはそうでしょう。



でも、それは2つの意味で「別問題」だと思うのですね。



「力の強い側の一方的な暴力」というのは、本当にそう定義できるものなのか、立脚点を変えてみれば、別の解釈もできるのではないか。



それについて考える事は、ひとまず置きましょう。仮に「一方的な悪」を認定するとします。



シチュエーションは異なるとしても(すべての事象は全て異なる背景を持っている、同じ事象でも背景は無数にある)、今のロシアとウクライナの関係を、第二次大戦時のアメリカと日本の関係に置き換えてください。広島・長崎に原爆を落とされて、日本は白旗を挙げました。



アメリカは、膨大な数の一般市民を殺害したのですね。それは、いかに「正義の行為」であったとしても、許されることではありません。と言って、原爆投下後も日本が徹底抗戦し続ければ、日本という国は消滅し、日本国民も全員いなくなってしまっていた、という可能性大です。



国民の命を守ったのは、それが是か非かという問題ではなく、白旗を挙げた、という選択です。もし、人の命が何よりも尊いという前提に立てば、「強者の力に屈すること」は、唯一の正解だったのです。



もちろん、人の命が何よりも尊い、という前提が成り立つのかどうかは、僕にはわからない。そうではない、という考えがあっても、否定することは出来ません。



今日は、僕の74歳の誕生日です。よくまあ、滅茶苦茶な健康管理、リスク非排除のなかで、ここまで生きて来れたものと、ある意味呆れています。




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追記:ダルビッシュ、、、、

2022-04-25 08:11:47 | コロナ、差別化問題と民主主義、ウクライナ紛争





読者の方々に質問です(僕は頭が悪いので、教えて頂ければ幸いです)。

【Ⅰ】

マスクは、なぜ必要なのですか?

【Ⅱ】

「沖縄に対する日本」

「台湾・チベット・ウイグルに対する中国」

の違いを教えて下さい。

*ブログ記事の冒頭に、この質問を繰り返し続けます。



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ダルヴィシュが、今回の白井球審問題についてコメントを寄せています。



ウクライナ問題の本質と重なるように思います。



ダルビッシュ 批判集中の白井球審を擁護「選手も散々態度出すんだから」と理解求める/野球/デイリースポーツ online (daily.co.jp)



ダル

>>野球の審判って無茶苦茶難しいのに叩かれることはあっても褒められることはほとんどないよなぁ。選手も散々態度出すんだから審判にも態度出させてあげてください。



フォロアー

>感情出してもいいとは思うけれど、こればかりは誤審だからねえ(フォロアー:その投球はストライクに見えた)。



ダル

>>誤診と言いますが、テレビで見てる分には判定は簡単です。ですが、あの場面にいてリアルタイムであれだけ誤審が少ないのは本当にすごいです。元プロ野球選手が審判とかすると誤審連発なので、自分からするとプロ野球の審判は全員化け物です(笑)。



フォロアー

>試合中に選手のメンタルを考慮せず恫喝まがいのことをして、なんの弁解も説明も謝罪もしなかったことが問題なので、看過しろってのもおかしいと思うけど



ダル

>>選手がセルフジャッジで審判のメンタルも考慮せずに恫喝まがいのことしても弁明や説明、謝罪すらされないのは当たり前、むしろ忘れ去られる審判側のことは考えたことありますか?











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空気によって正当づけられる世論の危険性について

2022-04-25 08:05:01 | コロナ、差別化問題と民主主義、ウクライナ紛争




読者の方々に質問です(僕は頭が悪いので、教えて頂ければ幸いです)。

【Ⅰ】

マスクは、なぜ必要なのですか?

【Ⅱ】

「沖縄に対する日本」

「台湾・チベット・ウイグルに対する中国」

の違いを教えて下さい。

*ブログ記事の冒頭に、この質問を繰り返し続けます。



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佐々木朗希の17イニング52人完全シャットアウト継続後の注目の試合、初回先頭打者初球にヒットを打たれて、あっけなく途切れてしまいました。



けれどこの試合で圧倒的な話題となったのは、2回、ボール判定に不満の態度を示した佐々木投手に対して、白井球審が注意を促しにマウンドに向かったことです。まあ、白井球審という方は、パフォーマンス好きな我の強い方のようで、プロ野球ファンからの風評も余り良くないらしい。



ネット民からは、「44歳のおっさんの行為としては大人げなさすぎる」「止めに入った18歳の松川捕手のほうがよっぽど大人だ」という声が、怒涛の如く押し寄せられています。井口監督も「審判員にはもっと冷静でいて貰わなくては困る」と批判の言葉を公にしています。



佐々木朗希VS球審「松川君が神」18歳捕手が堂々制止&なだめる姿にネット沸く「松川さん凄すぎ」 (msn.com)



僕も、確かにそう思いますね。画像を見ているだけでも、いいオッサンが見っともない、という思いが感じ取れます。「20歳の佐々木朗希投手が可哀そう」「18歳の松川捕手が立派」という大多数の意見も当然のように思われます。



しかし、そのような「白井球審に対する非難」「佐々木投手擁護・松川捕手絶賛」の世論の中にあって、元プロ野球審判員の柳内遼平氏が、真っ向からの反対意見を述べている。



佐々木朗と白井球審の「トラブル」 元NPB審判員記者は広島・九里と経験 出てきた6年前の「報告書」 (msn.com)



なるほど、、、、と思いました。審判員は、プレイヤーや監督・コーチの言動を窘めるという権限を持っているのですね。いや、権利というよりも義務なわけです。無限の将来の可能性を秘めている佐々木朗希投手にとって、今最も必要な事の一つは、“天狗になってはいけない”ということだと思います。世間からの称賛だけに目を向けていてはならない。世間というのは、どだい無責任で自分勝手なものです。



白井球審は、自らが(世間に対する)敵役になって、佐々木朗希投手を、ある意味守ってくれたと解釈できるのかも知れません。まあ、たまたまなんでしょうが、、、(笑)。



米アカデミー賞の撲打事件もそうなのですが、ある行為に対して“空気”だけで称賛や批判を行うことに対する危険性、それを強く感じるのです。コロナやウクライナ問題に対しても同じ。“空気”だけで物事の善悪を決めつけることが、どれほど危険なことなのか、殊に日本の人々は、そのことが分からないままでいるのだと思うと、懸念は尽きません。



追記:

ちなみに、TVの録画再放送では、この場面を全面カットした由。このような事態を公衆に晒すのは、良くないこと、と判断したのだそうな。日本の将来は、真っ暗なようです。




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民主主義バンザイ!

2022-04-22 09:00:00 | コロナ、差別問題と民主主義、ウクライナ


民主主義バンザイ!

カテゴリー:コロナ、差別問題と民主化運動、ウクライナ



読者の方々に質問です(僕は頭が悪いので、教えて頂ければ幸いです)。

【Ⅰ】

マスクは、なぜ必要なのですか?

【Ⅱ】

「沖縄に対する日本」

「台湾・チベット・ウイグルに対する中国」

の違いを教えて下さい。

*ブログ記事の冒頭に、この質問を繰り返し続けます。



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ウクライナから日本に避難してきた女性が話す音声つきの映像に日本語字幕。

「今は大変だけど、平和になるように祈っている」

実際に話していた音声は、ロシア語とウクライナ語を交えた、

「私たちの勝利を願っています。ウクライナに栄光あれ」



・・・・・・・・・・・



戦争と平和、

反対語じゃないですね。

同義語です。



ついでにもひとつ箴言を。

科学とは魔法、科学者は魔法使い。

科学と魔法も、実は同義語なんですね。何度も書いたですが、漱石の「夢十夜」の運慶が仁王を掘る話を読んで下さい。



・・・・・・・・・・・



アメリカボストンの冒険旅行作家のおじいちゃん(僕より3つ下でした)と会食してきました。メキシコが主要フィールドの一つで、僕がチアバスに行きたい、と言ったら、いろいろとレクチャーしてくれました。



思ったよりも行くのは簡単みたいですね(ノービザ、ノーワクチンで入れる数少ない国)。チアバスはむろん治安が悪いのだけれど、言うほどのことではないようです(どこに物差しを充てるかで全然変わってくる)。その気になれば行けそうです(目的はNymphalis canomelas探索)。



中国だって、「よくあんな怖い国に行けるね」という日本人も少なくないですし。そりゃ、怖いと言えば怖いですけれど、それ言や日本だって、一部の外国人からは(様々な意味で)“怖い国”と見做されているわけで、、、(大方の日本人はその事実を知らない)。



こんなのもネット情報にあったです。

中国が「北朝鮮人女性と中国人男性の結婚」に驚愕した深い事情 (msn.com)

目から鱗が落ちる、というか、、、、まあ、嘘みたいな話ですが、まんざら嘘でもないのだと思います。



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いやもう、佐々木朗希は“凄い”としか言いようがない。まさかこんなのが現れるとは、誰も思いもしなかったでしょう。去年の山本由伸だって凄いと思ってたけれど、、、天井はないんですね。しかし、大谷も負けてはいない、昨日は快投快打でした。今年一年どんな成績が残せるか、楽しみです。

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日記 2022.4.21

2022-04-21 09:37:52 | コロナ、ウクライナ問題、身近な自然




超ハイテンションのポーランド人が隣のベッドに来て、、、、仕事が全く手に着きません。

夜は毎日大宴会で、、、。

現在のメンバーは、ロシア、イラン、ポーランド、デンマーク、ノルウエイ、アイルランド。

共通語は英語なので、キューバ人は加わりません。



この雰囲気が嫌な由、アメリカの旅行作家のおじいちゃん(ケンさん)は、ホテルを移りました。



今日これから、久しぶりに再会して、昼飯を一緒に食べに行くことになっています。



さっき、こんなのを送ってきてくれた。



アメリカの自費出版。

これは挑戦するべきかも知れませんね。



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昨日は、久しぶりに快晴となりました。それで、いつものアフィドネス(鉄道で30分2.5ユーロ)に行きました。初夏の蝶にメンバーが替わっているかな?と期待していたのですが、先週までと同じメンツです。



モンキチョウ(セイヨウベニモンキチョウColias crocea)







モンキチョウの仲間やヤマキチョウの仲間は、静止時に絶対に翅を開きません。翅の表を見るチャンスは、こんな時だけです。



ヤマキチョウ(クレオパトラヤマキチョウGonepteryx cleopatra)





食樹のクロウメモドキ科に産卵中の雌。



産卵中の雌に近寄って撮影していたら、カメラに気が付いて地上に降りて“死に真似”。



再び飛び立って、次に産卵したのが、全く関係のないトウダイグサ(たぶん気が動転したのだと思う)。



小さなクロウメモドキも見つけて産卵します。



逆光になると姿が分からなくなる。



雌は黄色一色です。



雄は翅表が紅色。透視光で色が良くわかります。



去年の初夏から生き続けているので、さすがにボロくなってます(雄は冬越しをする必要があるのでしょうか?)



クモマツマキチョウ Anthocharis cardamines


















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Happy Birthday Johnny Tillotson

2022-04-20 08:33:16 | アメリカン・ポップスearly60’s


Happy Birthday Johnny Tillotson




今日4月20日は、ジョニー・ティロットソン84歳の誕生日です。



さっき、久しぶりにユーチューブをチェックしたら、初めて聞く曲がアップされていました。

なかなか素敵な曲です。いつ頃の録音なんだろう、、、、。



Johnny Tillotson - Good Brown Gravy - (Official Music Video) feat. Wink Martindale - YouTube






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日記 2022.4.19

2022-04-20 08:30:09 | コロナ、ウクライナ問題、日記




ここのところ天気が悪いので、山には行かずに、地下のWi-Fiスペースでデスクワークに専念しています。午後になると、ロシア人とかイラン人とかキューバ人とかが集まってきて騒ぎ出し、なんだかんだ話しかけてくるので、仕事になりません。



「中国の蝶」のほかに、「中国の野生植物」にも並行して取り組むことにしました。全100巻、各数100頁。すでに出来上がっている7~8巻を再構成しています。蝶のように一冊の中に「日中英」文を詰め込むのではなく、それぞれ独立の巻にしようと考えています。中には、英訳した後、日本語の原文を廃棄してしまっているのもあって、それらは改めて日本語に再翻訳します。大変な作業なのですが、頑張るしかありません。



今日も、さっきまでキューバの兄ちゃんが横のテーブルに来て、落ち込みまくっていた。こいつは滅茶ロー・テンションで、普段はスマホでキューバにいる家族と大声で延々と話している。自称37歳(でもどう見ても27歳以上には見えないんだけれど)。とにかく“かまってちゃん”で、毎日のようにいろんな不満を延々と聞かされる。聞かされる、といっても、英語が全く喋れないということで、スマホ翻訳機でスペイン語からの翻訳。悩みの内容はいつも同じ。「37歳にもなるのに仕事にありつけない」「このホテルに10か月も泊まってるのに全然予定(フランスに行こうとしている?)が進行しない」「みんな英語ばかり喋ってスペイン語を喋らないので頭がおかしくなりそうだ」「家族と一緒に暮らしたいのに離れ離れになって何年も会っていない」「俺はキューバ人なのにアフリカの黒人と間違えられている」「キューバのパスポートで行ける国は僅かしかない」「キューバに生まれたというだけでなんでこんなに差別されなきゃなんないんだ」「それもこれもキューバの政治家のせいだ」「世の中狂ってる」、、、。と、毎日のように聞かされる(スマホの翻訳機の声で)わけです。



誰かが近くにいたら、その人に振ります。この間は、自転車でヨーロッパ一周しているベルギーのおじいちゃんに振りました。この人が滅茶真面目な人で、真剣に相談に乗ってあげていた。結論は「君は来るところを間違えた、スペインに行けばよかったのだ、みんなスペイン語が喋れる」。



さて、どうやってスペインに行くか?キューバ・パスポートでは飛行機に乗れないんだそうで。ちなみにお金は持ってるみたい(なんせ10か月もホテルに泊まってる)。スマホで見せて貰ったキューバの実家は、凄い豪邸。紹介してもらった(しょっちゅうスマホで喋っている)お姉さんは、凄いセクシーで美人のカリビアン、でも、やっぱり20代にしか見えない。



昨日は、ロシアの姉ちゃんに振った。この人もまじめで、いちいち一生懸命(一時間以上!)応えていた。「なんでキューバ人というだけで差別されにゃならんのか?」「家族にずっと会えない(毎日スマホで話しているけれど)、こんな理不尽で不幸なことは許されるのか」、、、、そんなこと言われてもねぇ~。



そりゃ、私たちロシア人も同じ。ここにいる日本人のおじいちゃんだって、天涯孤独で、74歳になっても一人で頑張ってんだよ。あんたは若いし、家族もいるし、幸せじゃない。



今日も、キューバ人が現れたタイミング(昼飯の時間)で、運悪くロシアの姉ちゃんがやってきて、また捕まって同じ愚痴を延々と聞かされていた。キッチンに行った隙に、うまくトンズラしました(僕もほっとした、笑)。



ロシアの姉ちゃんは、静かでおとなしい人なんだけれど、前からずっといるロシアの22歳青年は、躁うつ病の躁状態ではないかと思えるほど、ハイテンション。イランの兄ちゃん(こいつがまたハイテンション)とセットで、毎日なんだかんだやってます(彼らが何のためにギリシャにいるのか、良く把握していない)。今日もこれから出現する(さっきから何度も顔を出して、いまも来ていて、僕が書いてるパソコンを覗いてる)ので戦々恐々です。昨日は、夜中の0時まで、ロシアン・ポーカー(複雑なルールのトランプ)に付き合わされた。「僕はやり方知らん」と、隣のテーブルにいたイラクのおっさんに振った。そのおっさんは普段は寡黙なんだけれど、トランプと聞くと突然饒舌になって、大声でまくし立て始めた。曰く「断る、俺はプロのギャンブラーだ、そんな子供の遊びみたいなのは出来るわけがない」と、ギャンブルが何たるかを、延々と説明し始めた。



ということで、結局昨夜は仕事が出来ずに、延々とトランプをやらされていたわけです。今日はどうやって逃がれるか、今から考えときゃなりません。



このロシアの青年(見かけは10代にしか見えない)は、滅茶苦茶クレバーで、例えば日常的に使えるメジャー言語が5か国語(ロシア語・英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語)、日本語も相当喋ります。イスラム語とか中国語とかヒンズー語とかも。日本語以外はほぼ全く喋れない僕からしたら、どんな頭の構造してんだろうと思ってしまいます。



まあ、安いゲストハウスなんで、いろんな国からのゲストがいるわけなんですが、不思議とアメリカ人が少ないですね。ボストンのお婆ちゃん(ロシアの青年と会うのを嫌がって逃げ出してしまったみたい)と、同じくボストンの旅行作家のおじいちゃん(同じく別のホテルに逃げ出した、明日街でお茶を飲みます)だけです。



アメリカ人が少ない、ということで言えば、5‐6年前までズ~ッと利用し続けてきた、中国各地のユース・ホステルでも(ヨーロッパ人は多いのに)何故かアメリカ人は少なかった。ベトナムの外国人観光(避暑)地サパでは、白人メインなのにアメリカ人はほぼ皆無。アメリカ人は一体どこにいるのでしょうか?



そういえば、今回のギリシャでも、3か月近くもウロウロしてるのに(三世以外の)日本人にもほとんど会っていない。このホテルで一人、(日本語を喋らない)日本人にちょこっと出会っただけです。中国人や韓国人にも出会っていない(サモス島でズボンとサンダルを買った露店?の姉ちゃんが中国人でした)。



日本人、どこにいるのでしょうか? ちなみに、以前度々行ったハワイ(オアフ島やハワイ島)でも、なぜか(空港以外では)日本人にほとんど出会っていないんですね。不思議と言えば不思議です。





一晩だけこのゲストハウスにとまっていたベルギー人のサイクリストのじいちゃんと。






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「週刊中国(と東アジア)の蝶2月5日号」がやっと完成しました

2022-04-18 08:34:05 | 中国、蝶、新刊





近日中にインターネット上でも刊行を予定しています。目次と、あとがき(付記)を紹介しておきます。



週刊/Weekly Magazine 【2022年2月5日号】

中国(および東アジア)の蝶 Butterflie of China(and Eastern Asia) 中国(和东亚)的蝴蝶

Limenitis mimica 拟缕线蛱蝶 アサギイチモンジ(2010.6.15 雲南省梅里雪山西当~雨崩)

イチモンジチョウ族Limenitidini线蛱蝶族 【タテハチョウ科Nymphalidae蛱蝶科】

Junzo Aoyama 【Photo office萌葱】



线蛱蝶 White Admiral Family Nymphalidae, Subfamily Limenitidinae, Tribe Limenitidini

イチモンジチョウ族Limenitidiniに所属する全ての種を広義のイチモンジチョウ属Limenitisに含めたうで、

( )内に亜属名を示した。ただし、各亜属への帰属は慣例によるもので、系統関係は反映していない。中国名も“线蛱蝶”で統一し[]内に中国で使用している名を添えた。



はじめに P.2

目次 P.3

Limenitis(Limenitis)populi 红线蛱蝶 オオイチモンジ(ウスグロオオイチモンジ) P.6

Limenitis dubernardi 蓝线蛱蝶 ミヤマアオイチモンジ P.7

Limenitis(Litinga)mimica 拟缕线蛱蝶[拟缕蛺蝶] アサギイチモンジ P.8

Limenitis(Litinga)cottini 缕线蛺蝶[缕蛺蝶] ヒメゴマダライチモンジ P.9

Limenitis(Ladoga)helmanni 扬眉线蛱蝶 ナガサキイチモンジ P.11

Limenitis doerriesi 断眉线蛱蝶 デリースイチモンジ P.12

Limenitis(Ladoga)homeyeri 戟眉线蛱蝶 ホソオビイチモンジ P.13

Limenitis(Ladoga) camilla 隱线蛺蝶 イチモンジチョウ P.14

Limenitis(Ladoga) glorifica 戈线蛺蝶 アサマイチモンジ P.15

Limenitis(Ladoga)sulpitia 残锷线蛱蝶 タイワンホシミスジ P.16

Limenitis recurva 倒钩线蛱蝶[倒钩帶蛱蝶] カギモンイチモンジ P.17

Limenitis(Athyma)opalina 虯线蛺蝶[虯帶蛺蝶] ヒラヤマミスジ P.18

Limenitis(Athyma)jina 玉杵线蛺蝶[玉杵帶蛺蝶] ニトベミスジ P.19

Limenitis ciocolatina 巧克力线蛺蝶 チョコレートイチモンジ P.20

Limenitis(Athyma)puncutata 六點线蛺蝶[六點帶蛺蝶] ニセメスアカムラサキ P.20

Limenitis(Parasarpa) albomaculata 白斑线蛱蝶[白斑徘蛱蝶] オオニセメスアカムラサキ P.21

Limenitis(Patsuia)sinensium 黃葩线蛺蝶[中華黃葩蛺蝶] キモンイチモンジ P.22

Limenitis moltorechiti 橫眉线蛺蝶 ヨコマユイチモンジ P.23

Limenitis(Athyma)nefta 相思线蛺蝶[相思帶蛺蝶] ツマアカイチモンジ P.23

Limenitis(Athyma)ranga 離斑线蛺蝶[離斑帶蛺蝶] ゴマダライチモンジ P.24

Limenitis orientalis 三帶线蛺蝶[(No Chinese name)]ミスジイチモンジ P.25

Limenitis(Athyma)selenophora 新月线蛺蝶[新月帶蛺蝶] ヤエヤマイチモンジ P.26

Limenitis(Athyma)cama 雙色线蛺蝶[雙色帶蛺蝶] タイワンイチモンジ P.27

Limenitis(Athyma)asura 珠履线蛺蝶[珠履帶蛺蝶] ナカグロミスジ P.32

Limenitis(Sumalia)daraxa 青肃线蛱蝶[肃蛱蝶] アオスジタテハ P.33

Limenitis(Parasarpa)dudu 丫纹线蛱蝶[丫纹俳蛱蝶] ムラサキイチモンジ P.34

Limenitis(Auzakia)devana 奥线蛱蝶[奥蛱蝶] アズキイチモンジ P.35

Limenitis各種の♂交尾器図 P.36

「中国のチョウ」解説文再掲 P.38

雲南省梅里雪山のイチモンジチョウ類 P.50

ベトナム・ファンシーパン山のイチモンジチョウ類 P.68

フォトギャラリーほか P.76

Seokia prattii 锦瑟蛱蝶 ベニホシイチモンジ/Chalinga elwesi 艾维线蛱蝶 ウラアカイチモンジ P.81



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付記Ⅰ

それまではイチモンジチョウの仲間だと考えられていたChalinga elewsiについて、その処遇に疑問を呈した吉田徹也氏(コムラサキ研究のオーソリティの一人)は、筆者に標本とともに再検討を委ねられた。♂交尾器を検した結果、Seokia prattiiと、基本的な構造が完全に一致することが判明、両者をイチモンジチョウ亜科その他から切り離した、独立の分類群に所属せしめるべきであることが判明した。しばらくして、某氏との電話での会話中に、その話題を告げた。「吉田氏からの依頼ゆえ発表は暫く控えてほしい」と添えて。しかし、某氏は、我々が発表する前に、学会誌での報告を(僕が教えたことも記さず謝辞も添えずに)行なってしまった。私はそのすぐ後に刊行した「中国のチョウ」で、発表する予定だった♂交尾器の比較図と詳細な解説を紹介した。その際、「同様の見解はすでに発表されている、なぜその報文を引用しないのか」というお叱りを受け、2重の意味で辛い思いをした。実は、このような例は、枚挙にいとまない。筆者が、蝶愛好家の世界と距離を置いているのも、その辺りに要因がある。



付記Ⅱ

2年前、著者の持つハードディスク2台が、相次いでクラッシュしてしまった。ちょうど、パソコンやハードデスクから、別のハードディスクに移す作業をしていた途上である。運悪く、そのうちの1台に、これまでに撮影した蝶のほとんど全ての写真を移動し終えた直後である。もう一台には、2011年~2012年撮影の全てのオリジナル写真が入っていた。この両年は、梅里雪山を中心に積極的に蝶の撮影をしていた年だ。したがって、多くの蝶のオリジナル写真が消失してしまうことになった。パソコン内部や他のハードディスク内に残ったのは、送信のため極端に軽く処理した写真と、ブログに張り付けた写真がほとんど。「梅里雪山の蝶」ほかの自主制作本は、それらの残った写真を利用して作ったものである。小さなサイズの本を作ることは可能だとしても、大きく引き伸ばした写真は使えない。ただし、原稿の作成と写真の整理の真っただ中だったシロチョウ科(ことにAporia各種)の写真は、その大半の原版を、 ちょうどパソコン内部に一時保管していたときだったので、多くのカットが難を免れた(それで「梅里雪山および中国西南部の蝶ⅡAporiaとPierinae」を作成しえたのである。その対極がタテハチョウ科(ことにLimenitis各種)。写真の整理を終え、ほとんどすべてのカットをパソコン内部からハードディスクに戻し終えた直後のクラッシュ。しかも、この仲間は多くの写真が2011年~2012年度の撮影なので、原版写真は皆無に近い、という状況になってしまった。幸い、というか、テスト制作用にワードに張り付けたものが何組かある。「梅里雪山の蝶」に利用したカットや、今回準備した資料は、それからの転用である。クオリティの低いことは、ご了解頂きたい。また、オリジナル写真を見ることが難しいので、データの確認作業にも手間がかかる。(ごく僅かではあるが)一部の写真については、日付に若干の誤記が成されている可能性がある。正確なデータが確認出来次第、訂正を行いたいと考えている。ご了解頂きたい。



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中国大陸周辺地域産イチモンジチョウ族27種(+関連種)の生態写真の紹介(本文は日本語・英語・中国語)。それに「中国のチョウ」(1998)の解説文(主に雄交尾器の形状比較によるsectionの分類)の再録などを加えた。表紙・裏表紙を加えて88頁。



2022年4月15日

青山潤三

Photo office 萌葱MOEGI

Email:jaoyama 20@yahoo.co.jp

三井住友銀行 大船支店 普通口座 7012686










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日記 2022.4.16

2022-04-17 07:51:37 | コロナ、ウクライナ問題、日記




今日も一日ゲストハウスの地下?のWi-Fi室で過ごしました。午前中はあまり人が来ないので、仕事がはかどります。この数か月間(ギリシャに来た2月10日よりも前から)ずっと取り組んでいた「週刊中国(と東アジア)の蝶2月5日号」(Tribe Limenitidiniタテハチョウ科イチモンジチョウ亜科イチモンジチョウ族)が、やっと完成しました。これ一冊で3か月かかってしまったです。



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先日から、ヨーロッパでは日本のヤフーニュースを見れなくなってしまっています。で、グーグルでチェックしているのですが、ヤフコメ欄がないわけで、記事に対するコメントを読むことが(投稿することも)できません。それで、ただ記事を読んでいるだけなので、あまり面白味を感じないのですが、言い換えれば気が楽ということで、これはこれでグッド・シチェーションではないかな、と思っています。



嫌いな有名人は山のようにいます。以下にピックアップした記事の発信者の大半は、嫌いな人に属します。でもなぜ嫌いなのか、自分ではよくわかっていない。なんとなく、ですね。実は、なかなか良い事言ってます。



【舛添直言】プーチンはなぜこれほど冷酷になれるのか 東方正教会文明が生み出した「現代のツァーリ」(1/4) | JBpress (ジェイビープレス) (ismedia.jp)

舛添は、ほんとに嫌いです。珍しく、大衆と意見が一致します。でも、この記事を読んだら、「意外にまともなこと言ってるじゃん」と、ちょっと見直しました。彼の言うように、ロシア/ウラクイナ問題には、深く巨大な背景が存在するのです。



ウクライナ情勢を語るために、日本人が絶対に見なければいけない5つの映画がある(猪瀬 直樹) | 現代ビジネス | 講談社(1/4) (ismedia.jp)

舛添を出すからには、猪瀬も出さにゃなりません。現代ビジネスのU氏は両方取材したことはあるそうで、舛添は結構いい人、猪瀬は滅茶イヤな奴、と言ってました。その猪瀬が何故か現代ビジネスに寄稿しています

(注:舛添・猪瀬ら僕と同世代の著名人は呼び捨てにして良いというルールを勝手に作ってます)。



鳩山由紀夫氏、ロシアのウクライナ侵攻で「米国が利益」 (msn.com)

(ヤフコメ民に代表される大衆からの)嫌われ者ということで言えば、この人に尽きるでしょう。「日本国籍を剥奪せよ」という声も少なからず聞こえてきます。でも僕はこの人好きですね。



「会ったこともない人と籍を入れた」「実質夫婦だったのは2時間だけ…」7回離婚したビッグダディ(57)が明かす、それでも結婚したワケ (msn.com)

一世代下の人で、名前しか知りません。何してる人なのかも知らない。一応有名人なのですね。顔も知らないし、どんなこと喋ってるのかも知らないのだけれど、嫌な人であることだけは確定していました。でも、この記事読んだら、案外素敵な人じゃん、と思いを改めました。



「あの出来事があってから『幽霊は本当にいるのかもな』と…」元火葬場職員・下駄華緒が語る、覆された“死生観” (msn.com)

僕は、霊とスピチュアルとかは、全く信じないのですが、そのことと、それが存在するか否かということは、全く別次元の問題だと思います。そういったものは、日常の中にもちゃんと組み入れられている。いや、日常というもの自体が、実は特殊な存在なのかも知れない、、、と。



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昨夜は、デンマーク人(イラクで生まれ育って、デンマークに移り住んで50余年)のおじいちゃんと遅くまで話し込んでいました。数日間、顔を見るだけで言葉は交わしていなかったので、遠避けられているのかな、と思っていたのだけれど、単に(見かけによらず)シャイなだけで、喋り出すと止まらなくなってしまう。



今朝、昨夜泊まっていたアルジェリア(現国籍はフランス)の若い女の子がチェックアウトするとのことで、余った食料をどっさり僕にくれました。



昼食は、イラン人がチャーハン作ってくれた。イラク人とイラン人が共存してます。僕の知る限り、対立してたのは、ボストンのお婆ちゃんと、ロシアの青年(22歳だけれどもっと若く見える)だけです。



そのロシアの青年(住んでいるところはドイツみたい)は、昨日アパートを契約してきたと(月200ユーロ/3万円ぐらい)。夜はこのゲストハウスに遊びに来ます。



ボストンのおじいちゃん作家のケンも、ホテルを移りました。このゲストハウスは居心地が良くない(キューバの男性が大声で喋りまくるのがウザい)からと、メールが届きました。アメリカでの(メディア関係の)仕事の橋渡ししてくれそう。



あと、永らくクレタ島で過ごしていて、一昨日(カメラを買いに)アテネに来ていたイギリスの青年。野生の野菜に興味があって、それをクレタ島で調べているのだそう。彼もいろいろレクチャーしてくれます。





アルジェリアの女の子からのプレゼント!






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「ギリシャと日本で対応する興味深い数種の蝶について」 2022.4.15

2022-04-15 20:47:42 | コロナ、ウクライナ問題、身近な自然



今日も快晴で、、、アテネに来てから10日間、ぶっ通しで快晴です。こう快晴続きだと、困ってしまう。フィールドに出ないことに、なんか罪悪感を覚えてしまいます。そこはグッと我慢して、2日連続でデスクワークに励みます。夜になると、イギリス、ロシア、スペイン、フランス、ドイツ、イラン、キューバの兄ちゃん姉ちゃんがやってきて、落ち着いて作業が出来なくなってしまうので、彼らが来ないうちに済ませとかねばなりません。



ここんところずっと、食事は同じメニュー(スーパーで購入)。朝飯がクロワッサン(0.27ユーロ)4個。昼飯がスパゲッティ(2ユーロ)。晩飯がインスタントラーメン(2個0.52ユーロ)に野菜セット(1ユーロ)にソーセージ(0.99ユーロ)。

それにインスタントコーヒー(ブラック)とフルーツジュース。夜はロシアの兄ちゃんがロシア風料理を作ってご馳走してくれたりします。一日900円ぐらいの計算で、貧乏人なのにかなり贅沢してますね。栄養とか健康とかは、まるで考えたことがない。日本にいる時もそうなのですが、大抵一か月間ぐらいは毎日ほぼ同じメニューで通します。世の健康マニアやリスク排除主義者の中には、74歳(10日後)の僕よりも、ずっと早くにくたばっている人も少なくないと思うのですが、、、、何でですかね。



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今日のニュース。NATO絡みの攻防。ロシア首脳(プーチン大統領とメドベージェフ前大統領)の男性2ショットと、スエ―デン首相&フィンランド首相の女性2ショットの、それぞれの記者会見が、多数取り上げられています。これがもう対照的で、、、、前者の暗く重苦しい雰囲気と、後者の明るく爽やかな雰囲気が、もろに伝わってきます。非常に個人的な感覚の感想です。だからどうした、って話ではありません。



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JR東日本・恵比寿駅。案内板にあったロシア語の表記。利用客から「ロシア語の表記は不快だ」という苦情が複数あったので、それを削除した、、、、そうです。



世界中の人々が、平和を望み、戦争を忌避しているはずなのに、現実は、、、、、結局そういうことですね。皆が(自分たちの)平和を望んでいる限り、戦争がなくなるわけありません。



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上2つの話とは無関係な蝶の話です。



前回と同じ写真を再紹介。





クモマツマキチョウ雌の静止場所。2022.4.12 ギリシャ・アテネ郊外




モンキチョウ雌の静止場所。2007.9.30 中国雲南省梅里雪山





クモマツマキチョウ雄。2010.6.17 中国四川省雅江県



15年ほど前に撮影し、その後何度も取り上げている、モンキチョウの静止場所の写真を、セットにして改め紹介しておきます。



なんでまた、こんなピッタリな状況になるんでしょうかね。蝶の側と植物の側の色あいの余りの調和。



もちろん偶然なのですが、別の視点から捉えれば、偶然じゃないのですね。偶然とは何か?それは必ずしも「必然の反対語」ではありません。案外「同義語」なのかも知れない。



この2つの写真、いろいろと考えることがあります。とにもかくにも“ス、ス、ス、ストレンジ、、、!!”と言うしかない。でも、捉えかたによれば、それほど不思議な事ではないような気もします。案外、あまりに日常的な現象なのかも知れませんね。だって、生物の基本は、姿を隠す、周りに溶け込む、という能力を、本質的に備えているわけですし。



例えば(やはりシロチョウ科の)キチョウやヤマキチョウの場合、静止時にはほとんど全ての状況において、周りに溶け込んでいる(ことに半逆光で見た場合は完璧に)。



それ自体は考え方によればとんでもなく不思議な現象が、全く日常的に別に不思議でなく行われていることが、ある意味不思議です。



それでもって、キチョウの、「どこにでもいていつでも見ることのできる(かつ周囲の光に溶け込んで見つけるのが難しい)普通にそこいらにとまっている状態の写真」を探したのですが、これがなかなか見つからない。こんな時の説明の為に、それを時々撮ってはいるのだけれど、パソコンのどこに収めているのか、探し出すのは相当に困難です。大抵の場合は、クリアに姿が分かる完全逆光(透視光)や、翅裏のデテールが良くわかる完全順光にカメラの位置を向けて撮影しているので、最も普通に接している「周りに溶け込んだ」状態の写真が、出てこないのです。



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「萌葱Books」新刊紹介

春の女神ギフチョウLuehdorfia japonicaの姉妹種、エーゲ海の春の女神モエギチョウ(旧名のシリアアゲハ/ニセアポロ/ムカシウスバから改称)Archon apollinus。両者は外観こそ著しく異なりますが、基本形質の比較や、DNAの解析によれば、姉妹集団であることが分かります。この両属(および両者を結びつける化石種)でギフチョウ族Luehdorfiiniを形成します。ユーラシア大陸の東西に遠く離れて生き続ける“姉妹たち”に会いに、エーゲ海の小島を訪ねました。そこで見た“実際の生きた姿”は、まさしくギフチョウそのもの。その観察記です。








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