青山潤三の世界・あや子版

あや子が紹介する、青山潤三氏の世界です。ジオログ「青山潤三ネイチャークラブ」もよろしく

中国の野生植物 Wild Plants of China リンドウ科Gentianoceae-9

2021-02-21 20:14:10 | コロナ 差別問題と民主化運動 中国の花




読者の方々に質問です(僕は頭が悪いので、教えて頂ければ幸いです)。

【Ⅰ】
マスクは、なぜ必要なのですか?

【Ⅱ】
「沖縄に対する日本」
「台湾・チベット・ウイグルに対する中国」
の違いを教えて下さい。


*今後、毎回のブログ記事の冒頭に、この質問を繰り返し続けることにします。

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この後、(台湾産の真偽はともかくとして)“究極の屋久島固有種”ヤクシマリンドウに対応する中国大陸産近縁種群“ナナツバリンドウ類=輪葉竜胆類”(リンドウ科/リンドウ亜科/リンドウ族/リンドウ亜族/リンドウ属/多枝組sect.Kudoa/輪葉竜胆系ser.Verticillatae)について述べていく予定ですが、どうやら10回ぐらいかかりそうです。そのあと「ハルリンドウの仲間=小竜胆組」が50回分ぐらい控えていて、更にハナイカリ属、ツルリンドウ属、ヒメセンブリ属、センブリ属、シロウリンドウ属、サンプクリンドウ属、、、、等々が延々と続くので、気が滅入ってしまいます。

そんな折も折、ニュージーランドのルイスから新年(春節)の挨拶が来た。

日本の元旦のお祝いメールは、ちょっとしか返ってこなかったけれど、中国人からの春節祝メールは結構どっさり来ます。香港大学の哲学博士I教授(香港デモについての意見を交わしている)、昆明の植物学者B博士(以前シオガマギク属の同定を手伝っていただいた)、麗江の民族音楽家のA氏(上海の芸術家村で同席した)等々。単純な挨拶ではなく近況などが記しているのが嬉しいのですが、中国語で返事(僕の方の近況報告など)しなくてはならぬことを想うと、億劫で、なかなか返事が出せないでいます。

ルイスからのメールは久しぶり。それ自体はとても嬉しいのですが、“要件”が付随してあって、「知人の中国人が書いた蛾の新種記載の論文をチェックしてくれ」と(学会誌に投稿したのだけれど何故か拒否されてしまった由)。結構しんどい作業ではあるのですが、一応ルイスとは日本語でのやり取りが出来るので、それを優先することにしました。

論文の作者は(会ったことがあるかどうかは不明だけれど)一応僕の(西南農林大学時代の)同窓生で、ルイスの若い中国人の奥さん(もとはと言えば僕が彼女にルイスを紹介したのだ、えへん!)の友人なのだそうです。

え~と、チェックと言っても、かなり大変ですね。何しろ、英語も中国語もまともに出来ない僕ですから。
それで、
>様式を拒否されたのか、内容を拒否されたのか。
>前者なら、僕は全く分かりません。後者ならある程度の判断がつきます。
という書き出しで、「ちょっと時間が欲しい」と返信して、今細読しているところです。結構時間がかかりそうです。

まだ途中なので、なんとも言えないのですが、、、、
(ゲニタリアの構造比較から)概ねのところは分かってきました。
「中国人は頭が良い」
「中国人は努力家だ」
「しかしどこか抜けてる」
という、いつもの想いが頭を持ち上げてきます。

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というわけで、(もともと長くかかりそうだった)「リンドウ第10回(ナナツバリンドウ類➀)」は、最初の出だしの部分(四川省雪宝頂で最初に出会ったナナツバリンドウの話)だけ紹介しておくことにして、残りの大半(「ロゼット・クラスター」の話題を中心とした雲南省白馬雪山産ナナツバリンドウ)は、次回に回すことにしました。




コメント
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