goo blog サービス終了のお知らせ 

へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

備蓄米の放出   追記です   さらに追記です

2025年03月05日 18時41分40秒 | 毒舌(皮肉)

 

米価の高騰で「政府の備蓄米の放出」が決まったが・・・・。

果たして、これでお米の値段は下がるのであろうか?。

これはあくまでの「私の個人的な予測」ではあるが、一時的な値下がりはある「かも」しれないが、これは一時的なものでしかなく、その後はまた値上がりをすると思うのだが。

その理由だが、備蓄米の放出に当たっては、次の収穫米から同じ量を買い戻さないといけないのだ。

ということは・・・・。

思い切った「コメの増産」でもしない限り、今度は今年の秋の新米がその分足りなくなるのだ。

そうなると・・・・。

また今回と同じことが起きる。

ちなみに、米の増産はそう簡単に行くのか。

今まではコメの減産対策として「飼料用米」を作っていたので、その分を食用に回す手もあるが、そうすると「飼料米」が不足し、それをどう補うのか。

海外から飼料用作物を輸入する手もあるが、そうなると「貿易赤字」になりかねない。

「風が吹けば桶屋が儲かる」とも言うように、備蓄米の放出は様々な分野に影響を及ぼすので、「想定外」の問題も出てきかねない。

ということで、安易に備蓄米の放出は喜べないのだ。

それだけではないのだ。

大企業などでは「大幅な賃上げ」も行われているが、米農家はどうなのであろうか。

大事な肥料も大幅な値上がりをしていて、農作業に使う農機具の燃料代も大幅に上がっている。

が、農家は「賃上げ闘争」など出来ないので、米は高く売らないと農家はやってゆけない。

米の値上がりで飲食店は一斉に値段を上げている。

米農家だって収入を増やさないとやって行けないのだから、安くなど売りたくない。

って言うか、肥料も燃料も高騰しているのだから、嫌でもその分は高くなる。

今までがぎりぎりでやってきていて何とか耐えてきた。

それが今回の値上がりて一息ついた感じに。

なので、値下がりする可能性はかなり低いと思うのだが・・・・。

 

 

追記です。

今年の稲作の作付け面積を増やす動きもあるようだが、ある人がこんなことを言っていました。

「作付面積はそう簡単に増やせるものでもないが、上手く増やせたとしても、その田んぼに植える苗の種籾が手に入るのか」と。

その人は「自家消費用米」しか作っていないので作付け規模は小さいが、田んぼには余裕があるのだが、そこに植える苗の手当てができないらしいので。

その近隣の農家だって高齢化で稲作をやめるところも多くなり、「あと何年作れるか?」とも言っているので。

そして、「田んぼに余裕があるので苗の手当てができれば作付けを増やしたいのだが・・・・」とも言う一方で、「体力的に無理なのでその気はないよ」とも。

2025.03.02.

 

 

さらに追記です。

 

政府の備蓄米の放出だが、日時も放出量も報道されたのにまだ価格は上昇を続けているのだとか。

備蓄米の放出で一時的にせよ「上げ止まり」が起きる「かも」と予想したのだが、この予想は見事に外れたようです。

これはあくまでも私の推測だが、「放出した量と同じ量を翌年の収穫米から買い戻す」が良く知れ渡っているのだろう。

放出したのと同じ量をまた買い戻す。

そうなると・・・・。

今年の秋の新米はその分流通量も減る。

増産でその分を補えればいいが、大雨や台風などで減収になったらどうなるのか。

そう、心配の種は尽きないのだ。

ということは・・・・。

これからはもっと値上がりするかも。

少しくらい高くても買いだめに励む人もいるようなので。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「石破茂」と「松田龍平」の... | トップ | 力で現状を変更する »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

毒舌(皮肉)」カテゴリの最新記事