へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

レジ袋やめます

2008年03月05日 20時20分27秒 | Weblog
東京のあるスーパーが、「レジ袋を削減」するのではなく、「やめる」と言うことを試験的に始めるという。
省エネが叫ばれる中で、ある意味で「画期的」とも言えるのだが、私の感覚から言わせてもらうなら、????、と言う感じである。
「資源を大切に」と言う意味では大いに結構な事ではあるが、以前にも書いたことがあるのだが、「レジ袋の削減・廃止」による効果は「それ程大きなものではない」、つまり「やらないよりマシ」と言う程度だと思うのだが・・・・。
「1リットルのガソリンを節約する事が、レジ袋何枚の節約になるか?」と言う事は考えられていない。
トヨタを始めとする多くの自動車メーカーが「ハイブリット車の開発」に力を入れているようだが、このことにも少し、????、と言う気がしてならない。
「果たして本当に普及出来るのか?」と考えると、「車自体は省エネ・省資源」と言う事になるが、「普及させる為のインフラ整備」と言う部分に、「多くの資源とエネルギー」が必要になってくるのだが、その部分には全くと言ってよいほど触れられていないため、トータルに考えると「省エネ・省資源につながらない」と言う危険性さえ有ると思うのだが・・・・。
開発に使われる、資源やエネルギーもバカにならないのではないだろうか?。
そしてまだ気がかりな事がある、省エネ・省資源のために「ハイブリット車の開発」をしている一方で、「ハイオク仕様で、リッター5キロか6キロしか走らない車」の生産もしている事である。
私の車は、7年前の車であるが、「レギュラー仕様でリッター16キロ前後」は走ってくれるから、三分の一程度のガソリンで済むのだが、果たしてレジ袋何枚分の節約になるのであろうか?。
「車種が違う」と言ってしまえばそれまでだが、「ハイブリット車の開発」を前面に押し出しておいて、その一方で「豪華で重たくて燃費の悪い車の生産をしている」と言う現実は、かつて「ガソリンをこぼして走っている」と酷評された「アメ車」と、大して変わりがないのではないだろうか?・・・・。
「1500CC の私の車より重たい軽自動車がいくらでもある」と言う、「豪華で大型化をしている自動車産業」と言う状況の中で、マツダ・デミオが「小型化して100キロの軽量化」を成し遂げた事は、「大いに歓迎すべき事」だと思うのだが、「現状の流れに逆らう」と言う状況を考えると、「マツダ一社の力で何処まで出来るか?」と言う不安を拭い去る事は出来ない。
以前「マネシタ電器」と言う事を書いたが、トヨタの場合は「様子見トヨタ」と言う言葉が陰で言われているように、「消費者の反応」を見ながら動くので、マツダ・デミオの動きが広がるかどうかは「消費者の反応次第」ということになるのでは?・・・・。
昔からトヨタはマツダを嫌っているので、「マツダの後追い」と言う形になるのですぐに動く事は無いだろうが、「省エネ・省資源」と言うことを考えれば「面子」に拘っている事など出来ないと思うのだが・・・・。
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2 コメント

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まあ、やらないよりは… (河原 真)
2008-03-06 01:23:59
確かにおじさんの言う通りなのかも知れませんが、とにかくおじさんの様な消費削減の意識を持っている人達があまりにも少なくて、“国民全体の意識レベル向上”の為にやらなくてはならない、と言うのが実情では…。それを象徴するのはレジ袋削減の為に有料化するといいながら、未だに(消費者に嫌われて客が来なくなっては困るので)、有料化してない事。私が利用しているある店舗では、もう随分前からレジ袋は有料で代わりに商品の空き箱を『ご自由にお使いください』と置いてあります。だからといって、誰も文句を言わず、それを当たり前として利用してます。どうしてこんな簡単な事さえも実行出来ないのでしょう?本当に不思議です。おじさんが書いていた車の件ですが、これにしても、利便性ばかり追求した結果、本来の機能性に目が行き届かなくなったと言うべきでは…。ちょっと調子にのって言い過ぎたかも知れません。不適切な表現がありましたら、指摘してください。それでは失礼します。
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国民の意識レベル向上 (へそ曲がりおじさん)
2008-03-06 03:04:59
私の考えは少し違っていて、手品師が巧みに観客の目を誤魔化すのと同じ手口だと考えています。
とかく日本人の多くは「表面的なこと」に影響されやすいため、「省エネや省資源に勤めていますよ!」と言うパフォーマンスに騙されてしまい、ウラを知ろうとはしないのです。
私のように、「物事をウラから見る」へそ曲がり人間は「異端児」と言う事になり、日本では「絶滅危惧種」か「増殖不能種」と言う事になってしまうのですが、国の定める「レッドデーターブック」には記載されていない為、何の「保護対策?」もされていませんが、仮の話だが、私が主張するような事を実行したとすると、「景気は下降線をたどる」と言う事になってしまい、大きな混乱を引き起こしかねないのだから、政府も及び腰にならざるを得ないでしょう。
「持続可能な経済成長を目指す」などと言う事は、最早「机上の空論」でしかありません。
私の予想では、原油価格は高止まりしたままで、飼料用穀物を含めた食料や、鉱物資源の価格は上昇を続けるだろうから、ガソリン税を引き下げたとしても何の役にも立たないでしょう。
「不適切な表現・・・」と言う部分に関しては、私には「適切か不適切かを判断する」と言う資格は無いので、何も言う事は出来ません。
同じ事は私にも言えることで、余程の事でない限り気にしたらキリがありませんが、むしろ、その事を教訓として成長する事の方が大事だと思うのだが・・・・。
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