鳩山総理が辞任した段階である程度予想が出来ていたのだが、菅新総理の「消費税増税発言」で決定的になってしまったといっても良いだろう。
前から何度も書いているのだが、選挙に勝つためには「有権者が喜ぶコマセ(寄せ餌)をまく」と言うことが必要なのだが、去年の選挙で使ったコマセ(マニフェスト)が偽物だとわかり、その上に「消費税増税」と言う鋭い針が見えては魚(有権者)が警戒するのも当たり前であろう。
そんな隙を突いたのだろう、「みんなの党」と言う、私から見るとなんとも得体の知れない政党が躍進したのだが、この結果がどう出るかは未知数であろうが、果たして理想論が何所まで通用するか・・・・。
いつもの事だが、投票する人の多くは「この人(政党)なら何かをしてくれるだろう」と言う期待感(悪い言い方をするなら、「私利私欲を満たしてくれるだろうと言う期待」)を持っている人も多いだろう。
この「何かをしてくれるだろう」と言う考え方だが、私から見れば「暗黙のうちに賄賂を要求している」と言うことになり、それに応えようとする候補者(政党)はまた「贈賄(買収)」と言うことになるのである。
「族議員」と言うものが存在するのもこの事が原因で、「自分のお金を使うと買収になるが、税金を使うと買収にならない」と言うこと事態がおかしいと思うのだが・・・・。
さて、日本人であれば誰でも、成人(20歳)になると同時に「参政権」と言うものが与えられるのだが、この「参政権」、考え方を変えると「競馬の勝ち馬投票券(馬券)」と同じではないだろうか。
参政権と馬券を同じレベルで考えるのはいささか乱暴な話だと思うだろうが、冷静に考えて見ればさしたる違いはないことに気が付くのではないだろうか。
競馬にしても「馬券が売れなければ配当はない」と言う事で、馬券の売売れた金額によって配当も変わるのだが、選挙でも同じことが言えるのである。
そもそも、国(地方もだが)が何かをしようとすると「財源」と言う問題に直面するのだが、この「財源」、我々が様々な形で納めている「税金」で賄われている事は良く知られている事だが、多くの有権者は「少しでも税金を安くしてもらいたい」と言う心理が働くのだが、これは「馬券を少ししか買わない」のと同じことで、結果として「財源不足で期待されるような事業(配当)が出来ない」と言うことになるのである。
しかし、財源不足だからといって何もしなければ「選挙でそっぽを向かれる」と言う、政治家(屋)にとっては死活問題が待っているため、「赤字国債」と言う借金をしてまでもやり繰りをして、コマセをまいてきたのであり、その結果として「大量の赤字国債」が残ったのである。
しかし、何時まで借金が出来るわけでもなく、理想論を並べ立てて政権の座に着いた民主党も、「財源不足」と言う極めて現実的な問題を前に方向転換をせざるを得ず、菅さんも思わず「消費税増税論」を口にしてしまったのだろうが、私から見ると「よくぞ言ってくれた」と褒めてやりたい気がする。
最後に言うなら、これからの日本は「ジリ貧を覚悟するべきだ」と私は思うのだが・・・・。
少なくとも私はそのつもりで「生活の質」を下げているつもりである。
前から何度も書いているのだが、選挙に勝つためには「有権者が喜ぶコマセ(寄せ餌)をまく」と言うことが必要なのだが、去年の選挙で使ったコマセ(マニフェスト)が偽物だとわかり、その上に「消費税増税」と言う鋭い針が見えては魚(有権者)が警戒するのも当たり前であろう。
そんな隙を突いたのだろう、「みんなの党」と言う、私から見るとなんとも得体の知れない政党が躍進したのだが、この結果がどう出るかは未知数であろうが、果たして理想論が何所まで通用するか・・・・。
いつもの事だが、投票する人の多くは「この人(政党)なら何かをしてくれるだろう」と言う期待感(悪い言い方をするなら、「私利私欲を満たしてくれるだろうと言う期待」)を持っている人も多いだろう。
この「何かをしてくれるだろう」と言う考え方だが、私から見れば「暗黙のうちに賄賂を要求している」と言うことになり、それに応えようとする候補者(政党)はまた「贈賄(買収)」と言うことになるのである。
「族議員」と言うものが存在するのもこの事が原因で、「自分のお金を使うと買収になるが、税金を使うと買収にならない」と言うこと事態がおかしいと思うのだが・・・・。
さて、日本人であれば誰でも、成人(20歳)になると同時に「参政権」と言うものが与えられるのだが、この「参政権」、考え方を変えると「競馬の勝ち馬投票券(馬券)」と同じではないだろうか。
参政権と馬券を同じレベルで考えるのはいささか乱暴な話だと思うだろうが、冷静に考えて見ればさしたる違いはないことに気が付くのではないだろうか。
競馬にしても「馬券が売れなければ配当はない」と言う事で、馬券の売売れた金額によって配当も変わるのだが、選挙でも同じことが言えるのである。
そもそも、国(地方もだが)が何かをしようとすると「財源」と言う問題に直面するのだが、この「財源」、我々が様々な形で納めている「税金」で賄われている事は良く知られている事だが、多くの有権者は「少しでも税金を安くしてもらいたい」と言う心理が働くのだが、これは「馬券を少ししか買わない」のと同じことで、結果として「財源不足で期待されるような事業(配当)が出来ない」と言うことになるのである。
しかし、財源不足だからといって何もしなければ「選挙でそっぽを向かれる」と言う、政治家(屋)にとっては死活問題が待っているため、「赤字国債」と言う借金をしてまでもやり繰りをして、コマセをまいてきたのであり、その結果として「大量の赤字国債」が残ったのである。
しかし、何時まで借金が出来るわけでもなく、理想論を並べ立てて政権の座に着いた民主党も、「財源不足」と言う極めて現実的な問題を前に方向転換をせざるを得ず、菅さんも思わず「消費税増税論」を口にしてしまったのだろうが、私から見ると「よくぞ言ってくれた」と褒めてやりたい気がする。
最後に言うなら、これからの日本は「ジリ貧を覚悟するべきだ」と私は思うのだが・・・・。
少なくとも私はそのつもりで「生活の質」を下げているつもりである。