へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

民主党は君子?

2008年06月21日 02時44分04秒 | Weblog
民主党の前代表である宮原氏が、「君子豹変」と言う言葉を使って物議を醸しているようなのだが・・・・。
民主党が君子であるかどうかはともかくとして、民主党が政権を取った暁には「それまでの主張を棚に上げて豹変する」と言う事は十分有りうる事である。
宮原氏の言うように「財源の裏付けが無い」と言う状態では、どの様な主張も公約も「空手形」と言う事になってしまうだろう。
空手形にしない方法も無いわけではないが、それを実行するには「かなりの痛みを伴う」と言うことを覚悟しなくてはならない。
一番手っ取り早い方法としては、「赤字国債の増発」と言うことが考えられるのだが、今以上に赤字国債が増えるということは「夕張市の二の舞を演じる」と言う事になりかねない。
「夕張市の二の舞」を避けるためにはどのようなことをすればよいのだろうか?。
冷静になって考えれば、大阪府という「格好のモデル」があるではないか。
「本来であれば不正な財政処理」によって、かろうじて「夕張市の二の舞」になるのを避けることは出来たのだが、その後の新知事による「財政健全化}は遅々として進んでいない。
大阪府の問題は、単に「大阪府だけの問題」「対岸の火事」と捕らえて考えている人が多いようであるが、日本全国の自治体が「明日はわが身」になる可能性がある事を知らない人が多すぎるのだ。
「民主党政権」に期待を掛ける人が多いようだが、後になって「これでは自民党政権の方が良かった」などと言う事になっては「元も子もない」と言う事になってしまう。
正に「後悔先に立たず」とはこのことだろう。
昔から「上手い話には気をつけろ」と言う言葉があるように、上手い話など「めったに無い」ことがわからないのだろうか?。
かなり前の話ではあるが、ある司法関係の人と話す機会があり、「詐欺事件」に関して話をした事があるのだが、その人が言うには「騙す方も悪いが、騙される方も悪い」と言うのである。
その人が「盗人にも三分の利、と言うのはここから出たのではないか」と言っていたが、何となくうなずける気がした。
日本と言う国の将来を「政治家?」だけに任せておいてよいのだろうか?。
何かにつけて「政府の責任」と言うことが問われているのだが、「国民にも責任がある」と言うことをわきまえる必用が有ると思うのだが・・・・。
コメント
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