へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

不可解な判決

2007年04月05日 20時25分19秒 | Weblog
英会話塾、ノバ、に対する判決である。
600回受講する契約を、途中で解約。
常識的に考えれば、違約金または、受講した回数に応じた割引率の適用。と言うのが妥当のはず?。
しかし現実には、「600回受講したときの単価で計算せよ」と言う。
私は経営者側の「肩」を持つつもりはありません。
一消費者の立場で考えてみたのですが、どうしても納得がいきません。
「弱い立場」の消費者を守ろうと言うのかもしれませんが、「保護」と「甘やかし」は別だと思います。
この様な判決がまかり通るようでは、おちおち商売も出来なくなるのではないでしょうか?。
一般消費者が「まとめ買い」をするのは、まとめる事によって単価が下がるからです。
売る側にしても、まとめて売れるのなら、多少単価を下げても「数で埋め合わせが出来る」と考えているのです。
しかし、買った後になって「この分は要らないから返す」と言われたらどうするでしょう?。
返品した数に「まとめ買い単価」を掛けた金額が戻ってくるでしょうか?。
通常は、「支払った金額」から、実売数に「単品販売価格」を掛けた金額を引いた残りが帰ってくるはずです。
極端な例では、「一部を返品」してもお金が戻らない事もあります。
「1個150円の商品を、6個なら600円にします」といった場合、4個買っても6個買っても、600円です。
レジでは、最後の1個で「単価の修正」をする場合がありますから、5個では、750円、なんて事もあります。
英会話塾などの業界は、何かと問題が多いので、この様な判決になったのかもしれないのだが・・・・。
世の中には「拡大解釈」(本来は関連が無い事にも、似ているからと同じ解釈を当てはめる)をする人がいるので、問題が広がらなければ良いのだが。

かつて、ある事で裁判に巻き込まれた事がある。
結果は、負けました。
しかし、判決が確定するまでの過程では、????という場面に何度も遭遇しました。
負けた原因は、「法の不備」です。
判決文は、「法の不備」には全く触れず、「過去に下された判例」にもとずいたもので、「前例のない判決は出せない」という事です。
その後も「法の不備」は改善されていません。
頭の良い?やつは、巧みに法の隙間をついてきます。
新しい法律を作っても、直にその抜け道を見つける。
まさに「いたちごっこ」「もぐら叩き」です。
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霜注意報

2007年04月05日 04時29分58秒 | Weblog
折角出した植物を、またしまう事になった。
チョット気が早すぎたようだ。
急に暖かくなると、毎年のように、同じことを繰り返す。
「温暖化」という言葉にも、多少影響されている。
地球の温暖化に対して、様々な対策が検討されている。
しかし、どれをとっても、根本的な解決にはならないだろう。
気の遠くなるような長い時間をかけて作り上げられた、「自然のサイクル」。
その「自然のサイクル」とは「かけ離れた速さ」で、人類は発展してきた「ツケ」が回ってきたのだ。
殆ど再生不可能な「化石燃料」を、浪費する事でのみ可能な事なのです。
「化石燃料の枯渇」が現実味を帯びて来てからあわてても、手遅れでしょう。
偉そうな事を書いている私も「共犯者」である事は確かです。
私個人としては「これ以上の発展」は望みません。
むしろ、「戻れる物ならば」昔の生活に戻りたいです。
「便利な世の中」には、それなりの代償が伴います。
あと何年、「宇宙船地球号」は、人類の暴走に耐えられるのでしょう?。
盛りを過ぎて、衰退期(老化)に入った「人間社会」。
残された道は、少しでも老化を遅らせる程度しかないのかもしれません。
温暖化に対して、バイオ燃料が脚光を浴びていますが、これとて、原料の多くは人類の食料になるものです。
すでに、「価格高騰」という問題がおき始めています。
昔のように、枯れ木や枯れ枝、柴、等再生産可能な物を燃料にすれば、問題は殆ど起きません。
しかし、人口が増加して、「再生産可能な量」を超えてしまうと、問題が発生します。
「永久に成長する」という神話はないのです。
自然界では、ある種が急激に数を増やすと、えさ不足と、捕食者の増加などにより、数を減らします。
人間だって例外ではないはずです。
一度便利な生活を始めると、元に戻すのは大変です。
経済は、停滞ではなく、衰退してしまいます。
しかし、このまま成長を続ければ、やがては失速して、墜落するでしょう。
墜落しては「元も子も」有りません。
旨く「軟着陸」する方法を考えなければいけないのですが、「非常に難しい問題」です。
仮の話、それを実行しようとする政府が現れたとしても、たちまち国民の支持を失い、立ち行かなくなるでしょう。
半年前までは「漠然」としか考えた事がなかったのですが、ブログに書くようになってからは「現実味」が増しました。
そして、「予想以上の速さ」に驚いているのです。
新聞も読まなければ、テレビのニュースも見ないという人には、「全く関係のない話」でしょう。
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