本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

関の話

2015-10-06 09:53:58 | Weblog
 関ヶ原展から思い起こしたが、「関」とは国境を意味する。関所がまさに国境にある。箱根の関も安宅の関も勿来の関も国と国の境にあったのだろう。
 刃物で有名な関市は日本のほぼ中央にあるそうだが、ここが東側と西側の境で東の関になる関東と西の関になる関西になるのか。
 
 岩手には一関市がある。二の関も三の関もあったか。下関は国境だったか。佐賀の関はどうだろう。とにかく全国的に○○市○○関町は多いようだ。しかも今でも隣県との県境に位置する所もある。
 
 相撲では力士名のあとに関がつく。関取からきたのだろう。鶴竜関てな具合だ。この関取の意味は陣地の取りあっこか。昔は大関が最高位だった。そこが大きな境目ではなかったか。なにしろ直近の下位は境目に控える関脇ですもの。